11/12千葉L戦 Pick Up Player【小山史乃観選手】

21、22シーズンと2年連続で、なでしこリーグ1部ベストイレブンに輝いたレフティー。21年は主にトップ下を務めて9得点6アシスト。22年も10得点で決定率は27.8％と攻撃的なセンスは高い。現在は、ゲームメイクにも参加する現代型のサイドバックとして左サイドから起点を作っている。
リーグ戦に先駆けて行われたWEリーグカップでは4試合にフル出場。特に第3節のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦では、試合開始から左サイドで主導権を握ると、先制点も自身の左足から生み出した。高和芹夏のミドルシュートをGKが弾いたところを詰めた形だったが、高い位置を取るポジショニングの妙が光った。
迎えるセレッソ大阪ヤンマーレディースとしてのWEリーグ初戦。「自分の武器は運動量。守備だけではなく、攻撃でゴール前に迫っていく姿も出したい。カップ戦が終わってから約1ヶ月、アタッキングサードに入った時の質は求めながら練習してきた」と、サイドバックの位置からでも積極的に攻撃にも関わっていく構えだ。WEリーグ初参入となる今シーズン。旋風を起こすべく戦うチームにあって、攻守の中心として躍動する18歳から目が離せない。