2018明治安田生命J1リーグ
第29節第2日
2018.10.6土
セレッソ大阪
0
HOME
FULL TIME
1
ヤンマースタジアム長居
0-1
0-0
ガンバ大阪
アデミウソン (45')
ヤンマースタジアム長居
34,303人
監督コメント
選手コメント
■山口蛍選手
「立ち上がりは良かったですが、その後、相手にペースを握られる展開になり、前半の終了間際に失点してしまった。そこをうまく耐えれば、後半、修正できたと思うから、あの時間帯での失点がもったいなかったと思います」
Q:前半はチャンスも作りましたが、やはり得点を決め切るところが課題ですか?
「まぁそうですね。(杉本)健勇や(柿谷)曜一朗くんがいなくて、純粋なFWがいないということは、点を取るにあたって、チームとして厳しいところもありますが、いる選手で得点につなげていくしかないですし、次の試合までしばらく間が空くので、みんなで振り返って、残りの6試合を前向きに戦っていきたいと思います。1試合ずつ頑張っていかないといけないと思います」
■山村和也選手
Q:負傷している左手の状態については?
「トレーナーに聞いてもらえればと思いますが、よくはないですね」
Q:その中で先発したのは、試合の重みも含め、監督やトレーナーと話し合って判断した結果ですか?
「そうですね。試合に出て結果を残したかったのですが、結果を出せずに終わってしまったので、悔いは残ります。チームとしても、前半の最初に決定機は何本かあったのですが、そこで決め切れずに相手に流れを掴ませてしまった。決め切れないところが、いまチームが波に乗れないところだと思うので、決め切れるようにトレーニングからしっかり取り組んでいかないといけないです」
Q:後半は相手にしっかり守られてしまった感じでしょうか?
「(G大阪は)やっぱり力のあるチームですし、こういう試合は先に決めた方がいい流れを持っていける、というところはあったと思うので、先に先制を許してしまったことが試合を難しくしてしまったと思います」
■オスマル選手
「本当に残念な結果です。個人的にもそうですが、この2週間、非常に強度の高い良い練習をこなしてきたのですが、我々には勇気と自信が足りなかったと思います」
Q:前半の序盤はセレッソの方がボールを握っていたと思いますが?
「開始早々は上手くコントロール出来たと思いますが、どんどんレベルが下がっていったというか、簡単にボールを失うシーンも多かったですし、バランスも上手く取れなかった所も多かったです。どんどん相手にボールを持たせる時間が長くなり、全てが落ちていきました。そこから上手くこっちのペースに持ちこむ事が出来ませんでした。本当に残念です」
Q:失点シーンはオフサイドを取ろうとしたのでしょうか?
「いえ。オフサイドを仕掛けようとしたワケではないです。3バックや5バックでディフェンスをしているときには、全員のラインを揃えるのも大変な事なのでオフサイドトラップを仕掛けても上手くいきません。あの瞬間、前に行った方が良いのか、後に下がった方が良いのか、ディフェンダー全員の考えがバラバラで、その上、ガンバのボールを出した選手にプレスもかからなかったですし、自由を与えすぎました。一瞬でやられてしまいました。こういった試合では、一つのミスが大きなミスにつながります。攻撃でも、シュートをあまり打てず、チャンスを生かすことができなかったことも、今日の敗因だと思います」
Q:初めての大阪ダービーはいかがでしたか?
「初めてでしたが、本当に素晴らしい雰囲気の中で試合をすることができました。雰囲気は完璧でした。出来れば毎試合、こういう雰囲気の中で戦うことが出来たら嬉しいです。サポーターのみなさんの声援は励みになったし、選手一人一人の力になってくれましたが、ゴールを決めることが出来なかったのは本当に残念です。今日のダービーを振り返ると、試合に向けて一人一人、良い準備をして試合に入る事が出来たと思うのですが、まだガンバさんに対してメンタル的な穴があると思います。その穴を来年に向けてどう埋めていくのかを我々は考えないといけないです。ほぼ満員になり、せっかく良い雰囲気を作ってくれたのに勝てなくて本当に残念です。今日勝てば、また次の試合もたくさんのお客さんが入ってくれたと思いますが、良いパフォーマンスをお見せできず、みなさんを落胆させてしまった。本当に今日の負けは大きいと思います」
■尹晶煥監督
「申し上げる言葉が見つかりません。多くの方々に足を運んでいただいて、いい雰囲気を作っていただいたにも関わらず、情けない姿を見せてしまいました。今日の結果は衝撃的で、いまは頭の整理がうまくできないですが、選手たちは最後の最後まで諦めずに頑張ってくれました。(大阪ダービーで勝つためには)何か変化が必要だと感じました。ただし、これからも残りの試合に向けて、いい準備をして頑張ります」
Q:松田陸選手の負傷を受けて、高木俊幸選手を投入されました。切り札的な存在を投入した狙いについて、受け身に回らず先制点を狙いに行くという意図でしたか?
「(高木にとっては)前にもやったことがあるポジションですし、トシ(高木)のスピードを生かそうと思いました。守備に関しては少し落ちる部分もあったと思いますが、攻撃のところを考えました。チャンスも訪れましたが、そこで決め切ることができなかったと思います」
Q:セレッソ大阪の監督に就任後、リーグ戦ではガンバ大阪に勝利がありません。内容的には大きな差はないと思いますが、結果的に負けてしまうのは何が原因でしょうか。
「いろんな要因があると思いますが、我々のチームの色ではないかと思います。こういう試合、相手が強く出てきた試合で力を出せないことが多い。どうすれば変化できるのかを常に考えていますが、今日の試合に関しては選手たちも心の準備をしっかりして臨んだと思いますが、その中で何かが足りなかったと考えています。それを早く見つけて解決できれば勝てるようになると思いますが、まだその部分が明確になっていないので、こういう結果になっていると思います」