2014Jリーグ ディビジョン1
第3節第1日
2014.3.15土
セレッソ大阪
丸橋 祐介 (15')
山下 達也 (32')
ゴイコ カチャル (87')
杉本 健勇 (90'+4)
4
HOME
FULL TIME
1
ヤンマースタジアム長居
2-1
2-0
清水エスパルス
大前 元紀 (23')
ヤンマースタジアム長居
20,323人
監督コメント
選手コメント
■山下 達也選手
今日はやってやろうという気持ちが強かった。セレッソは前にタレントが揃っているので、どうしても前の選手は警戒されてしまう。後ろの方でもとれるぞ!というのをこれからもっと出していきたい。
(反省点は?)点をとってから、ちょっとバタバタしてしまった。そこを修正していきたい
(次の試合に向けての意気込みは?)相手のエースをつぶすのが、僕の仕事。今年はタイトルをとれるメンツがそろっているので、1つ1つこぼさずにしっかりとやっていきたい。
■杉本 健勇選手
前半よりは後半の方がより攻撃的なサッカーが見せられたと思う。4-1という結果でしたけど、もっとチャンスはあったので、最後の決めるところをもっとこだわってやらないといけないと思います。山東戦から学ぶこともあったし、あれを経験したので、試合で生かさないとダメだと思う。
そういった意味では前半相手にPKを与えてしまったのは、自分の準備不足だったりミスだったりなので、ああいうのはなくさないといけないと思います。僕が1点を(相手に)上げたみたいな感じだったので、今日の試合は何とか点を取らないとあかんなと思ったので、最後の最後でしたけど取れたことは良かったと思います。でもチャンスがあった中で1点しか取れていないので、まだまだ反省しないといけないと思います。
前半にカードを一枚貰っていたので、ハーフタイムに監督からも気を付けろと言われていた。ちょっと行き過ぎないようにしようと思っていました。去年とは違う形で、期待して貰っている分、しっかりと結果を残さなあかんと思いますので、このまま行きたいと思います。
(前半走り込んでヘディングしたシーンなど、積極性が見られた気がしますが)PKを取られた後だったので、別に僕がPKを与えたからじゃないですけど、積極的に行くシーンは増やさないといけないというのが個人的な課題に挙がっているところでもあるので、どんどん飛び込むという、泥臭いプレーが必要だと思うし、やっていきたいと思います。
今日は皆さんにも楽しんでもらえたのではないでしょうか。私たちにとっては非常に重要な試合でした。開幕からホーム2連敗ということで、選手たちもプレッシャーを感じていたと思いますが、こういう結果が出て非常に満足しています。そのプレッシャーによる硬さが前半に表れていたと思います。そういった中で選手たちが自分たちの力を出してくれたというところ、私たちが積み上げたものをピッチで見せられたところが良かったと思っています。また、どんな選手であっても、生身の人間ですから、やはり自分の力を出すには時間が掛かる、連携を深めるには時間が掛かるのは当たり前のことです。ディエゴに関しての期待も大きいですし、曜一朗においても、昨シーズンの素晴らしいパフォーマンスより、もっと素晴らしいものを期待している人が多いと思うのですが、今日のパフォーマンスを見て頂いたら解るように、日々連携も深まっていますし、可能性を感じさせるプレーも非常に多かったと思います。この先、確実に彼ら2人がチームの力になってくれると信じています。やはり、私が常々言っていること、個がチームを引っ張るのではなくて、チームが個を活かすというところ、その姿を今日の試合で見せられたと思っております。ディエゴにしても、(柿谷)曜一朗にしても、スーパーなプレーをして得点に繋げることはできなかったですが、彼らもチームの為にプレーをして、チームも素晴らしいプレーをした。その中で個を活かせるプレーを見せることができたと思っています。それは、非常に大きなことですし、彼ら2人が結果を出す日は、すぐ近くにやって来ると感じています。後は、積み上げてきたものを見せられたというところも大きな進歩ですし、前回の試合(山東戦)でメンタル部分の課題が残りましたが、その部分もクリアーできた。勝ちに対する執念、ハングリーさ、貪欲さをしっかり見せてくれたと思っております。試合を振り返ってみれば、私たちには、決定機が数多くありました。
そこを外したところは、次の試合に向けての修正点だと思います。相手も同じように何回かチャンスがありました。そこを粘り強く守って追加点を入れさせなかった、しっかりと勝ちきったところは評価できると思っています。
Q.後半チームの推進力が生まれたように感じましたが、ハーフタイムにロッカールームでカツを入れたのか、それとも彼らの中から自発的に生まれたのか。
A.ハーフタイムに私が言ったことは、前半を見た中での修正点、難しくない部分ですね。選手の意識ひとつで変われるところを話しました。まず、選手間の距離が遠くて、間延びしている時間がありました。ボールを奪ってからゴールまでが遠かったですし、時間が掛かってしまっていた点です。ただ、私がどういう指示を出しても、選手たちがそれをピッチで表現できなければ意味がないです。後半、非常に良いプレーをしているのは選手たちですから、選手たちを褒めたいと思います。
Q.南野選手のパフォーマンスが非常に良かったと感じましたが。
A.(南野)拓実に関しては、期待通りのプレーをしてくれたと思いますし、彼本来の力をしっかりと見せてくれたと思っています。ただ、継続して彼の力を証明し続けることが必要ですし、彼が良いプレーをしたのもチームが良いプレーをしたからだと思います。私たちの力、私たちの最大のストロングポイントは、チーム力だと改めて言いたいと思います。
Q.長谷川選手のポジションが前回と違いましたが、扇原選手のコンディションを考えてのことでしょうか。
A.(扇原)貴宏もここ3試合非常に良いプレーをしていました。だた、この試合に関して言えば、スピーディーに前線にボールを運ぶということがポイントだと考えました。アーリアをあの位置に入れることで、攻撃的で相手にとって危険なプレーが多くできる、その通りに、この試合は運べたと思います。また、私が望んでいるのは、うちのチームでボランチをしている3人とも、ブラジルワールドカップに行くということです。