2014Jリーグ ディビジョン1
第5節第2日

2014.3.29

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

0

0-0

0-0

アルビレックス新潟

キンチョウスタジアム

15,232

監督コメント

まず、こういう素晴らしい雰囲気の中で試合ができたことをサポーターの皆様に感謝したいと思います。予想していた通りの試合展開になりました。タフで非常に厳しく難しいゲームになるということ、細かいディテールが勝負の分け目になるという風に思っていました。その勝負の分かれ目になるプレーの中で、決断力や精度というところを欠いてしまった部分。特にフィニッシュの場面では、もう少し落ち着いてプレーをしなければいけませんし、精度にこだわってプレーをしなければいけない。そこが次に向けての反省点だと思っています。前半の入りは非常に良かったですし、素早いテンポで連動しながらパスを繋いでゴールに迫るということができていたのですが、そのゴール前のところで精度を欠いてしまった。焦りが出てしまった部分があったと思っています。前半の中盤以降、相手にボールを持たれる時間があったのですが、そこで受け身になってしまったところ、アグレッシブさがチームに無かったところで相手に主導権を握られてしまった時間帯があったと思います。後半はその辺を修正して、自分たちがボールを動かしながらゴールを狙っていくことができたと思っていますし、相手に決定的なチャンスをほとんど作らせなかったところについては評価すべきだと思います。やはり私たちが一番警戒していた新潟の高さ、そして裏を取る上手さというところで、サイドからの攻撃やサイドからのクロスに対して守備ができたと思いますし、相手にセンタリングを上げさせる回数も少なかったと思っています。サイド攻撃から川又選手があわせたシュートが唯一相手の決定機だったと思いますが、ジンヒョンがしっかりとセーブしました。ミドルシュートを相手に打たれた回数が多かったと思うのですが、危ないシュートではなかったにしろ、ボールフォルダーに対するアプローチを怠らず、シュートを打たせてはいけないということを修正していかなければいけないと思っています。今日の試合は、相手より決定機の数で上回っていたと思いますし、その決定機が巡ってきたときに、より冷静に、そして一番良い選択ができるようにならないといけないと感じました。落ち着きや冷静さをゴール前で今まで以上に持たなくてはいけない。巡ってきた決定機を絶対に逃がさないという気持ちの部分、精度や集中力も含めてもっと必要だと思います。
ただ、粘り強く体を張ってコンパクトに戦えたということ、全員が最後まで戦う姿勢を見せられたということに関しては、今後に繋がるものだったと思います。

Q.キンチョウスタジアムで、今シーズン初めての試合でしたが、キンチョウスタジアムの雰囲気や良さを教えてください。
A.芝生の状態も非常に良いですし、周りの雰囲気も最高だったと思っています。これだけ素晴らしいピッチだと、選手たちがミスをしたときに、ピッチが悪かったと言い訳ができない。サッカーをするうえで非常に素晴らしい環境だと思っています。ただ非常に残念なのは、このような環境の中で、私たちが結果を残せなかったこと、この中で結果を出して終りたかったと言うのが私の気持ちです。

Q.南野選手が今日の試合に関わらず非常に良いプレーを続けていますが、南野選手の評価について教えてください。
A.彼は、もっともっと良くなっていく選手だと思っています。まだ19歳になったばかりで、こちらが方向性を導いていかなくてはいけないですし、19歳でプレーに波があるのは当たり前です。その波をできるだけ小さくする必要があり、彼がシーズンを通して活躍できるように、考えていかなければならないと思っています。私も今日(南野) 拓実のプレーについては、良かったと思っています。ただ、良いと素晴らしいとの間は非常に大きな違いがあります。今日、拓実がゴールを決められるシーンがいくつかあったと思うのですが、そこを決めていれば素晴らしかったとこの場で言えたと思っています。彼は素晴らしいポテンシャルを持っているので、これで満足してはいけない選手だと思っています。

選手コメント

■ディエゴ・フォルラン選手
(連続ゴールにならなかったが)連続かどうかにかかわらず、常に1点でも多く取りたいと考えている。今日はチーム本来のサッカーが全体を通してできなかった。それからプラスアルファ に考えると、勝点1を取れたのは良かった。
(本来のサッカーができなかったとは?)試合によって良いとき、悪いときはある。このチームとして内容に満足できなかったこと。悪いながらも相手にとって危険なプレー、ゴール前に攻め込む場面はあった。
(どこが足りなかった?)もっとしっかりボールをつなぐということ。

■山下 達也選手
負けなかったことはよかったけど、ホームで、キンチョウで勝てなかったのは悔しいです。この勝ち点1が後々、よい形になるように、切り替えて次の試合に集中します。
(ジャンプ力が上がったように感じますが?)1点決めて、タイミングや感覚がつかめてきました。チャンスが来た時に、前のやつだ、というイメージが持ててきています。