2014Jリーグ ディビジョン1
第7節第2日
2014.4.12土
セレッソ大阪
フォルラン (21')
フォルラン (62')
2
HOME
FULL TIME
2
ヤンマースタジアム長居
1-1
1-1
ガンバ大阪
阿部 浩之 (42')
阿部 浩之 (53')
ヤンマースタジアム長居
42,723人
監督コメント
選手コメント
■ディエゴ・フォルラン選手
前半はチームとしてゲームをコントロールできていたと思いますが、最後にゴールを決められ、更に流れが悪くなって逆転されてしまいました。フリーキックは、キーパーがニアに寄りすぎているのではと思い、ファーサイドを狙って蹴りました。練習の成果が出たと思います。
(ダービーの雰囲気は?)本当に良い雰囲気でした。ガンバさんのサポーターも含めて本当に盛り上がった試合だったと思います。どの国に行ってもダービーは見ごたえのある試合で、それは両チームともが何がなんでも勝ちたいという気持ちが前面にでるからだと思います。
■柿谷曜一朗選手
(サポーターからのブーイングについて)ブーイングがどうとかではなく、自分たちが勝ちに行くだけ、それだけだった。悔しいです。
(ノーゴールが続いているが)自分のためだけのプレーをしていたら勝てない。自分のゴールよりも、チームが勝つためにできることをやる。(ゴールは)自分で自分を信じてやるだけ。(1点目はセレッソらしいゴールだったが)1点だけじゃなく、もっとゴールできたら良かった。
ダービーにふさわしい試合だったと思います。もちろん、良い結果を得ることはできなかったのですが、両チームを通じて4ゴールが入った試合でしたし、ダービーに相応しい雰囲気の中で選手たちも力を出し切ったと思います。ただ今日勝ち点2を逃した試合だとも思います。私たちが前半に良い入り方をしてコントロールできていた時間帯にゴールも決まりました。その後、冷静にゲームを進めていかなければいけない所で、相手に失点をプレゼントしてしまった。勝負に勝つためには、イージーなミスを無くしていかなければいけないと思いますし、非常にもったいない残念なミスだったと思います。私たちのチームは若い選手が非常に多くプレッシャーの中で継続して力を出すことは、なかなかできるわけではありません。私たちはトップを取るために戦い、そこが私たちの目標でもあるのですが、すべての試合を圧倒的な力を見せて勝つことは不可能ですし、その結果を得るためのチーム作りに時間が掛かることは当たり前です。ひとつずつ着実に質を上げていくことが必要ですし、これだけ大きな期待をかけて頂き、声援をしていただくことは選手としてありがたい事です。そのプレッシャーに負けずに、自分の力を出すことを学んでいかなければいけないと思います。
Q.ゴールキーパーを途中で交代した理由について教えてください。
A.試合に勝ちに行くためにゴールキーパーを替えました。キーパーはもちろん、誰にでもミスはあるのですが、特にキーパーのミスは結果に直接影響するので非常に目立つ。そして、私が選手にいつも言っているのは、誰かひとりのせいで負けるわけではないし、負けは誰かの責任ではなくチームで負ける。勝つときも同じように、誰かのおかげで勝つわけではなくて、チームが勝つ。ジンヒョンに関しては、非常に良いゴールキーパーです。彼もワールドカップ当落線上の選手としてのプレッシャーと戦わなければならない。試合を戦いながらも、どこかでリーグ戦に集中できずに、ワールドカップに選ばれるか、選ばれないかが頭をかすめている。まさに集中の部分が欠けていたと思いました。あそこで彼を替えて、彼を守ると言うメッセージもありますし、後ろをしっかりと安定させて、そして逆転しに行くという意図も私にはありました。うちにはジンヒョンだけではなくて代表候補選手が何人かいますから、代表に入るために何をするべきかという考えが強くなってしまっている部分というのもいくつかあります。私が選手にいつも言っているのは、普段通りのプレーをすれば、代表招集という結果を運んできてくれる。何か特別のことをするのではなく、彼らが彼ららしいプレーをして、彼らの良さを出したからこそ、代表に招集されたのであって、普段通りのプレーをしてくれれば良いと言い続けています。
Q.後半、ガンバ大阪が攻勢を強めてきた中で、セレッソ大阪としては何を考え、どういう風に打開していくことを考えましたか。
A.後半のあたまのところで、少し相手に主導権を握られたところがありましたが、その後の私たちのプレーを見て頂ければわかっていただけると思います。90分の時間の中で、ガンバ大阪に主導権を完全に握られた時間は5分~10分だと思います。もちろん、90分全てを私たちが支配して、コントロールできることにこしたこと越したことは無いのですが、相手もいるスポーツですから、それは不可能に近い。同点にされた後に、冷静にプレーすることを忘れない。逆転された後に、やろうとしていたことを忘れずに戦うことが大切だと選手には伝えました。我慢するとこは、しっかりと我慢して、後はやってきたチャンスを活かそうという話もしました。その中で、相手の時間帯をしっかりとしのいで、また私たちの方に流れを引き寄せることができたと思っています。