3/15 S広島R戦 Pick Up Player【宮本 光梨選手】
- 3/15 S広島R戦
- メディア
豊富な運動量と巧みなポジショニングで中盤を支えるバイプレーヤー。昨シーズンはリーグ戦全22試合に出場し、16試合がフル出場。キャプテン脇阪麗奈とともに不動のボランチとして君臨したが、今シーズンは中盤でもプレーする荻久保優里や松本奈己の台頭もあり、昨シーズンに比べて出場時間を減らしている。それでも、長所である「運動量、予測力を生かしたボール奪取」を含めた守備力は今も健在であり、チームにとって欠かせぬ選手であることに変わりはない。今節も、現在7アシストと攻撃を牽引している脇阪を「少しでも前でプレーしてもらうために」広範囲をカバーするつもりだ。もっとも、守備だけではなく、昨シーズンに引き続き今シーズンも、「配球力を高めること」もテーマに掲げている。“守備の人”で終わらず、「ボールを動かすこと、ゴールに直結するプレー」もさらに成長できる要素として自身に課している。
座右の銘は、「継続は力なり」。今シーズンも継続していることは、「走り回ること」と回答。
今節の対戦相手、サンフレッチェ広島レジーナは、ビルドアップ時は4-3-3が予想され、中盤の枚数は相手が多いだけに、背番号18の攻守に渡る献身性、豊富な運動量が主導権を握るためには欠かせない。パスの出どころを抑え、中盤から飛び出してくる相手をしっかり捕まえたい。また、攻撃に移った際は、今シーズンの目標に掲げている「ゴール」も虎視眈々と狙っている。リーグ再開初戦のアルビレックス新潟レディース戦では、交代で入った直後、果敢にシュートを放ってゴールを脅かしたが、意表を突くミドルシュートも武器の一つ。決めればWE初ゴールとなる得点も、「チャンスがあれば狙っていきたい」と意欲的なだけに、相手ペナルティーエリア内に入った際は注目だ。