2010Jリーグヤマザキナビスコカップ/Aグループ
第6節
2010.6.5土
大宮アルディージャ
村上 和弘 (21')
石原 直樹 (90'+4)
2
AWAY
FULL TIME
1
NACK5スタジアム大宮
1-0
1-1
セレッソ大阪
丸橋 祐介 (70')
NACK5スタジアム大宮
5,586人
監督コメント
選手コメント
・丸橋祐介
「(得点の起点となったロングフィードについて)前線にアキさん(家長)がいて、キープしてくれると思っていたので。そこで、上がっていったら(ボールが)来るかなと思っていました。そしたら来たので、決めることができてよかったです。(公式戦初得点については)同点ゴールやったんで、結構うれしかったです。中盤3枚の左に入ったんですが、監督からは、どんどん自由に動いて、乾くんとアキさんと自由に攻撃するよう言われていて、守備は左サイドをガミさん(石神)と2人で、しっかり守るように言われていました。(同期の山口とのプレーはやりやすかった?)そうですね。(下部組織の頃から)長年というか、結構一緒にやっているので、やりやすかったです。ただ、課題が多かったですね。まだ球際の強さとか行けていなかったし、まだまだです」
・茂庭照幸
「前半はどうしても相手のペースに飲まれたところがあって、セレッソらしい形がなかなかできなかったですけど、後半はいい意味で開き直って割り切って、(藤本)康太(のポジション)を1コ上げて、いい形で潰すことができたし、セレッソらしいサッカーができたんじゃないかと思います。ただ、ロスタイムにやられる形がここ何試合かあるので、それを今後はJリーグが再開したときに繰り返さないように、次の試合も、今日もそうでしたが、ただの消化試合ではなく、1年間通して成長していくための、ステップアップのための公式戦だということを踏まえて、ちゃんと取り組んでいきたい。(ここまで未勝利のナビスコカップについて、最終戦に向けては)相手が東京だし、俺にも意地があるし、セレッソのためにも、成長していくためにも、決して無駄にはできない大事な一戦だと思っているので、私情は捨てて、しっかりセレッソのために結果と内容の伴うゲームにしたい」
「今日のゲーム内容は互角の試合で、両チーム共に決定的なチャンスが何度かあった試合でした。そういった意味では引き分けて妥当だったのではなかったかと思います。また、この試合は我々の何人かの選手を見極めるための試合でもありました。結果としては最悪の結果となってしまいましたが、内容的には互角だったのではないかと思います。
Q後半から黒木選手、山口選手、丸橋選手を投入し、丸橋選手はゴールという結果を出しましたが、それぞれの評価をお聞かせください。
A「彼ら若い選手たちにチャンスを与えるという意味でも、本当に大事な試合だったと思いますけれど、その中で勝利に結びつけば自信がつくし、あるいは今日のように負ければ大きな失望をいただくことになります。それらは全て彼らの経験ということになると思います。丸橋ですけれど、ゴールを決めてああいった喜びを味わうのも一つの経験ですし、将来のセレッソにとっては彼らが経験を積むことは大事なことだと思います。練習の中でできているものが、今日の試合の中である程度はできていたのではないかと思います」
Q 試合のこととは関係のないことなのですが、チームがうまくいっていない状況で、監督の長いキャリアの中でそういったことを何度か経験されていると思いますが、今の日本代表が苦境に置かれている中で、監督の経験の中から一般論でかまわないのでアドバイスなりを聞かせていただけませんか。
A「あきらかに状況としては代表とは違うということで難しい部分もありますが。例えば我々の場合はワールドカップ後のJ1再開に向けてチームの準備をしているところです。ですから代表の状況とはまったく違っていて、一週間後にはワールドカップが始まるそういう状況の中で何が一番大事かというと、『自信を持ったプレーをすること』につきると思います。なぜかというと、先日のイングランド戦でイングランドを相手に勝てることを日本は見せましたし、さらには予選突破の可能性もあるのではないかというサッカーもできたのですから、私は日本人の選手を見ていて一番大きな鍵を握るのはメンタルの部分だと思っていますし、そこを立て直すことができればチームの立て直しが可能だと思います」