2013Jリーグ ディビジョン1
第32節第1日
2013.11.23土
セレッソ大阪
シンプリシオ (52')
1
HOME
FULL TIME
0
キンチョウスタジアム
0-0
1-0
サンフレッチェ広島
キンチョウスタジアム
17,489人
監督コメント
選手コメント
■シンプリシオ選手
今日のゴールは練習でよくやっているコンビプレーです。
パスのタイミング、そしてどこへ出すか、みんなが考えながらイメージの共有ができています。
(今日は柿谷選手が引いて、シンプリシオ選手が前に出るパターンが多かったと思います。広島対策ですか?)相手は後ろに人数をかけていて、難しい状況でこじ開けるには、ポジションチェンジが有効だと自分たちで考えてプレーしました。
(監督からの指示はありましたか?)もっとアグレッシブに行こうと。広島のクオリティの高さがあるけれど、自分たちがボールを取ったら、アグレッシブに攻撃を仕掛けること。それが唯一のゴールのチャンスだということでした。
■キム ジンヒョン選手
勝って良かったです。広島は、前よりはぜんぜんシュートも飛んできてなかった。うちのディフェンダーが結構頑張ってくれて、今日はシュートもあまりなかったと思います。前で止めてくれるから絶対にゼロで終わらないといけないと思って、最後まで頑張れたのが良かったと思います。
(途中でセンターバックが変わることの不安はなかった?)ないですね。モニさん(茂庭)も良い選手だし、ヤマ(山下)、コウタ(藤本)や僕と比べると、ぜんぜん経験が違う選手なので、心配なくプレー出来たと思います。
ホタル(山口)とタカ(扇原)が良いポジションを取って、絶対に回されないようなポジションを取っていたので、バランスも良く守れたのでゼロで行けたと思います。
(前回は最後でやられたけど、前の経験が生きてる?)今日はタカとホタルがどんどん前に行くのではなく、結構引いて守った形だったので、前とは違うサッカーをしていた。最後でも、前に上がるのではなくて、後ろで守り切る形でいったので、最後まで良いディフェンスができたと思います。
この勝ちは本当に大きいです。前の試合にFC東京にも勝てたし、そこから残り4試合全部勝っていこうとみんなが一つになって試合に臨んでいると思います。
みなさんこんばんは。本当に今日の勝利をうれしく思います。
ゲームとしては互角だったと思いますが、非常に戦術的要素の求められる中で、選手たちが高い集中力を見せてくれたと思います。
最後はフィニッシュの精度が高かったセレッソが勝利したということになりますが、正直2点目もとれていたと思います。
広島さんは本当に経験値の高いチームだと思うので、だからこそ今日の勝利は、よりいっそう価値の高いものであったと思うし、サポーターの皆さんとこうして喜びを分かち合えることを本当にうれしく思います。
Q.広島が3バック、守備の時には5バックをとっていて、人を割いて守備をする相手に前半は攻めあぐねていたのではないでしょうか?
A.おっしゃる通り、広島さんの基本スタイルは3-6-1というシステムで、相手ボールの時にはしっかり後ろを埋めて守って、速いカウンターというところが持ち味だと思います。ボランチの選手も非常に上手いし、ツーシャドーも非常にインテリジェンスのある選手で、そういった中で、我々はマイボールの時に隙のないプレーをしなければ、逆に奪われて失点につながってしまうと、そういった心理的な駆け引きもあって、前半はなかなかゴールに向かうことができませんでした。そういう部分はあったかと思います。しかしながら後半は2回か3回ぐらい、2点目を取るチャンスがあったと思うのですね。これは決勝ゴールとなった1点目よりも、より決定的なチャンスだったと思うのですけれど、それを決めきれなかったというところは、課題として取り組んでいきたいと思います。
Q.柿谷選手、山口選手は日本代表の遠征もあり、日程的にきつかったと思うのですが、二人の評価をお願いします。
A.二人とも本当によくやってくれたと思います。日本代表でかなりの移動距離の遠征をした後で今日の試合を戦ったことを考えると、体力的には非常にきつかったのではないかと思いますけれども、おっしゃる通り山口螢はディフェンスにおいて彼の持ち味をしっかり出していたし、さらにゴールにつながりそうな決定機にも絡んでいました。(柿谷)曜一朗もゴールにつながるパスでアシストもしたし、フィニッシュの意識も高かった。
難しいゲームの中、二人は本当にいいパフォーマンスでチームを引っ張ってくれたと思います。
Q.今日、勝ちましたが、横浜が勝って差は縮まりませんでした。しかし順位は上げて4位になりました。今の順位についてどう思われますか?
A.一言でいえば、この順位にいるということは、「まだ我々は生き残っている」、そういう言い方ができるのではないかと思います。
我々にとっては「残り2試合を勝つ」、これ以外に考えられませんし、勝点の計算をあれこれしても無駄だと思うのですね。
まず、次の試合の鹿島戦に勝つ。それだけに意識を集中してハードワークを続けていくしかないと思います。そのためにもサポーターの皆さんには次のホームゲームも力強い後押しをお願いしたいと思います。
そして、最終節の浦和との試合。残り二試合の勝利を収めた後で何が待っているか。これを待つしかないという状況だと思います。