2018明治安田生命J1リーグ
第19節第1日
2018.8.1水
セレッソ大阪
オウンゴール (40')
1
HOME
FULL TIME
1
キンチョウスタジアム
1-0
0-1
ヴィッセル神戸
オウンゴール (73')
キンチョウスタジアム
14,241人
監督コメント
選手コメント
■キム ジンヒョン
Q:相手にボールを持たれる時間は長くても、しっかりと耐えて先制した。勝ちパターンに持っていけそうな試合だったのでは?
「そうですね。前半も後半も変わらず、僕らがボールを持ったときはつないで、フィニッシュに行ける状況を作りながら、取られたら切り替えると。前で取れないと思ったらしっかり引いて守ろう、という指示も監督からありました。僕らもそこをしっかりやるように心がけてプレーしていましたし、1-0で勝っていて、守備に力をかけながら失点しまったことは悔しいです」
Q:試合全体を通してみると、監督が求めていたプレーは出せていましたか?
「できたことはできたと思いますけど、勝ちにこだわっていかないといけないですし、最近はまた失点が増えてきているので、無失点にこだわっていかないといけない。点は取れているので、失点ゼロで抑えたいという気持ちはGKとしては強いです。気持ちを強く持って、目の前の試合に臨みたいと思います」
Q:キム ジンヒョン選手の好セーブもありながら、失点はオウンゴールという形でしたが?
「(ボールの)取られ方が悪かったり、前に力をかける準備をしている時にボールを取られると体力も使うし、リスクも増える。最近の試合はハーフラインを越えたところで取られ方が悪いので、そこで収めて余裕を持ってやれば、体力もそうですし、失点にもつながらないと思うので、そこをみんながもうちょっと意識してやらないといけない。もちろん、やっているとは思いますが、もっと意識してやらないと、体力的にきつい状況になってしまいます」
Q:試合前には、J1通算200試合出場を祝う花束もありましたけど、あらためて、200という数字について思うことは?
「次は300試合を目指していかないと思いますし、ここからまた大事な100試合になります。300試合を達成するまでいいパフォーマンスをして、ライバルたちのいい部分も学んで、300試合出られるように、やっていきたいと思います」
■杉本健勇
Q:オウンゴールとなったセレッソの先制点について。「来た」という思いもあったのでは?
「『来た』と思いました(笑)まぁそこはどっちでもよかったんですけど、勝てなかったことが悔しいですね。後ろは耐えてくれているので、前がどんどん点を取って勢いをつけることが大事。そういった意味では、物足りなさを感じますし、前がもっと決めていかないといけないですね」
Q:山村和也選手との2トップについて
「和也はキープ力もありますし、守備も走ってくれるので、やっていてやり易いですけど、お互い、もうちょっとゴールに向かって行くところや、ゴール前での迫力を出していかないといけない。そこは二人で話していきたいと思います。あと一歩のところもあるので、そこはしっかり合わせていかないといけないと感じています」
Q:こういう展開を1-0で勝ち切っていれば、という試合でもありましたね。
「ですね。そういうところは、昨季は我慢強くできていたところもありますけど、相手も対策してきます。その中でも、自分たちが昨季以上のモノであったり、昨季と違ったものを出さないと勝てない。でも、粘り強さだったり、そういうところはチームとしてこれからも求めていきたいと思います」
■ソウザ
「ホームでやっているので、勝たないといけない義務はあったと思います。後半はリトリートして、向こうが前がかりに来た感じはありましたね。その中でも、自分たちなりにいいプレーをしたと思うのですが、セットプレーでやられてしまいました」
Q:少し攻撃に動きが少ないとも感じた試合でしたが?
「そこは前線の選手だけではなく、守備の選手も手伝わないといけない。ハマればいいサッカーができると思います。もうちょっと連係を高めないといけない部分もあると思いますし、そうすれば、もっといいサッカーができると思います」
■木本恭生
「みんな、『勝とう』という気持ちを持ってやっていたんですけど、ああいうちょっと不運な形で入ってしまったので…。今は我慢する時期なのかなと感じました。そこでバラけず、2失点目をしなかったことが、今日の良かった点かなと思います。1-0の状態で、カウンターでもう1点を取れていれば、自分たちの流れでサッカーできたのかなとも思いますし、無失点で守ることも大事なので、我慢強くやっていきたいと思います」
■清武弘嗣
「少し離脱期間が長いので申し訳ないですけど、出た試合は出た試合で集中してやりたいなと思います」
Q:勝ちきれないゲームが続いていますが)
「そこはチームでも解っていますし、ナーバスになる気持ちは解りますが、もう一回ちょっと見直さないと行けないことはあると思うので、見直して、連戦は続くので集中してやって行きたいなと思います。
今日は流れの中から点が取れていないので、そこは勿体なかったですし、チャンスはあったと思うので、負けてないことをポジティブに捉えて切り替えてやって行きたいと思います」
■ヨニッチ
「本当にタフなゲームでした。試合前から、おそらく今日もタフなゲームになるだろうという話はしていましたが、最近勝てていないので、全ての試合がタフに感じられます」
Q:前半相手にボールをかなり持たれましたが
「守備的な部分においては良かったと思います。相手にボールは持たれましたが、それほど決定機は多くなかったですし、リードした後、5バックにしましたが不運な失点でしたが、それ以外は良かったと思います」
Q:なかなか勝てていないですが、次への光は見えてきました?
「勝てていないですが、負けてもいないですし、この2試合引き分けですけど、本当に前向きに次こそ勝ちたいと思っているので、そこは全てベストを尽くしたいと思っています」
Q:次節の鳥栖戦はトーレス選手との対戦ですね
「本当に対戦を楽しみにしています。絶対に止めて勝ちたいです!」
■山村和也
「前半から自分たちのやりたいことは少しずつ出来たのかなと思います。しっかり勝ちきるというところで、もう一つ粘りどころかなと思います」
Q:前半相手に持たれる時間が長かったが
「危ない所への侵入はそんなに多くなかったと思うので、決定機というところはそこまでなかったと思います。ボールをどう取りに行くかというところは、フォワードがスイッチを入れたりとか、そう言ったところは必要なのかなと思います」
Q:勝ちきるためには何が必要?
「シンプルに自分たちがもう一度自信を持って、しっかりプレーしていくことが大事なのかなと思います」
Q:勝ちきれないのは、メンタル面か、疲労面か?
「僕たちも勝てるように努力はしていますが、少しの緩みだったり、前半守ってやろうという気持ちになりすぎて、逆に失点してしまっていると言う所もあるかもしれないので、もうちょっと積極的に攻守に渡ってプレーしていけば良いかなと思います」
■尹晶煥監督
「今日も多くの方々に足を運んでいただきましたけど、こういう結果に終わり、申し訳なく思います。徐々に良くなってきているとは思います。選手たちも、すごく意識している部分もありますので。もちろん、良かったところも悪かったところもあったと思います。現状を変えるためには勝利が必要となってきますが、勝利をするために何をすればいいのか、いま、選手たちはやっています。良くはなっていると思います。意識の部分をもっと強く持てば、昔の姿を取り戻すことができると思います。忍耐心を持って、粘り強く、前向きにやっていかないといけない時期だと思っています。すぐに試合があるので、いい準備ができるように頑張ります」
Q:先発の人選や並び、リード時に素早く山村和也選手をDFラインに下げる采配など、昨季の結果が出ていた時期を彷彿とさせましたが、この試合で得たもの、今後につながりそうなものは何でしょうか?
「全選手が、もっと勝とうとする意欲を強く持つことが大事です。後半に入ってきた選手にもっと活躍して欲しかったのですが、それができなかった部分が少し残念に思います。その選手たちも、今日の試合をもう一回、見ると思います。見ながら、足りなかったこと、修正するところをしっかり修正してくれると信じています。全ての面において、良くなってきていると思います。ただ、こういう試合を勝ちに持っていく力をもっと付けていく必要があると思います。そのためには、全員で共通意識を持つことが必要なので、持てるようにしたいと思います」
■吉田孝行監督
「前半から自分たちがボールを持って、やろうとしていたことは、ある程度は出ていたのですが、そこからもっと強引に仕掛けるとか、ワンツーで行くとか、思い切りの良さが前半は特に足りなかったと思います。前半、相手はセットプレー1発で入れたんですけど、ある意味それはセレッソのペースという感じで。自分たちはもっとパスのテンポを上げて、もっと仕掛けるところで鋭さや怖さを見せないと、セレッソのテンポに合わせてゆっくりのパスになると、ああやって失点してしまうなと。後半はそこを強く言って選手も一人代えて、臨みました。後半、立ち上がりにいいプレーが何度かあって、点が入るかなという匂いもあったので、同点にしたことは選手たちの頑張りを評価できるかなと思います。試合を通して、自分たちのサッカーをもっと極めないといけないですし、このゲームはウチが絶対に勝たないといけないゲームだったと思うので悔しいですけど、連戦で試合が続きますので、切り替えてやっていきたいと思います」
Q:アウェイで勝点1を得たこともポジティブに捉えることもできると思いますが、あらためて、勝点1の意味について
「後半、意地を見せて点を取り返したことは評価できますけど、引き分けで満足している選手は誰もいないと思うし、自分たちの目標を考えれば、引き分けで満足してはいけない。悔しいです」