ACL
R16

2014.5.6

セレッソ大阪

長谷川(30')

1

HOME

FULL TIME

5

1-3

0-2

広州恒大(中国)

ムリキ(22')
エウケソン(34')
エウケソン(37')
ガオ リン(78')
ムリキ(84')

大阪長居スタジアム

NaN

監督コメント

まず初めに広州恒大に「おめでとう」と言いたいと思います。今日勝つに相応しいプレーをしたのは、広州だったと思います。今日の試合に関して言えば、相手の方が私たちを上回っていたというのが率直なところです。私たちが成長する為に、この試合から学ばなければならない事が沢山あります。今日、広州恒大が見せた球際の激しさ、アグレッシブさや戦う姿勢、また局面での強さ、それが勝負ごとになった時に大きくものをいうのですが、私達にはそれが足りなかったと思います。特に前半の内容に関しては、私たちが勇気を持ってプレーできていなかったですし、球際の激しさやアグレッシブさで、私たちが負けていたと思います。後半に関しては、ビハインドを背負ったままでのプレーでしたので、リスクを背負って点を取りに行きました。やはり、前半の内容と姿勢の部分に反省点がある試合だったと思います。

Q.前半1-3で負けていた時に、後半から守りに入るという考え方は無かったのでしょうか。もっと保守的な考え方であれば1-5の結果にならなかったのではないですか。この結果によって、次のアウェイでの試合に非常に大きなリスクを背負っていく事を考えませんでしたか。
A.1-3でリードされていて、その点差を守りに行く。そういう考え方をするのであればサッカーをやめた方が良いと思います。1-3のビハインドを背負ったまま守備的な戦術をとっても、ゴールを決まられたかも知れませんし、前半の3点に関しても相手に崩されたというよりも、自分たちのミスからだと思います。そして相手もそこまで組織的ではなかったので、後半先に1点を取れば、逆転できるという考えもありました。

Q.山口選手を右に入れて、カチャル選手をボランチに入れるスタートの布陣を練習でも試していましたが、どういう狙いであの布陣にされたのでしょうか。
A.今回、攻撃面で(山口)蛍の良さを出したかった。彼のスピードを活かしたかったという意図がありました。酒本に関しては、2試合連続で90分戦っていて体力的にも厳しいという判断でしたし、その中で彼のスピードをサイドで活かすところが狙いです。ムリキを抑えながら、彼が空けたスペースを使える選手があそこのポジションには必要だったので、そういう意味で彼を起用しました。私たちの今日の試合に関して問題があったのは、守備よりも攻撃だったと思います。特に前半ですが、守備に関しては組織的に守れたと思います。うちが組織的に守れている時は、相手はロングボールしかなかったです。ただしボールを奪った後に、うちも効果的な攻撃ができなかった。ボールを奪った時に、パスコースがつくれずにロングボール一辺倒になってしまった。パスが3本、4本とうまく連続で繋がった時は、決定機をつくれていました。それがゴールにも繋がりました。しかし、試合前に私たちが突こうとしていた相手サイドの裏。うちのサイド攻撃から相手の裏を突く攻撃が試合で上手く出来なかった。

Q.今日課題の残る試合で負けてしまいましたが、1週間後に試合は来ます。次の試合に向けて一言メッセージをください。
A.戦う集団となって、姿勢という部分で改善した姿を見せないといけないと思います。必要最低限なければいけないのは、球際の激しさや局面で拘るプレー。国を代表して戦っているのですから、そういったものを欠かしてはいけない、誇りを持って戦う。そして責任感を持って戦う。その上で、自分たちがやってきた事があり、自分たちのスタイルがあり、自分たちのサッカーがあるという風に思っています。その必要最低限を欠かしてしまったのが、この試合の前半の攻撃だったと思っています。この試合で、自分たちの力を出し切ることができなかったと思いますので、一人一人が持っているものを出し切ることをやっていかなければいけないと思います。もちろん勝負事ですので、勝つ時や負ける時があると思うのですが、自分たちのやるべき事をすべてやって、出すべきものをすべて出して負けるのと、そうで無いのとでは大きな違いがあります。そういう意味でうちはすべてを出し切れていなかったと思います。

選手コメント

■柿谷曜一朗選手
結果が全てだと思います。状況が厳しくなっても、(もし)今日5-0で勝っていても次にまた試合はあるので、可能性がある限り諦めずに一生懸命やるだけです。結果的に5点取られちゃったので、これはやり返すしかないし、やり返すチャンスがまだある限り全力で取り組むだけだと思います。次、アウェイで5点取って勝つしかないし、やれる自信もある。今日の試合は帰ってきませんけど、悔しいし、情けないし、申し訳ないし。ほんまにゴールデンウィーク最後の日に、これだけたくさんのお客さんが入ってくれて、申し訳ないと思うので、まずリーグで勝って弾みをつけてアウェイに乗り込みたいと思います。

■長谷川アーリアジャスール選手
前にいい選手がいて個々の能力が高い選手が揃っていてやりづらかったですが、ホームで5-1の結果は正直情けないです。まだアウェイが残っているので、皆さんはムリだと思っているかもしれませんが、僕らは全く諦めていないので、次やるだけです。その前にJリーグもありますし、しっかり切り替えて、次の試合に勝って戻ってきます。