5/19 マイ仙台戦 Pick Up Player【矢形 海優選手】

背後への抜け出し、ゴール前での決定力に優れたストライカー。前線からのアグレッシブなプレスで、守備での貢献度も高い。今シーズンはここまでチームトップの6得点を記録。マイナビ仙台レディースでプレーしていた昨シーズンの記録（4点）を越えて、自身のWEリーグでのキャリアハイとなる7得点（一昨シーズン）の更新も視野に入ってきた。3月から4月にかけ、離脱する期間もあったが、復帰後は4試合で3得点。終盤に来てギアも上がってきた。ただし、2得点を決めて勝利に貢献した前節の試合後も、「FWとしてシュート数はまだまだ少ないし、チャンスでもっと決め切りたい」と話すなど、貪欲な姿勢は変わらない。今季の目標に定めた「二桁得点」の可能性も残っているだけに、「ペナルティーエリア内に入る回数を増やして、ゴール前でのクオリティーを上げていきたい」と今節を含めた残り2試合に向けた抱負を語る。
 
WEリーグ発足後、2シーズンに渡ってプレーした仙台から“復帰”した今シーズン。節目の試合にとにかく強い。カップ戦の第2節・サンフレッチェ広島レジーナ戦で、WEリーグ参入後、チームのホーム初ゴールを決めると、カップ戦の第4節では古巣相手に2得点。WEリーグ参入後ホーム初勝利の原動力となった。リーグ戦に舞台を移しても、開幕のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦で先制点を決め、チームのWEリーグ初ゴールを記録し、歴史的な勝利に貢献。第7節のアルビレックス新潟レディース戦では自身の誕生日を自ら祝うバースデーゴールが決勝点となり、WEリーグ50試合目となった第17節・ノジマステラ神奈川相模原戦でもゴールを決めた。となれば、今季のホーム最終戦であり古巣戦となる今節も、得点の予感しかしない。「ワクワクという気持ちより、燃えています（笑）」と意気込みを語る一戦で、勝利につながるゴールを決めてみせる。