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9/21 新潟L戦 Pick Up Player【中谷 莉奈選手】

  • 9/21 新潟L戦
  • メディア


DFラインはどこでもプレー可能であり、対人守備に強く攻撃参加も得意なオールラウンダー。リーグ開幕戦となった前節は左サイドバックで先発し、78分まで出場。安定したプレーでチームの勝利に貢献した。「攻守両面でスプリントできる攻撃的なSBを目指す」という強い決意で臨んでいるWE参入2年目の今シーズン。始動前のオフには、「走りをメインに練習しました。標高が高い、高山と同じ環境があるジムで走っていました」と“高地トレーニング”を実施。心肺機能を高め、90分を通して走り切れる体作りに励んだ。その効果について、「肺の部分はいける」と実感しつつ、「試合終盤になるにつれて、筋力が肺に追い付いていない。取り組まないといけない課題もハッキリしました」とも語る。日々のケアも、「練習前の身体操作(エクササイズ)、練習後や試合後のケアは、どんなに疲れていても、欠かさずやると徹底しています」と話すように、「コツコツが勝つコツ、大きな勝利のためには小さな勝利を積み重ねる」という座右の銘を実直に続けられる勤勉性が長所だ。
 
そうしたストイックさを持つ一方、「ピッチを離れたら、いつもニコニコしている」(中西ふう)というチームメートからの証言もあるように、どんな時でも笑顔を忘れない清涼さも魅力の一つ。現在、FIFA U-20女子ワールドカップを戦っているU-20日本女子代表にも継続的に招集されていただけに、「あの場にいれなかったことは悔しい」思いは本心だろう。それでも「(米田)博美、(白垣)うの、(和田)麻希、(小山)史乃観、一緒にやってきたメンバーが世界で戦っている姿は刺激になっています。優勝に向けて応援していますし、自分もここから代表に入っていけるように、課題を克服していきたい」と努めて明るく前を向く。「憧れの選手」は林穂之香(エヴァートン)。「全てが上手く、常に自分に矢印を向けて高めている姿を尊敬しています」と大先輩をお手本に、地道に努力を重ねて成長することを誓う。開幕2連勝を目指す今節。「サッカーを始める前」の2011年、FIFA女子ワールドカップ優勝メンバーの川澄奈穂美らとのマッチアップで負けずに渡り合い、勝利に貢献したい。

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