2018明治安田生命J3リーグ
第28節第2日

2018.10.21

SC相模原

工藤 祐生 (20')

谷澤 達也 (89')

2

AWAY

FULL TIME

1

1-0

1-1

セレッソ大阪U-23

ウェリング ピアス (78')

相模原ギオンスタジアム

1,955

監督コメント

「最後まで応援して下さったサポーターの皆さんに勝利を届けることができず、残念に思います。前半の45分が全てだったかなと思います。非常に入りが悪く、スローなテンポで相手に合わせたゲームをしてしまった。相手のストロングである高さにやられたんですけど、そうなる前に、もっと我々のアグレッシブさを出して、後半のようなゲームを最初からしなければいけなかったなというゲームでした。追いついたところまでは良かったんですけど、その後、もっと(点を)取りにいく姿勢が足りなかったかなと思います。次はホームなので、しっかりとリカバリーして、勝利目指して戦っていきたいと思います」

Q:前半の入りでアグレッシブさに欠けた要因について
「相手は多少、リトリートするところで、逆に(自分たちに)時間がある分、固められてしまったところをなかなか崩せずに、スローなテンポでボールを動かしてしまったというのが一番の印象です。(後半のように)もっと相手を動かすようなサッカーをしないと、相手は高さもあるので、ゴール前を固められたら難しいなと思います」

選手コメント

■ウェリング ピアス選手
Q:ゴールシーンを振り返ると?
「0-1で負けていたので、そういう時は、クロスが自分に来るというイメージで走り込まないといけません。(舩木)翔のクロスが絶対に僕に来るという思いで走り込みました。FWとして点を決めたことは嬉しいですが、今日は最後に負けたので、嬉しさはなくなって、悔しい気持ちです」

Q:同点に追いつた後、もう少し攻めたかったですか?
「そうですね。同点にして、まだ時間が残っていたので。勝つメンタリティーを持って戦っていたので勝てると思っていましたが、相手に点を決められてしまいました。最後も2点目を取ろうと思って攻めたのですが、取れなくて悔しいです」

Q:J初ゴールに続き、2点目もクロスからの得点です。味方との呼吸も合ってきましたか?
「そうですね。日本に来て、オーストラリアよりたくさんクロスが入ってくる。日本のリーグはコンパクトで、真ん中よりもサイドからチャンスが作れるから、FWとしては、クロスから得点を決められるようにならないといけません。もちろん、真ん中からも点を取らないといけないし、どのシチュエーションでも決められるようにしたいです」

■舩木翔選手
Q:一時は同点ゴールにつながった、クロスからのアシストは狙い通りでしたか?
「相手は大きいCBばかりだったので、自分でも意識して低い弾道のクロスは狙っていました。(米澤)令衣くんがうまく(ニアに)入ってくれて、潰れてくれて、いい形で得点につながって良かったです。クロスは自分の特長でもありますし、そういう形を出せたことはプラスになります。もっと自分が起点になった攻撃を増やしたいですし、中に入るプレーも増やしながら、クロスの精度や質を高めていきたいです」

■山根永遠選手
Q:得意の角度でシュートを打つ場面もあっただけに、1本、決めたかったのでは?
「普段から練習している(シュートの)形が何回かあったんですけど、ちょっと力んだ部分がありました。試合の状況的に、決めたら勝つチャンスが増える、ということで、少し力んでしまったと思います。打つ前までいい流れで運べて、あそこで真ん中に弱いシュートを打つんだったら、もっとドカンと強いシュートを打っておけば良かったと思います」

Q:一度は同点に追いつきましたが、前半の内容は課題ですか?
「そうですね。4連勝していて、『目指せ5連勝』ということで試合に挑んだんですけど、心の片隅に、どこか4連勝している気の緩みがあったのかなと思います。相手がゆっくりしているところを前線からハイプレッシャーをかけて、ボールを奪ってショートカウンターみたいな形が前半は少なかった。後半はできて、自分たちのリズムになったんですけど、1点しか取れずに、その後、失点してしまった。勝てるチャンスを逃してしまったと思います」