2016明治安田生命J2リーグ
第9節第1日
2016.4.23土
北海道コンサドーレ札幌
稲本 潤一 (82')
1
AWAY
FULL TIME
0
札幌ドーム
0-0
1-0
セレッソ大阪
札幌ドーム
21,640人
監督コメント
選手コメント
●杉本健勇選手
「前半はほとんど押し込んでいたけど、そこで取り切れなかった。カウンターは警戒してケアもしていたけど、やられてしまった。後ろはすごく耐えてくれていたから、点を取るチャンスがあった攻撃陣が決め切らないといけなかった。
(Q:いい攻撃をしてチャンス自体はあったが?)
「相手は5バックのような感じで引いてきたけど、今後そういうチームも多くなっていくと思う。その中で自分たちが打開していかないといけない。でも、今日の敗戦に誰一人下を向いていないし、また次、すぐ試合は来るので、しっかり勝ちたいと思う」
●柿谷曜一朗選手
「(Q:後半はカウンターの応酬というか、どちらが1点を取ってもおかしくない展開となったが?)
今日は内容がどうこうではなく、全員で攻めて全員で守って、という流れを絶ち切ったのは自分のミス。責任を感じている。ただ、どうこう言っても、あのプレーは取り返せない。次の試合で取り返せるように、チームに貢献できるように、次の練習からやっていきたい。
あのプレーがなければアウェイで勝点1を持って帰れた。大事なところでチームに迷惑をかけてしまったことが悔しいし、後悔している。だからと言って、引きずっていても仕方ない。繰り返すことなく、次の試合以降生かして、またチームに貢献していきたい」
●ブルーノ メネゲウ選手
「前半も後半も攻めたけど、ゴールが足りなかった。最後のシュート、パスをもっと正確にやらないといけなかった。後半、相手は下がってカウンターに出る試合運びをしてきた。今日はゴールできなかったけど、次に切り替えて考えるしかない。そこで、どんな形であろうと勝つことが大事」
●リカルド サントス選手
「リーグ戦の中で、いつかは負けるとは思うけど、今日は自分たちの全てを出して戦った結果、負けた。そこは次につながる。次の試合以降に教訓にしないといけない部分もあるけど、アウェイで難しい試合の中でもチームは戦っていた。チャンスの数も相手より多かったと思う。悲しんでいる暇はないので、顔を上げて、しっかり練習して、中5日で来る次の試合(4/29<金・祝>vs京都)に勝つことだけを考えたい」
●ソウザ選手
「今日は、負けはしたが、チームは90分戦って勝利を目指していた。そういう内容を次につなげて、勝てるように、いい練習をしていけば大丈夫だと思う。リスクを背負って、勇気を持って攻めないといけない時もある。今日もゴールに迫った中で相手にゴールを決められたけど、自分たちは正しい道を進んでいる。次の試合を考えて、練習していくことが大事。今日は負けたけど、みんなの頑張りを考えると悲観する必要はない」
●田中裕介選手
「後半は、前半以上に相手は明らかに(攻撃の)3枚を前に残して、ということを徹底してきた。ウチは、攻撃は点を取りたいし、後ろはカウンターを我慢しようと体を張れていた。
その中で、失点場面は取られ方が悪かったのと、交代選手の稲本さんも含めて、相手はパワーを出してきた。一進一退のどっちが点を取ってもおかしくない試合だった。90分、試合の波がある中で、自分たちはいい時間帯で決め切れずに逃してしまったことで、相手に流れを渡してしまったのかな、とも思う。ただ、どこかで負けることもあるし、そこまで悲観することなく、今日出た課題を一人ひとりが整理して、フレッシュな状態でまた次に向かうことが大事」
●関口訓充選手
「カウンターで失点してしまったことは反省しないといけないし、どこが悪かったかはやっている選手たちが一番わかっている。交代選手も含めて、戻るところでスペースを空けてしまったことは反省点。ただ、これから連戦だし、次も京都という強い相手(4/29<金・祝>)なので、負けられない。2試合もたついている間に、町田にも抜かれてしまった。もう一度自分たちを見つめ直して、1試合1試合戦いたい」
「アウェイにも関わらず、多くのサポーターに来ていただいた中で、前半は前節の反省を生かしてリズム良く試合を運べていた。ただ、後半は攻め急ぎまではいかないけど、自分たちのミスからリズムを崩してしまった。サポーターとともにゴールを目指す気持ちは出ていたけど、少し急ぎ過ぎて、自分たちのミスから向こうのリズムを作ってしまったのが残念。ここでチーム力が問われる。失点については、やられたというよりも自爆的なところもあるので、すぐに修正できると思う。細かいところを修正して、次節に臨みたい」
Q:今季初の無得点になったが、ゴール手前までは何度も行ったと思う。得点まで結び付けることができなかった要因をどう考えているか?
「前節の反省を生かして、DFラインに引かれて5枚いたとしても裏への意識は強かった。そこでもう一歩の勇気でえぐるとかGKとの間に入る枚数とか最後の精度とか、スペースのない中で主導権を握った時、今後も課題になる。
それと、後半は間延びした中で、もう少しボールを前まで運ぶこと。相手が引いてしまう前に、ドリブルで運ぶことで数的優位も作れる。そういうところで、もう1つ決定的な場面も作れると思う。ただ、指摘の通り得点の前段までは行っているので、最後のフィニッシュを修正して次節に臨みたい」
Q:前節までとは少し選手交代も違ったが?
「そうですね、はい。ちょっと、リカ(ルド サントス)が体が重いという判断があって、最初に代えた。ただし、その交代によって相手に対して脅威を与えられたか、というと…。調子が悪くても我慢して使うことで、彼の存在自体が誰かを引っ張るところもある。検証して、今後のメンバー交代に生かしていくことも重要。
(Q:交代の狙いついて)
もう少し中盤で間を使ったり、サイドで数的優位を作ることだった。そういうところはまずまずできたけど、中の脅威を含めて、少し考えないといけない」