2018明治安田生命J1リーグ
第21節第2日
2018.8.11土
北海道コンサドーレ札幌
チャナティップ (07')
1
AWAY
FULL TIME
1
札幌ドーム
1-1
0-0
セレッソ大阪
マテイ ヨニッチ (06')
札幌ドーム
21,614人
監督コメント
選手コメント
■マテイ ヨニッチ選手
Q:得点シーンを振り返ると?
「クロスの質がよかったので、自分はタイミングよく空いていた前のスペースに入っていくだけでした。まだゴールシーンは見ていないので、これから見たいと思います(笑)」
Q:昨季もヨニッチ選手のセットプレーからの得点はチームの強みでした。これからも得点を重ねていきたいのでは?
「そうですね。今季もいくつかチャンスはあったのですが、クロスバーに当たったり、ライン上でクリアされたり、惜しいシーンがありました。最近は取れる感覚があるので、これからも武器として使っていきたいと思います」
Q:早い時間帯に先制できただけに、勝ち切りたい試合だったと思います。
「得点してから1分以内に失点してしまったので…。得点したあと、もう少し相手にチャンスを与えない時間が長く続いていれば、もう少しうまくゲームをコントロールできたと思います」
Q:今日、試合開始から使用した3バックについてはいかがでしょうか。
「いままでずっと4バックでやってきて、今日、3バックもしくは5バックに変えたのですが、悪くなかったと感じています。特に、横にいるオスマル選手と木本選手は、前の選手とうまくボールをつないでくれたので、そこはいい点だったのではないかと思います。今後のきっかけになったかどうかは分かりませんが、我々にとっては変化が必要でしたし、この新しいシステムを練習していけば、いい結果につながっていくと思います」
■木本恭生選手
Q:今日、試合開始から使用した3バックについて。機能していたと思いますが?
「そうですね。新しい形なので、一人ひとりが思い切ってプレーした結果がうまくいったと思いますが、勝てなかったのは残念です。(3-4-2-1は、今節に向けた)練習ではやっていなかったのですが、スルガ銀行チャンピオンシップの後半をイメージしてプレーしていました。しっかりボールを保持しながら、守備も積極的にやるという意識で臨んで、ポジティブな手応えもありました」
Q:木本選手自身、最後に惜しいシュートもありましたが、3バックの左右の選手も攻撃に出られる強みがありますね。
「右も左(オスマル)も攻撃が好きなので(笑)今日は行き過ぎてしまってバテてしまい、守備のときに少し危ない場面もあったので、次、このポジションで出る機会があれば、(攻守の配分を)考えてプレーしたいと思います」
■オスマル選手
「試合には勝てていませんが、今日はポジティブに考えていいと思います。まだこのシステムに慣れていない選手もいると思いますが、試合前からいろいろと話をして、試合中もコミュニケーションを取ってプレーしていました。もちろん、今日は守る時間もありましたけど、攻めに出たときはみんな積極的に出て行ったので、いい形も作れました。今日は勝てませんでしたが、このような内容であれば、次は勝てるのではないかと思います」
Q:FCソウルでは、3バックの左が本職でしたか?
「ソウルでも、タイでも、3バックの左も真ん中もボランチでもプレーしました。なので、このシステムでも自分は戦術理解度が高いと思います」
■杉本健勇選手
「自分自身、最近は点が取れていない試合が続いていますが、過去にもそういう時期を自分で打開して乗り越えてきました。いま、そういう状況にありますけど、必ずまた点を取って、いまの状況を打開したいと思います」
Q:1トップ2シャドーについて
「よかったと思います。キヨくん(清武弘嗣)が中に入って、間で受けることもできますし、トシ(高木俊幸)とも終わって話をしたんですけど、お互いの距離感とかはやっていくうちにもっとよくなっていくと思う。初めてにしてはいいところも出せたし、もっとこうすれば、というところも出たので、次につなげていきたいと思います」
■尹晶煥監督
「早い時間帯に得点したのですが、そのあとすぐに失点してしまったので、悔いが残る試合でした。今日は3バックで試合に臨んだのですが、選手たちは初めてにも関わらず、攻守ともによく理解してくれて、よくプレーしてくれたと思います。今日もチャンスはたくさん作ったと思います。得点からは遠ざかってしまっていますが、攻撃では連動性を見せてくれました。守備でもリスク管理を徹底してくれました。大勢の方々にご声援をいただいているのですが、それに応えることができず、本当に申し訳なく思います。連戦が続きますので、集中していい準備ができるように、頑張っていきたいと思います」
Q:スルガ銀行チャンピオンシップに続き採用した3-4-2-1が機能していたと思います。コンサドーレ札幌のシステムに合わせた部分もあるのか、それとも、これからも継続して使っていくおつもりでしょうか。
「ケガ人も出ていて、いまいる選手たちを最大限、活用するために、このシステムを考えました。ただ守備だけを考えるのではなく、攻撃の活路も考えた上で、このシステムにしました。敢えて札幌に合わせてやったのではありません。今後、(4-4-2と)両方使えるようになれば、戦術の幅も広がると思いますし、これからもうまく使っていければと思います」
Q:結果こそ引き分けですが、アウェイで内容的にも圧倒したという意味では、これまでの引き分けとは意味合いも違うと思うが、どう思われますか?
「我々だけではなく、札幌も含め、サッカーというスポーツは、チャンスがきたときに決めるかどうかで勝負が左右されます。選手たちは決めたい気持ちを持っていますが、それがうまくいかなくて、プレッシャーを感じているかも知れません。特に、(杉本)健勇に毎試合、チャンスが訪れていますが、失敗をずっと続けてしまって、心理的にプレッシャーを感じているかも知れません。全選手が、チャンスが訪れたときにしっかりと決め切ることができれば、もっと試合の流れをうまく持っていくことができると思います。毎試合、勝ち切れない結果が続いていますが、今日は多くの発見もできたので、また次につなげていきたいと思います」