2014Jリーグ ディビジョン1
第9節第1日
2014.4.26土
ヴィッセル神戸
ペドロ ジュニオール (41')
マルキーニョス (78')
2
AWAY
FULL TIME
2
ノエビアスタジアム神戸
1-0
1-2
セレッソ大阪
フォルラン (54')
フォルラン (62')
ノエビアスタジアム神戸
25,382人
監督コメント
選手コメント
■ディエゴ・フォルラン選手
(引き分けという結果は悔しい?)勝利に値する内容だったので、みんなが悔しい思いをしている。自分たちが相手より危険なプレーを数多く作ったのは間違いない。今日も一度は逆転できた。今やっているサッカーを続けることが大事。そうすれば、必然的に勝利にもつながる。上位争いできる力は絶対ある。
(2点目はGKの前でバウンドしたが、狙っていた?)ファーを狙って、イメージ通りにGKの前でバウンドしたと思う。
(2得点以外にも味方からいいパスが出ていた。お互いのタイミングが理解できてきた?)お互いにプレーがよく分かるようになってきたし、今から3ヶ月経てば、もっと連係はよくなる。それは当然の流れ。試合を重ねるごとにお互いの特長が分かり合えてきている。
(今のシステムで2試合目。攻撃の人数は減ったが、スペースは増えている。良い形が生まれているし、自身でもやり易さもある?)チームとして機能しているから、そう見えるのだと思う。前のシステムでも、機能すれば、そう見えていたと思う。
■武田博行選手
(J1での初先発となったが?)難しさもあったけど、90分やり切れたのは自分にとってプラス。次につながる。連係面ももっと良くなっていくと思う。1失点目は特にそう。修正できるところなので、練習から修正できるようにしっかりやっていきたい。
(出るのを迷った?)ディフェンスとの距離感も難しかった。ボールもふわっとしたボールだったので、ワンバウンド目が滑るのか滑らないのか、判断に迷った部分もある。
■柿谷曜一朗選手
(もったいない引き分けだった?)そうですね。3点目を取りに行くチャンスもあった。ACLは守り切れたからオッケーやったけど、こうやって失点すると、相手にも勢いが付く。3点目を取りに行くことが大事だった。(やりたいことは見えてきた?)チームとしてのやり方は、チームで戦っている以上、みんなが理解しているところもある。今日も、先制されたけど、しっかりボールをつないで、ということはできた。ただ、結果が出ないと色んなことも言われるし。
(先制されても逆転できそうな雰囲気や前への推進力は生まれているが?)それは山東で出来たからそういうイメージが付いているのだと思うけど、失点しようがしまいが、やっていることは一緒やし、自分たちはできる、点が取れる、という気持ちをもってやっていれば出来ると思う。今日の結果には誰も満足はしていないけど。
(リーグでは少し乗り切れないが、ここを乗り越えないとタイトルも見えない?)まぁでも、どのチームが乗っている、ということもないと思うし、1試合1試合やっていく中で、その時の課題を次の試合で修正して、自分たちの形を確立させていきたい。
素晴らしい試合だったと思う。我々が勝ち点3を得るにふさわしい試合をしたと思う。神戸さんへの敬意もあるし、神戸さんも非常にいいプレーをされたと思うけど、前半を振り返っても、決定的なチャンスを作られたのは失点の部分だけだった。しかも、あの場面に関しても、相手選手1人に対して我々は3人いたのに、対応の甘さ、隙を見せてしまった。幼いミスから失点してしまった。相手がどうこう、というより、私たち自身が犯したミス。後半も主導権を握れたし、決定的なチャンスも作れた。連動して、コンビネーションで崩してゴールに向かうという、私たちが目指しているところは出せた試合だと思う。もう一つ、ACLもあってタイトな日程の中、中国のアウェイからの試合にも関わらず、クオリティーの高いプレーを選手は見せてくれた。運動量の面でも申し分なかった。非常によいゲームだったと思う。
Q.3枚の交代の意図について教えて下さい
A.もちろん、交代させた選手の出来が悪かったのではなく、フレッシュな選手を入れることで、前を活性化させることを狙っていた。最後の精度はキレのある選手がより高い精度を発揮できると考えている。そういった意図で3人を投入した。最後までウチの選手はいいプレーを見せてくれた。例えばキャプテンの山口。最後にタッチラインを割るか割らないか、というところで、ギリギリのところでスライディングして最後まで残す気迫を見せてくれた。最後まで勝利を目指す姿勢を見せてくれた。
Q.システムを変えて2試合目。結果も出ているが、改めて監督の評価は?
A.準備期間が少ない中で、このシステムで戦っている。このシステムの狙いは、中央を厚くして、チームを安定させるところ。サイドの守備ではまだまだ修正点もあるが、真ん中を崩されることは試合を通じてなくなった。中央でボールを奪って攻撃に素早く移ることも効果的に出来ている。システム変更は簡単なことではないが、ウチの選手はスムーズに対応してくれている。普段のトレーニングから、システムは関係ないと選手には話しているし、その時の状況に応じてしっかりプレーしてくれている。学んでいくこともあるが、1人1人が考えてプレーしてくれている。