2018明治安田生命J1リーグ
第5節第2日

2018.3.31

セレッソ大阪

ヤン ドンヒョン (13')

杉本 健勇 (86')

2

HOME

FULL TIME

1

1-1

1-0

湘南ベルマーレ

岡本 拓也 (36')

キンチョウスタジアム

13,882

監督コメント

「まず、久しぶりに勝利の味を味わうことができて、本当にうれしく思っています。2週間、しっかりと準備をしてきたのですが、その結果がしっかりと付いてきた。最も大事なのは、高い集中力を持つことでした。最後までやってやろうという意欲も見えました。前半、同点ゴールを決められたあたりでは、若干、雰囲気は変わってしまいましたが、後半にまたゴールを決めて勝てたことに対して、選手たちに感謝しています。今日から約11試合をこなしていくのですが、連戦の中の最初の試合で勝てたことを嬉しく思っています。いつもたくさんの方が応援に来てくれているのですが、それに応えることができて、うれしく思います。タイトなスケジュールの中、けが人も多く出ていますが、最大限、この2ヶ月間、いい結果を出すために、最善を尽くしたいと思っています」

Q:杉本健勇選手をベンチスタートにした理由と、投入するタイミングについて。

「この2週間、(ヤン)ドンヒョンと(柿谷)曜一朗がしっかりと準備をしてきました。健勇と(山口)蛍に関しては疲労感もあり、けがも持っていたので、様々な状況を考えた結果です。中盤でけが人がたくさん出ていて選手も不足していたので、一番、疲労が溜まっている蛍が出ないといけない状況でした。健勇に関しては、後半どの時間帯で投入するか悩んだのですが、結果論になるのですが、いい時間帯に出て、いい結果が出て良かったです」

Q:オスマル選手がフル出場しましたが、監督の評価は?

「(前節は)適応とか色んなものを含めて、いい姿を見せることはできなかったのですが、この2週間、しっかりと準備してきましたし、今日はバランスであったり、いい姿を見せてくれました。勝利に大きく力になり、貢献してくれたと思っています」

Q:中2日で迎えるACL MD5の済州ユナイテッド戦へ向けて

「我々は(グループステージを突破する)チャンスがないわけではないので。人数がたくさんはいない中で、最大限、活用するところは活用したいと思っています。今日、試合に出た選手で、次に誰が出るかは分からないですが、リーグ戦をより重視している、という考え方です。この勝利が全ての選手にいい影響を与えてくれると思っていますし、誰が出ようと勝利できる、という自信を持ってくれたらいいと思っています。試合まで2日間、時間があるので、考える必要があると思っています」

選手コメント

■杉本健勇
Q:得点場面を振り返ると?

「まずサイドに流れようと思って、いい抜け出し方ができて、パッと後ろを向いた時に、これは(DFが)食いついてくるなと思ったので、わざと前に入らせて、というか、そこでうまく入れ替わることができました。シュートは思い切り打とうと思いました。中を見たんですけど、シュートのコースしかなかったので。ファーをうまく狙うことができました」

Q:抜け出し方について

「ボールが来た時にパッと思いついたんですけど、イメージ通りだったので、抜いた時は気持ち良かったですね(笑)ただ、決めないといけないので、決めることができて良かったです。チームが勝てたことが一番、うれしいですね。やっと勝てたなと(笑)」

Q:今日は途中出場でしたが?

「コンディションは問題なかったですし、途中からでも最初からでも行く準備はしていました。それは監督が決めることですし、今日は途中からになりました。かと言って、(先発を外れて)悔しい気持ちもあったので、何とか勝利に貢献したいと思っていたので、それが形になったので良かったです」

Q:杉本選手にとっては、最初のチャンスでしたが、冷静でしたね。

「それまで全然、ボールに触れなくて。(水沼)宏太くんにめっちゃ怒られて。『途中から入って、何してんねん!』って。これは点を決めないとヤバいなと。そんな感じです(笑)」

Q:今季のリーグ戦初勝利になりました。

「自分の得点もそうですけど、チームが勝ったことが気持ち良かったですね。ここから連戦も続くので、いいスタートを切れたと思います」

Q:常々、「チームを勝利に導く得点を取りたい」と話している杉本選手としては、評価できるゴールになりましたか?

「まさにこういう展開ですよね。チームが苦しい時とか、1点が欲しい時の勝ち越しゴールとか。それが一番、気持ちいいですし、何よりも大事です。たとえ点を取られたとしても取り返す、という気持ちは常に持っています」

■ヤンドンヒョン
Q:ゴールの場面を振り返ると?左足でしたが。

「フフフ(笑)韓国でも、最後の2、3点は左足でした。日本でも(リーグ戦の)初ゴールを左足で決めるとは思わなかったですね(笑)」

Q:あの距離なら、ゴールを狙える自信はありますか?

「そうですね。試合に入ってからも、今日はずっとゴールする自信がありましたし、相手に勝てる、という自信もありました。しっかり仕留めることができました」

Q:ACLで初ゴールを決めて、今日はリーグ戦でもゴール。だいぶ周りに馴染んで、連係も合ってきた手応えもありますか?

「そうですね。誰でも、どこのチームに行ったとしても、最初は順応する時間が必ず必要です。その中で、チームメートが僕を助けてくれて、順調に順応できていると思います。このままいい形でシーズンを戦っていければと思います」

■オスマル
「今日はややこしい試合になってしまったのかなと思っています。自分たちが良い展開をしている時間帯もあれば、悪い時間帯もありました。その中でも、自分たちは連係しながらプレーは出来たので、そこは良かったと思います。試合を通してずっと選手同士でコミュニケーションを取っています。それは、みんなが勝ちたいという気持ちを持っているのと、集中しているということだと思います」

Q:J1リーグ戦でのホームデビュー戦でしたが?

「今日は特別な試合でした。トップデビューが(前節の)神戸戦でしたが、アウェイでした。今回は素晴らしいサポーターの前で勝てたことは本当に嬉しいです。この試合はすごく重要な試合でしたので、一生の思い出に残る試合になりました。チームとしても、この勝利で重圧は取れたと思います。もっと良くなっていくだけだと思います」

■木本恭生
「立ち上がりから積極的に自分たちもラインを上げてやれていました。正直、あの失点だけかなと思います。ただ、今シーズンは、ああいうところでやられるのが多いので、そこはもう一回集中して、次の試合に修正するところかなと思います」

Q:ハーフタイムでどんな話をしましたか?

「『まだ負けてない』と、みんな言ってましたし、自分の中では(第2節の)コンサドーレ札幌戦の試合の教訓を生かして、ここで集中を切らせて守備陣が崩れたら勝てないと思ったので、自分たちはまず無失点で抑えて、前線の選手が絶対に点を取ってくれると信じていました」

Q:失点場面は、相手の右サイドの選手に、丸橋祐介選手の後ろから入られてしまったが?

「自分とマルさん(丸橋選手)で声を掛けるというのは常に言われていましたが、あのシーンは自分もボールを見過ぎて、マルさんが二人を見る形になってしまいました。もう少し自分が後に下がって、マルさんにサイドの選手を見させたら良かったかなと、今、振り返ると思います」

Q:どうしても、ウイングバックの相手はちょっと空いてしまう?

「警戒はしていたのですが、やられてしまったので。ただ、後半はしっかり修正できたので、そこは成長に繋がったかなと思います。今日、勝てたのは勢いにも乗れると思いますし、ファン、サポーターもまずはこの一勝を待っていたと思うので、ここから自分たちも去年の姿をしっかり見せられると思います。期待してもらって良いと思います」

■水沼宏太
Q:オスマルについて
「シンプルだし、ホタル(山口)もやり易そうです。ソウザとは全然違うタイプだけど。常に良いポジションを取ることを意識してやっているので、バランスも取れているし、ホタルの本来の良さである前に出て行くのが出来ているので、相乗効果が出て良くなっていくと思います。
今日勝てて、取りあえず良かった。連戦の最初に勝ちでスタート出来たのは自分たちに取ってすごく自信になると思う。それも走り合う相手で勝てたのはすごく大きなことかなと思います」


■マテイ ヨニッチ
「最後の最後でなんとか勝てました!これでだいぶ気が楽になります」

Q:残念な失点に関して
「湘南の最初のチャンスであのように入れられてしまって本当に残念でした。特に前半は失点シーン以外は特にチャンスを作らせなかったですし、後半はボールを握られた時間帯もありましたが、全体的に良かったです」

Q:相手は前半から激しく来ていましたが・・
「序盤はプレッシャーも激しかったですし、けっこう削られましたが、審判のイエローカードが出されたところから、余りそういうプレーは見えなくなりました」

Q:この勝利はこれからの連戦に活きる?
「最後の神戸戦で負けてから2週間が空いて、なんとか勝ちたかったところで、良いスタートが切れたと思います。まだこれからですが、最初の一勝がすごく難しいものですが、やっと勝ち取れたので、これからドンドン成長しながら勝って行ければと思います。
タフな日程ですが、全試合出ることを目指して頑張ります!」

■山口蛍
Q:日本代表の試合の感想を尋ねられて
「代表のこともですが、チーム(セレッソ)も結果が出ていなかったので、自分はキャプテンをやっている立場もあるし、どうしてもチームが自分としては一番大事なので。
チームを優先して代表を意識していないと言われても、チームありきの自分だと思うので、それで外れてしまっても全然悔いはないです」

■オスマル
「今日はややこしい試合になってしまったのかなと思っています。自分たちが良い展開をしている時間帯もありましたが、悪い時もありました。その中でも自分たちは連携しながらプレーは出来たので、そこは良かったと思います」

Q:悪い時間帯を修正できたのはプラスですね
「試合を通してずっと選手同士でコミュニケーションを取っています。それはみんなが勝ちたいという気持ちを持っているのと、集中していると言うことだと思います」

Q:J1でのホームデビュー戦でしたが…
「今日は特別な試合ですね。トップデビューが神戸戦でしたがアウェイでしたし、今回は素晴らしいサポーターの前で勝てたことは本当に嬉しいです。
この試合はすごく重要な試合でしたので、一生の思い出に残る試合だったと思いますし、この勝利で重圧は取れたと思います。もっと良くなっていくだけだと思います」

Q:惜しいシュートがありましたね
「ゴールを決めていたら完璧な試合でしたけどね。これからもチャンスがあればもちろんチャレンジしていきたいですけど、ゴールは自分の仕事の1つでもありますが、違う役割の方で貢献することの方が大きいと思うので、そっちの方でチームに貢献していこうと思います」

■高木俊幸
「最低限の結果は手にすることが出来て、まずは良かったのかなと思います」

Q:サイドへの効果的なボールが高木選手から出ていましたが…
「監督が余り同サイドに固執しないで早くサイドチェンジして、またそこから攻めてという指示があったので、多少その部分は意識していましたが、単純に見えていたから出したというダケです」

Q:水沼選手へのボールは惜しかったですね
「ちょっと自分のボールは気持ち高かったし、キーパーも出てきていましたし、難しいボールになっちゃったかなと思います」

Q:これから連戦に向けて今日の勝利は?
「中断明けで次の連戦に向けてしっかり1勝できて、チームとしては良い雰囲気を取りもどす事が出来ると思うので良かったと思います」

■丸橋祐介
「何とか勝点3が取れたかなと思います。1点取るまでは良かったですけど、取ってからはちょっと相手のペースに合わせてしまった感じがあります。
プレスの部分でも甘くなってしまったのが失点の原因かなと思います」

Q:でも勝ち切れましたね!
「内容は良くなかったですけど、ホームで勝ち切れて、勝点3を取れたのは良かったと思います」

Q:これからの連戦に向けて
「勝って、この勢いに乗って行けたら良いなと思います」