2009Jリーグ ディビジョン2
第35節第1日
2009.8.22土
セレッソ大阪
0
HOME
FULL TIME
1
大阪長居スタジアム
0-0
0-1
水戸ホーリーホック
高崎 寛之 (67')
大阪長居スタジアム
9,007人
監督コメント
選手コメント
・香川真司
「前半はチャンスはあったし、決めるところを決めたら楽な試合だったかもしれないけど、最近相手に警戒されて、研究されてすごくブロックをされて、難しい部分が後半はたくさんあった。そこは我慢して、自分たちを信じてやるしかないです。今日も決して悪いイメージはなかったんですが、ホームで負けてサポーターにガッカリさせてしまった。自分たちを信じてやっていきたいと思う」
・尾亦弘友希
「勝ちたかった。個人的には運動量の面で自分のイメージしていたのとは違ったなという戸惑いがあります。もう一回チャンスが来れば、今日以上のパフォーマンスができるようにまたトレーニングをしていかなきゃなと感じました。サポーターの声援はうれしかったし、その期待に応えたかったですが、正直、チームもそうだったと思いますが、個人的にも納得のいくものではなかったです。これが第一歩というか、もう一回自分を見つめ直さなきゃいけない部分もあると思いますけど、課題もいくつか見えてきたので、しっかりそこを練習で取り組んでいきたいと思います」
「今日のゲームの内容ですが、パフォーマンスとしては決して悪くはなかった。その中で、ゴールを決める、フィニッシュだけが足りず、勝利という結果に結びつけられなかったこと、これが非常に残念でなりません。試合のあとにはチームのほうで企画していた『Road to Azuki』というキャンペーンの抽選もあっただけに、こういった結果で終わってしまい本当に悔しく思います。ただし、この悔しさをチームとしていかにコントロールしていくか。強い気持ちを持ってチームを立て直していくしかないと思っています。数字の上では、シュートを19本打ちましたし、逆に水戸の何度かの攻撃の中から、1点を取られてしまった。決してパフォーマンスとしては悪くはなかったのですが、セレッソにとってはすべてがうまくいかずに終わってしまった、残念な試合だったと思います」
Q 第3クールの大事な初戦でしたが、水戸にあってセレッソになかったものとはなんでしょうか?
A「正直なところを申し上げて、このパフォーマンス、残った数字含めて、セレッソが負けという結果になってしまうのは決して妥当な結果ではないと思います。ただし、水戸の勝負強さが本当にすばらしかったということもここで申し上げたい。非常に堅いディフェンス、GKのファインセーブも含めて、しっかりしのいで、しかもそのあとのチャンスをしっかり決めた勝負強さ、そういう水戸の素晴らしさは忘れてはならないと思いますが、シュート19本を打ったセレッソの方が勝利に近い結果が出て妥当な試合ではなかったかと思います。それでも、水戸の勝負強さは決して忘れてはいけないと思います」
Q セレッソは前半と後半の戦いが変わったように感じました。やはりマルチネスの存在の大きさは感じましたか。
A 「おっしゃるとおりだと思います。チームの軸であるマルチネスが、前半非常にテンポよくパスを出して、ゲームの主導権を握っていました。しかし、彼が怪我をして後半パフォーマンスが落ちてしまったことは否めないと思います。ただ、やはりマルチネスがいなとからといって、パフォーマンスが落ちるのではなく、控えの選手もそれだけの実力を持った選手がいますので、やっぱりしっかり期待に応えるプレーをしてほしかったと思います。マルチネスがいないことで、中盤から前線にかけての部分で迫力が欠けてしまったことはやはり否めないかなと思います」
Q (マルチネスと交代した)黒木が失点絡むミスをしてしまったが、彼がここ数試合ベンチだった理由は?
A 「黒木というのは本当に若い選手であり、プロとしてレギュラーを勝ち取ったのは、今年が初めてということになります。それに比べてマルチネスは非常に経験が豊富。簡単に比較することはできませんし、黒木にはこれからも試合を通して学んでいってほしいと思います。私は、若い選手にはミスをする権利がある、という言い方をするんですが、チームとして若い選手が成長する上でミスをするというのはどうしても起こる。ただ、その中で本人がミスをいかにとらえ、チームとして修正して彼の成長につなげていくか。決して彼のミスで今日の試合に負けた、そういう言い方をするつもりはまったくありません」
Q 4試合、香川と乾にゴールがないが、パフォーマンスが落ちているのか、研究されているのか、どちらか?
A 「理由としてはどちらもあるのではと思います。そうは言っても、シュートを19本打ちましたし、ひと試合アベレージでは2点以上点を取っています。今日の試合を含めて、決定機を作り出す力と言うのは間違いなくリーグナンバーワンであると思いますし、今日のような無得点の試合は今シーズン数少ないゲームのひとつだと思います。先ほどの話しにもつながりますけれども、2人ともまだまだ若いですので、いろんな部分を学び修正していってほしいと思います」