2018明治安田生命J1リーグ
第18節第2日

2018.7.28

ベガルタ仙台

西村 拓真 (30')

蜂須賀 孝治 (84')

2

AWAY

FULL TIME

2

1-1

1-1

セレッソ大阪

丸橋 祐介 (11')

丸橋 祐介 (90'+5)

ユアテックスタジアム仙台

14,911

監督コメント

■尹晶煥監督
「ハードなスケジュールの中、大勢の方々に足を運んで応援していただきましたが、本当に申し訳なく思います。選手たちは最後まで頑張ってプレーしたと思います。先制点を入れて、いい流れを持つことができましたが、その後、失点してしまい、うまく流れを保つことができませんでした。負けている状況でしたが、その中でも選手たちが最後まで魂を込めたプレーをしたことは、変わってきている姿だと思います。今日から後半戦が始まりました。少し時間はかかると思いますが、少し待っていただければ、いい姿でまた皆さんに迎えていただくことができるように、頑張っていきたいと思います」
Q:2トップを残して、両サイドハーフを2枚同時に代えた狙いについて
「もう少しサイドを起点にしたかったのと、上手にクロスを狙える方法を選択しましたが、クロスミスが多く発生したと思います。相手も中央に人数をかけて堅く守っていたので、その分、精度を高めないといけなかったですが、それがうまくいかなかったです」
Q:中断明けは失点が続いていますが、その原因をどう考えていますか?
「失点シーンを見ると、攻撃に出て、途中で取られてそこから失点する場面が多くなっています。選手たちは『集中している』と言っていますが、一瞬の集中力が切れて、そこを突かれている場面が多い。集中力だけではなく、ポジショニングも含めて、止める部分をうまく修正していかないといけません」

選手コメント

■丸橋祐介選手
Q:試合終了間際の劇的な同点ゴールでしたが、振り返ると?
「負けていたので、攻めるしかなかったですし、山内が入ってきて、競り合いの部分で勝っていたので、何か起きるんじゃないかと思って走っていたら、曜一朗くんがパスを出してくれました。シュートというよりか、クロスを上げた感じなんですけど、それが相手に当たってうまく入ったので、結果的には良かったかなと思います。負けて帰るのはダメージが大きいので、そこで最後に引き分けにできたのは、最低限、良かったかなと思います」
Q:先制のFKについては?
「どうですかね、まぁ誰も『触っていない』と言っていたので(笑)。また素直に喜べないゴールでしたけど(苦笑)でも、セットプレーから取れるのは大きいので、プラスに考えて、これからも、もっといいキックを蹴っていきたいです」
Q:今日は森保一日本代表新監督も視察に訪れていましたが、日本代表への欲も持ってもいいのでは?
「う~ん、どうですかね(笑)そうですね、でもそこは狙っている場所でもあるので、頑張っていきたいと思います」

■木本恭生選手
Q:先制後は、多少相手の攻撃を耐える時間も長くなってしまった印象もありますが?
「そうですね。相手のポジショニングが自分たちのポジションと合わなくて、フリーで前を向かれる場面もありましたし、1失点目も、注意していたミスからのカウンターだったので。後ろの選手も、自分も含めてクロスの対応を集中して守れていればよかったですけど、もったいなかったと思います」
Q:後半の終盤は相手のクロスが増えた中、センターバック2人は跳ね返していたと思いますが、多少チームとしてボールの失い方も悪かったように思います。
「失い方というか、イージーなミスというか。後ろからしたら、もう少しつないで欲しいな、と思うところで取られたり。でも、そこはサッカーなので、ミスはあると思います。攻められている中でも集中して守れていたのですが、セットプレーの流れからやられてしまい…。(副審が旗を上げたとしても)止まってはいけない場面だったと思います。ああいうところは練習中からも監督に言われているので。自分たちが声をかけて守ることができればよかったです」

■マテイ ヨニッチ選手
Q:かなり相手のクロスを跳ね返していたと思いますが、やはり2失点は悔しいのでは?
「もちろん、ガッカリしています」
Q:中断明けは失点が続いていることも、責任感を感じていますか?
「そうですね。毎試合、失点をするたびに責任感を感じています。ただ、いまセレッソがやっているサッカーは、我々が設定しているレベルに合っていないと思います。全然、これではダメだと思いますし、全員でもうちょっと気を引き締めて、我々が高く設定しているスタンダードに合わせたサッカーをやっていかないといけません」
Q:それは戦い方の問題なのか、ミスが多いということでしょうか?
「敗因や勝てていないことは一つの理由ではないと思いますが、全員がいまの状態を意識して、いろんな面において戦い方を変えないといけないですね。足りていないですよね。走る量とか、そういうシンプルなことではないと思います。今日も結構、走りました、戦いました。質のところなのか分からないですが、もう一回、全員で意識して、勝つためにすべてを変えていかないといけません」

■杉本健勇選手
Q:引き分けという結果について
「よく追いついたと思いますけど、もっと自分たちがやらないといけないことはあります。ただ、最後に追いついたことはプラスに考えていきたいですし、次につながると思います。この連戦の中で、負け試合を引き分けに持っていくことも大事。さらに言えば、勝ちに持っていけた試合でもあったと思うので、悔しいですけど…。次また、ホームで神戸戦があるので、しっかり調整していきたいと思います」
Q:勝つためにどう改善していくことが必要でしょうか?
「今日はみんなハードワークしていたと思うし、違った姿も見せていたと思いますけど、それでも失点してしまっている。修正すべきところはあると思うし、細かい部分にもなってくると思う。誰のせい、とかではなく、全員で立て直していきたいと思います。自分たちがボールを奪った後に取られることもあるし、自分たちのクロスが相手にクリアされて、それがそのまま相手のカウンターになっているところもある。(攻撃陣としては)シュートで終わることもチームとして徹底したいと思います」