2018明治安田生命J1リーグ
第23節第1日

2018.8.19

V・ファーレン長崎

0

AWAY

FULL TIME

2

0-1

0-1

セレッソ大阪

丸橋 祐介 (03')

マテイ ヨニッチ (89')

トランスコスモススタジアム長崎

12,366

監督コメント

■尹晶煥監督
「多くの方々に足を運んでいただきまして、勝利を得ることができてうれしく思います。新しいシステムに変えてから選手たちはすごく安定してプレーしていると思います。ハードなスケジュールですが、選手たちは集中力と忍耐力を持って頑張ってくれています。今日はインプレーから得点は生まれなかったですが、こういう暑い気候の中での試合は、セットプレーからのゴールが重要になります。いい試合ができたと思います。いま、波に乗っているので、この波に乗っているときにもっと力を出していけば、もっと上位に食らいついていけると思います。もちろん、簡単にはできないと思いますが、選手たちは自信を取り戻していますし、今日は久々にクリーンシートも達成できました。継続してやっていくことが大事になります。これからも選手たちが高い意識を持って戦っていけば、どこが相手でも、いい試合ができると思います。これからも天皇杯など試合が続きますので、早く回復して、次の試合に向けて頑張りたいと思います」

Q:1得点1アシストの丸橋祐介選手ですが、奇しくも今節がJ1通算200試合出場になりました。あらためて、現在の彼をどう評価されていますか?
「今日は非常に高い集中力を持ってやってくれたと思います。前節は、(失点に絡んだことで)本人が自分自身にガッカリしていた様子も見せていましたが、今日に関しては、すごく高い集中力を持って試合に臨んでいました。CKからの得点のシーンでも、そこ(ニアサイド)に入るとは思わなかったのですが、何かを感じて、そこに入ったと思います。いまの姿を見せ続けることができれば、さらにいい選手になれると思いますし、今のシステムにピッタリ合う選手だと思っています」

選手コメント

■丸橋祐介選手
Q:先制点を振り返ると?
「ニアが空いていたので、入ってみようかなと。初めて入りました(笑)ヘディングもプロでは初めて決めました。よかったです(笑)」

Q:普段はアシストする側ですが、実際に自身が中で合わせてみての感想は?
「あらためて、ソウザのキックが素晴らしいなと(笑)」

Q:チームトップタイの今季6点目だが?
「うれしいですね(笑)チャンスがあれば、もっとどんどん決めていきたいです」

Q:システムが変わり、高い位置で攻撃に絡む機会も増えたのでは?
「そうですね。やっていて楽しいですし、攻撃に参加できるので、やりがいがありますね」

Q:今節がJ1通算200試合出場になりましたが、あらためてその数字については?
「これで満足せず、もっともっと出続けられるように努力しながら、チームのために頑張っていきたいです」

■マテイ ヨニッチ選手
Q:先制後は、相手の攻撃を受ける時間も長かったですが?
「いくつかエリア外からシュートを打たれることはあったのですが、決定機は与えなかったですし、先制点を決めてから、ゲームもうまくコントロールできました。うまく試合を運べたと思います。最近の試合ではそれができなかったので、うれしく思います」

Q:中に入らせず、サイドからのクロスはしっかり跳ね返していましたね。
「そうですね。全部、跳ね返しました。試合前から、相手はサイドからのクロスやロングボールが多いことは研究していましたし、全体的に、しっかり守れたと思います」

Q:そんな中、ヨニッチ選手の2点目が大きかったですね?
「そうですね(笑)あの時間帯で追加点を決めたことで試合を決めることができたので、よかったです。実は、CKを蹴る前に、丸橋選手に『ファーに蹴ってくれ』と言ったのですが、ちゃんと聞いてくれて、よかったです(笑)」

Q:ニアが警戒されていると感じたのですか?
「イエス。相手は、ニアサイドにストーンを2枚置いていましたし、自分たちも毎回、ニアを狙っていたので、最後は違うことをやってみようと。うまくいってよかったです(笑)」

■ソウザ選手
Q:1点目を決めた丸橋選手は、「ソウザ選手のキックの質が素晴らしかった」と話していましたが?
「あそこに彼が入ったことに驚いています(笑)いつもはないことなので。いつもは健勇やヨニッチが入るので、みんな驚いていました。それで、相手もマークに付けなかったのでは?(笑)」

Q:ニアを狙うのは相手も研究していると思いますが、それでも決めることができる理由は何でしょうか?
「自分の蹴るキックの質は、強くて速くて落ちるボールなので、クリアしにくいと思います。GKにしても、DFにしても、クリアしにくいボールだと思います。あとは、中に入る自分たちの選手が強いので、決めてくれる選手たちのおかげです。今日はマルが決めてくれたのでうれしいです。アシストもしましたし、間違いなく今節のベストイレブンに入ると思いますよ(笑)」

■山口蛍選手
Q:前半、ミドルシュートを相手に打たれた場面はありましたが、後半は大きなピンチはなかったようにも見えました。
「相手の高さで少し危ないシーンはありましたけど、流れの中からあまりピンチはなかったと思います」

Q:システムを変えて、守るときはこうしてしっかり守れるのが、このシステムの良さでもありますか?
「そうですね。ただ、攻撃もチャンスは多く作っているので、流れの中から得点を決めたい気持ちもあるので、そこは改善していけたらいいのかなと思います」

■水沼宏太選手
Q:最後はチームのギアをもう一段、入れ直したような感じでしたが?
「結果的に追加点も入ったし、連勝できたのでよかったです。前節も最後を締める役割というか。僕自身は、点が取れるチャンスがあれば取りたいけど、チームが勝つために、あの時間帯に投入されていると思うので、チームのためにやることを心掛けてプレーしています」