2017明治安田生命J3リーグ
第28節第2日
2017.10.22日
セレッソ大阪U-23
岸本 武流 (70')
米澤 令衣 (87')
2
HOME
FULL TIME
2
キンチョウスタジアム
0-1
2-1
Y.S.C.C.横浜
大泉 和也 (45')
辻 正男 (73')
キンチョウスタジアム
273人
監督コメント
選手コメント
森下怜哉選手
「ボールが動かないので、きつかったですし、オープンな展開になって厳しい時間帯もあったんですけど、普段から僕らは蹴ることも多いし、前からプレスにも行けるチームなので、そこまでやりにくさはなかったです。つないだらボールも止まるので、今日はシンプルに前に蹴ることは意識してプレーしました」
Q:2度リードされながら追いつけたことは、粘り強さは発揮できた?
「いや、1-1の同点に追いついた後、2点目を早く取られたので、そこは粘れなかったし、修正しないといけないですが、もう一度、同点に追いつけたことは良かったです」
舩木翔選手
Q:第23節の北九州戦に続き、CKから岸本選手の得点をアシストしたが?
「決めたのは(岸本)武流くんですけど、みんなが信じて入って来てくれていると思う。グラウンドの状況もあって、雨もあって重くて蹴りにくい状況でしたけど、とりあえずストーンを越えて蹴ることができれば合わせてくれると思っていました。自分にアシストは付きましたけど、中の選手がうまく合わせてくれました」
Q:今日はいつも以上に前のサイドの選手と話しながらプレーしていたが?
「いつもと違うコンディションで、ボールが止まるし、そこで相手に拾われて、また蹴られて、自分たちが後ろ向きにされて守備するのがイヤだった。自分たちが裏に蹴って、という展開にしたかった。武流くんや(米澤)令衣くんはだいぶ走ってしんどかったと思うけど、相手を後ろ向きにさせた状態で自分たちが守備をできれば、相手のやりたいこともできなかったと思う。自分たちができていたシーンもあれば、相手ができていたシーンもあった。もう少し自分たちがコントロールしてやっていければ良かったです」
鈴木冬一選手
Q:途中出場で同点につながるプレーで貢献したが?
「浮球でパスが来た時にちょっと焦ったんですけど、相手が目の前にいて、股が空いていて、パスを出したら(米澤)令衣くんがいて、得点につながって良かったです」
Q:U-17W杯を振り返って
「強豪のイングランドを相手に、0-0で抑えることができたことは自信にもなるんですけど、最終的に勝ち負けが決まるスポーツなので、そこで勝ち切れなかったことは残念でした」
Q:ラウンド16のU-17イングランド代表戦は、前半はやられながらも、後半は盛り返して、時間を追うごとに逞しくなった素晴らしい試合だったと思います。
「僕たちは暑い中でも走れるので、前半は0-0で耐えて、後半は攻めるというスタンスでやろうということを話していて、その思い通りにできたんですけど、最終的に得点を決めることができなかったことは課題です。勝ちたかったですし、もし、あの試合に勝っていたら昨日も試合があったと思うので。負けて帰ってきて、悔しい思いを今日の試合にぶつけました」
Q:左サイドバックでのプレーについては?
「実際、戸惑うところはあったんですけど、左サイドバックでプレーしてみて、サイドハーフの選手がどう仕掛けてきたら嫌かと言うことも分かった。いつもはドリブルしている側なので、ドリブルされている側になってプレーできたことは、これからのサッカー人生において、すごくいい経験になったと思います」
喜田陽選手
Q:U-17W杯から帰ってきて、最初の試合でしたけど、試合前の気持ちはいかがでしたか?
「U-17W杯で、ラウンド16で負けてしまって帰ってきて、少しコンディション的にもきつかったんですけど、昨日、(大熊裕司)監督に『メンタルも含めて大丈夫か?』と聞かれて、『大丈夫です』と答えましたし、次への切り替えはできていました。今日、試合に出してもらって、引き分けで終わってしまったんですけど、ちょっとはチームに貢献できたと思います。ピッチコンディションが悪い中で、セカンドボールを拾うことを意識してプレーしました」
Q:ラウンド16のU-17イングランド代表戦は、時間とともに相手を追い詰めて、素晴らしい試合だったと思います。最後にPK失敗ということもありましたけど、あの試合を経験して、次へ向けてどのような感想を持っていますか?
「やっぱり、イングランド代表はこのU-17の大会で一番強いチームだったと思いますし、あの相手とやれたことは、この先のサッカー人生で忘れてはいけないことだと思っています。あのゲームを忘れてはいけないし、ずっと思いながら、この先のサッカー人生を過ごしていきたいと思います」
米澤令衣選手
Q:同点ゴールは素晴らしいゴールでしたが?
「(一緒にミックスゾーンに現れた)こいつ(鈴木冬一)がうまくパスを付けてくれて、イメージ通りのゴールでした」
Q:キックフェイントでうまく相手のマークを外した?
「いや、あれはフェイントというより、シュートしようとしたら、ボールが遠かったので、やめようと思ったら、相手がこけてくれた。狙ったキックフェイントではないです。たまたま、ボールの置き所が悪かった(笑)シュートはいいコースに飛んでくれたので良かったです」
Q:こういうピッチコンディションでの試合経験はありますか?
「ユースの時以来でした。もうやりたくないです(苦笑)相手のゴール前にボールを集めれば何か起こると思っていたので、そういうプレーは意識してやっていました」
岸本武流選手
Q:CKをヘディングで合わせた得点場面について
「今日のような、つなぐことが難しい試合では、CKなどセットプレーしか点は取りにくいなと思っていたので、CKはチャンスだと、試合前から狙っていました」
Q:こういうピッチコンディションでの試合経験はありますか?
「小学生以来ですね。でも、楽しかったです(笑)僕は嫌いじゃないので。チームとしても連敗しなかったことは大きいと思います」
Q:途中でスパイクも脱げていましたね?
「はい、大変でした(苦笑)」
Q:二けた得点まであと1点に迫ったが?
「早く二けたを取って、目標の15点に到達できるように、頑張ります!」
西本雅崇選手
「こういうピッチで試合をするのは初めてでした。ただ、どんな状況でもサッカーはやらないといけないし、今日のようなピッチにも対応できるように考えてプレーしたんですけど、自分としてはあまりうまくいかなかったです。でも、いい経験にはなったかなと思います」
Q:蹴り合いにならざると得ない展開になったと思いますが、どういうことを考えてプレーしていましたか?
「試合前から割り切って、サイドのスペースだったり、ボールが止まるところを狙って、CKを取ったり、スローインを取ったり、押し込んでサッカーしようと話はしていました。そこを意識してやりましたけど、どんどんピッチ状況も悪くなって、ボールも蹴れない状況になって…。でも、勝点1を取れたことは大きいと思います。追いついた後の失点はもったいなかったし、あそこで失点しなければ勝ち試合にも持って行けたので、相手に流れを渡したことは反省すべき点ですが、チームとして途中出場の選手が流れを変えてくれましたし、最後まで諦めずに戦うことはここ数試合出ているので、そういうところは大事だと思います」
「まずは、天気が悪い中、応援に来て下さったサポーターの皆さんに、最低限、勝点1を届けることができたことは、ホッとしています。試合としては、非常にピッチが難しい中、試合前にも言ったんですけど、『リスタートがカギになる』と。そういった展開にはなったんですけど、こういうゲームを経験できたことは、若い選手にとっては非常に意義がありました。追いつくような展開になったんですけど、あそこでもう一つ、前半の時間帯は踏ん張りながら、後半、我々が先に点を取らないといけなかったなと思っています。ただ、難しいピッチコンディションの中で、どうやってサッカーをするんだということは、非常に学びがあったなと。YS横浜さんの方がちょっとそういうところは長けていたかなと思いますが、それを学びとして、今後に生かしていきたいと思います。ただ、ホームで負けずに終わったということは、選手たちの頑張りを称えたいなと思います。次はアウェイですけど、勝点3を取れるように努力していきたいと思います」
Q:この試合で唯一、セットプレー絡みではなかった最後の米澤令衣選手のゴールについて。素晴らしいゴールでしたが、監督の評価はいかがでしょうか。
「そうですね。非常に冷静に、ピッチが悪い中でも、よく相手を見ながら、フリーになって、冷静に決めてくれたと思っています。その前に、(岸本)武流からのパスもあったんですけど、ああいうところも決められるようになって欲しいなと思いますけど、本当に冷静に決めてくれたなと思っています。ただ、チャンスをもっと多く作れるように、ゴール前の量ですね、ああいう場面をより多く作れるようにしていかないといけないと思っています」