11/26EL埼玉戦 Pick Up Player【宮本光梨選手】

小柄ながら豊富な運動量とポジショニングに優れ、攻守に気が利く中盤の仕事人。自らの長所を「運動量を生かしながら次のプレーを予測してボールを奪うこと」と話すように、脇阪麗奈がガツンと相手に寄せるその横で、セカンドボールやカバーに奔走する姿も多く見られるが、ボールタッチも巧みであり、攻撃にリズムを生み出せる選手でもある。WEリーグカップのグループステージ第1節、ノジマステラ神奈川相模原戦ではこぼれ球を拾ってロングシュートも決めたが、意外性のあるミドルシュートも持ち味の一つ。「いつも狙ってはいます」と語る思い切りの良さも魅力だ。
 
「ピッチ外での魅力は泣き虫」（古澤留衣）という仲の良い先輩からの証言もあり、本人に確認すると、「サッカー以外の普段でも、意味分からないところで泣いてしまうんです（笑）」と自覚している。もっとも、「最近は泣いていない…かな？（笑）」とも語るように、大人の階段を登っているようだが、「昨日（前節）の試合後は少し（泣きました）」と苦笑い。後半アディショナルタイムでの失点で敗れた直近2試合を払拭するために、今節も人一倍、中盤で汗をかき、味方のために走り、チームの勝利に貢献したい。