2015明治安田生命J2リーグ
第8節第1日
2015.4.19日
セレッソ大阪
フォルラン (02')
1
HOME
FULL TIME
2
ヤンマースタジアム長居
1-1
0-1
ザスパクサツ群馬
小林 竜樹 (28')
小林 竜樹 (84')
ヤンマースタジアム長居
17,212人
監督コメント
選手コメント
山下 達也選手
メンタル的なところで負けたと思うので、しっかり試合を見直して何が悪かったか冷静に反省したいと思います。
(相手に研究されているという感じはしましたか?)自分たちの集中力の問題などもあるので、それほど感じませんが、バタバタした失点だけはもうしたくないです。どうしても中盤で余裕が有る分、もっと前に蹴れば良いのに繋いだりドリブルしたりしたところがあって、そこでミスが起きていた。相手が嫌がることをもっともっとしつこくやっていくのが大事かなと思います。(ホーム連敗は)自分自身責任を感じるし、もっともっと一人一人が去年同様にやっていくしかないと思います。サポーターのブーイングは当たり前だと思うし、そういうゲームをしちゃったからだと思います。
丸橋 祐介選手
1点目を入れられた後から崩れてしまって、相手にあわせすぎてしまった。
まだシーズンは始まったばかりで修正がきくので、切り替えてしっかりと反省していきたいと思います。
酒本 憲幸選手
自分の持ち味を出してくれと言われて出ました。(前半は)もっと前からディフェンスに行かせたいなと思ってみていました。攻撃面では長い単発のボールが多かったので、長いボールを意識しながら、もう少し自分たちがボールを持つ時間を長く、ボールを回せるようにしたいなと思っていました。
(この時期の順位は気にする?)それは見ますし、連敗したらアカンというのは前もJ2でやっていた時に意識していた。連敗すると厳しくなるというのは感じていたし、今も感じているので、ここから立て直さないとアカンと思いますし、立て直すのが楽しみです。
染谷 悠太選手
二試合続けて二失点しているので、そこに尽きると思います。(球際が緩かったと感じた?)セカンドボールが相手にこぼれてしまっていたので、まず1発目の弾くところを含めて球際のところがチームとしてもできてなかったのかなと思います。相手を見て入ったというか、幸先良く1点取れたのに、その後で自分たちがギアを上げなきゃいけなかったところを、相手に合わせてしまったというのが考えられると思う。相手が早い内に1点喰らって出鼻をくじかれているところを2点目、3点目を取りに行けるようなチームとしてのオーガナイズが足りなかったと思うので、そこをしっかり修正したいと思います。
山口 蛍選手
俺らがやらなきゃいけないことを相手がやって来た。俺らも前から行けば、行けてたと思う。上手く守備もはまらなかったし、攻撃も上手くいってなかった。相手が前から来てたのを上手く剥がせずに、結局は蹴るだけになってしまっていたと思う。もう少し上手く剥がせられたらチャンスを作れていたと思うし、最後の裏に出すボールやクロスの精度だと思います。自分たちの動きも少なく、あっても誰か裏に一人だけ行くだけだったので、もう少し連動した動きが必要だったと思う。攻撃もですが、守備がもっと安定しないとダメだと思うし、ボールにもっと行かないといけないと思う。(前線の運動量が足りない分、後が我慢する時間が長くなってしまっているのでは?)それは割り切っているところでもあるので。前半からセンターバックやサイドバックには下がらずにボールにアタックに行ってくれと試合中ずっと言っていた。アタックに行って相手に抜かれてやられてしまうのなら仕方ないけど、自分たちが受けに回ってしまって、後手に回って失点しているので、それは良くないと思う。
キム ジンヒョン選手
今日の失点はスーパーゴールじゃないので、自分が止めれば勝てた試合だったし、責任を感じています。この二試合とも責任を感じています。
(連敗は)すぐ気持ちを切り替えてやるしかない。これ以上、僕自身も許せないので、責任を持って、残り全試合ゼロで抑えることだけ考えていきたいです。
関口 訓充選手
前半、点が早い時間に取れていたが、押し込まれる時間帯が多かった。自分は前よりプレッシャーをかけられるところはかけて、相手をもうちょっと押し込めたらいいなと思ってピッチに入っていきました。前から動いて、パスコースを作ってやれれば、ボール保持者に対して、いろんな選択肢も増えると思うし、それを判断できる選手はたくさんいるので。パスコースを作って上げられるように、どのポジションに出ても、顔を出してやれたらいいなと思ってやっていました。
(ハーフタイムの交代準備時や、出場時、プレー時での関口選手への声援がものすごく大きかったが、その期待感を受けての思いは?)プロである以上、結果がすべてなので。負けてしまい、サポーターの期待に応えられず、非常に残念な思いです。チームとしても悔しい思いをしましたが、シーズンは長いので、まだまだ下を向いていくわけにはいかないと思うし、今日の反省を生かして、後半、取れるときに、点を取らなきゃいけないと思うし、取れなかったから、一発でやられてしまったところがあるので。今度は、これを勝ちに持っていける試合展開に持って行ければいいなと思います。
(しっかり守られてカウンターという相手に続けてやられてしまったところで、チームの様子について?)でも、下を向く必要はないと思いますし、練習から危機感を持ってやっていけば、絶対に変わってくると思うので。J2はどのチームも拮抗していて大変(なリーグ)だと思うし、今日も千葉が負けているように、勝ったり負けたりというのが繰り返し起こるところもあると思いますが、ここで連勝できるチームがJ1に昇格できると思うので。自分たちは連敗しましたが、次の試合にもう1回切り替えて、ここから勝点を積み重ねていけるようにやっていくだけです。
「まずはザスパクサツ群馬を称えたいと思います。そして、今日私たちの目指すサッカーが全くできなかった、その内容に関する責任そして敗北という責任は監督である私にあります。さらに自分たちに負けてしまった試合だったと思います。全く言い訳はできません。負けてしかるべき内容だったと思います」
Q:なぜ、先制しながら相手に攻め込まれてしまったのか?
「先制点はしっかりと狙い通りの形でを取ることがでました。ただゴール以降は我々のやるべきことを出すことができなかった流れでした。確かに先制点は運という部分もあると思いますが、先制したからといて最初から流れがすべてよかったわけではなかったです。オーガナイズという意味でもディフェンスにおいて今までで一番よくない試合でした。ディフェンスだけでなく中盤もよくなかったし、内容でいえばすべてがよくなかった事になりますが、
先ほども言いました通り監督である私にすべて私にあります。その原因はしっかりと、これから振り返って考えたいと思います」
Q:ハーフタイムに「球際を激しく行け」とコメントされましたが、球際の甘さはどこにありましたか?
「リスペクトがかけていたというより、自分たちに対する誇りを見せることができなかったと思います。少ないチャンスを決めた相手を称えたいと思いますし、我々は決めるべき時に決められなかったと思います」
Qチームの調子が上がってこないのは、どこに原因があると思いますか?
「プレーオフ圏内からも外れてしまったということですが、あくまでも一時的なこと、ととらえられるように、長いシーズンの中でしっかりと立て直していかなければいけないと思っています。今までやってきたことが、この2試合において、特に先日の試合の後半、本日の試合、この2試合に渡って出せない時間帯が非常に多かったことが原因だと思います。
具体的には、センターバックから逆のサイドバックへの展開、大きな展開、縦を意識した攻撃など今までできていたことができなくなっているので、今日の結果は出るべくして出た結果だと思います。そして、プレーオフ圏内すら今いることができていないという高い代償を払いました。しかし長いシーズンですので、しっかり立て直してプレーオフ圏外は一時的なものであったと絶対に言わせて見せたいと思います」
Q:「自分たちに負けてしまった」とのはどの部分でしょうか?
「全てにおいて、やろうとすることがミスで終わってしまった、意図することができなかった、やってきたことが出せずに終わってしまった、ということを「自分たちに負けた」という言い方をしました。
先制点においても、意図とする縦への意識を出してたといえども運に恵まれたところもあったと思います。それも含めて、今日は負けて仕方ない内容であり、全て私の責任であると、重ねて伝えたいと思います」
Q:次節への決意を教えてください
「対戦相手がどういうチームかは重要ではないと思っていています。自分たちに負けてしまう試合をしてしまったからです。次の試合がどうなるかは、全て我々次第だと思っています。
我々が自分のやるべきことをピッチの中で表現していかない限り相手がどこであろうと、相手のチーム順位、歴史も関係ないものになってしまうと思います」