Singha Umay+ CUP 2019

2019.1.30

BG PATHUM UNITED

EAKKALAK LUNGMAN (75')

1

AWAY

FULL TIME

3

0-1

1-2

セレッソ大阪

柿谷 曜一朗 (28')

ブルーノ メンデス (57')

都倉 賢 (83')

LEOスタジアム(バンコク・パトゥムターニー県)

レポート

監督コメント

■ロティーナ監督
「我々にとっては初めての試合で、暑さの中での試合でした。トレーニングでやってきたことを確認するための試合でしたが、1試合目にしては良くできたと思います。基本的にはいいプレーができたと思います。ただ、ボールを持った時に縦に焦り過ぎてしまうシーンもありました。課題となったところは、これからのトレーニングで修正したいと思います。各選手、45分間プレーする予定だったんですけど、アクシデントがありました。今日の朝、ナオ(藤田直之)の調子が悪く、試合前にデサバトにもアクシデントがありました。その2人のアクシデントによって、GKを除く3人のフィールドプレーヤーが90分間プレーしないといけない状況になりました。我々にとってはリスクがあったのですが、選手たちはよくやってくれたと思います。基本的には、試合ができて満足しています。というのは、修正すべき点、よくできたプレーが明確になったからです。トレーニングするための材料が明確になったという点で、とても満足しています」

Q:トレーニングしてきた中で、今日、具体的に成果として現れた点はどういったところでしょうか?

「トレーニングしてきたこと全体が出たと思います。我々は試合のためにトレーニングしていますが、やはり試合とトレーニングは違う。試合をすることによって見えてきた部分もあるので、そこをまたトレーニングしていきたいと思っています」

選手コメント

■柿谷曜一朗
Q:新チームの初戦を振り返って、いかがでしょうか?

「いい環境でキャンプをさせてもらって、今日もいい雰囲気で試合をさせてもらいました。どっちが勝ってもおかしくないゲームだった思うけど、キャンプで積み上げてきたモノをしっかり出せたことが、今日の勝利につながったと思います。今年は後ろからしっかりポジションを取りつつポゼッションをして、ボールを握るサッカーを目指していますし、全員がボールに関わるサッカーができていくと思います。今日は相手もそういうサッカーだから、勉強になる部分もたくさんあって、お互いが刺激になったと思います」

Q:センターバックからしっかりつなぐところも含め、トレーニングの成果が出たところもあるのでは?

「まだまだ成長できると思うし、戸惑いも多くある中で、全員がそういう意識を持ってチャレンジしていくことが大事。時間はかかるかも知れないし、すぐにうまくいかないかも知れないけど、もう一回、キャンプがあるので、そこで試合をやりながら、みんなで話し合いながらやれたらいいと思います」

Q:PKはソウザ選手に譲ってもらった?

「ソウザが蹴るモノだと思っていました。ソウザに関しては、僕は何も言わないですし。僕がボールを持っていたから渡したのですが、『いや、キャプテンが蹴るでしょう』と言ってきたので、『オッケー、分かった』という感じで蹴りました」

■ブルーノ メンデス
Q:セレッソでのデビュー戦でゴールした感想はいかがでしょうか?

「今日、試合をするのが非常に楽しみでした。初めての試合で初ゴール、神様のおかげで最高の形でデビューできました。自分たちはキャンプを通して試合のために準備をしてきました。試合に向けて全力を尽くさないといけないですし、今日はそれができました」

Q:後ろからしっかりとつないでいくサッカーをトレーニングしてきましたが、手応えはいかがでしょうか?

「今日はいい試合ができたと思います。監督が求めていることをできたと思います。日々、よくなっていくと思いますし、次、またキャンプがあるので、そこでさらにコンディションを上げていきたいと思います」

■都倉賢
Q:セレッソでの初ゲームでしたが、終えた感想はいかがでしょうか?

「みんなが監督の求めることにしっかりトライしつつ、トライ&エラーがあった、実りのあるゲームだったと思います」

Q:やってきたトレーニングをしっかり出すという意味では、ポジティブな部分もたくさんあったのでは?

「そうですね。まずはミス云々より、やろうとする姿勢が大事だと思いますし、失敗から学ぶこともあります。自分が何で成功して、何で失敗したか。それをある程度、把握できたことは、チームとしても良かったのかなと思います」

Q:自身としては、挨拶代わりの得点も生まれましたが?

「チームとしていろいろやっていくコンセプトの中で、できた部分とできなかった部分がありました。まだコンディションが上がっていない中で、ボールが足につかない場面もありましたが、ゴールという結果を出せたことは良かったと思います。それ以外はまだまだですが、立ち上げの段階ですし、いいタイキャンプの締めくくりになったのかなと思います」

■奥埜博亮
Q:セレッソでの初戦でしたが。振り返っていかがでしょうか?

「結果的に勝てたことが一番良かったです。練習でやってきたことをみんがやろうとしていましたし、その中で、できたこととできなかったことがあったので、また練習からもっともっと良くなっていけばいいと思います」

Q:具体的に、表現できたことと、課題になったことは?

「チームとしてもっとボールを動かして相手を揺さぶるところでミスが出たり、縦に付けようとして、ボールを失ってしまったり。そういう使い分けのところで、もっとチーム全体で意思統一できればいいと思います」

Q:後ろからしっかりボールを握る意識は90分を通して見られたと思うが?

「選手一人ひとりがいいポジションを取って、ボールを怖がらずに受けて回せれば、前に進んで行けると思いますし、ゴールにつながっていくと思うので、その精度をもっと上げていきたいと思います」