まず、今日は良い試合をすることが出来ませんでした。９０分通して試合を掴むことが出来ませんでしたし、競り合いに勝つことがなかなかできませんでした。我々はアグレッシブに前へ前へとボールを奪いに行きたかったのですが、本日は５分×３本ぐらいしか奪いに行くことができませんでした。中盤の選手とフォワードの選手が少し複雑にプレーしようとしていた気がします。ただチームは最後まで諦めない姿を見せてくれたと思いますし、最後の最後まで戦ってくれたと思います。その中で２つ、まずはゴールキーパーが何度もピンチを救って、チームを救ってくれたのが大きかったと思います。もう一つは、平野選手が初めてのセレッソ大阪の試合でチームの為に１点を決めてくれたことは、賞賛に値すると思います。ただ、今日は我々が本当にしたいサッカーが出来ませんでしたし、次の試合に向けて色々と変えていかなければならないことがあると思います。

Q.やりたい試合がなかなか出来ないとのことですが、この勝ち点１をどう評価されますか。
A.この勝ち点１は、チームが諦めない姿を見せてくれたことが結果に繋がったと思います。天皇杯で120分戦った後、１週間で2試合という日程の中で、チームが自信を持ち、そしてこれから試合を戦っていく為に貴重な勝ち点１だったと思います。

Ｑ.プレスの時間が短かったと言っていましたが、川崎戦の後半足が止まった反省を踏まえて、前半からプレスに行きたかったが行けなかったと言う事でしょうか。
A.もちろん、いつも前へ前へとボールを奪いたいと思っていますが、90分続けることは難しいです。今日は引き気味で始めましたが、引いている中で競り合いになかなか行けなかったですし、スペースは与えませんでしたが試合を掴むことができなかったと思います。奪った後も、もう少し早く攻撃に移りたかったです。

Q.試合の後に、ベンチ横で円陣を組まれていますが、その中でどのような話をしているのでしょうか。
A.試合終了後は、必要なことを短くまとめて選手に伝えたかったので円陣を組みました。今日は良い試合が出来ませんでしたが、水曜日には次の試合が迫っているので、そこに向けてリカバリー・食事・休養を含めて良い準備をしていかなくてはならないので、下を向いている暇はないという話をしました。

Q.ソンジュン選手が初めてスタメンにでた評価と交代の意図を教えてください。
A.ソンジュン選手は、コレクティブに他の選手と繋がりながら効果的な動きを見せてくれていたと思います。交代の意図ですが、まずディエゴ・フォルラン選手に関しては、2列目からゴールを狙えて、前で目標になる選手が必要だったので、彼を投入しました。新井場選手は、経験豊富な選手ですので、ボールを失わないでチームを落ち着かせる事を期待してあのポジションに投入しました。アーリア選手も高い技術を持っていて、ボールをよりポゼッションして中盤を強くしたかったので彼を投入しました。