2019JリーグYBCルヴァンカップ/Cグループ
第1節第1日
2019.3.6水
大分トリニータ
丸谷 拓也 (89')
後藤 優介 (90'+2)
2
AWAY
FULL TIME
1
昭和電工ドーム大分
0-1
2-0
セレッソ大阪
ブルーノ メンデス (23')
昭和電工ドーム大分
5,320人
監督コメント
選手コメント
■ブルーノ メンデス
「試合を終えた率直な思いは、悔しいですし、悲しい気持ちです。試合を通じて自分たちがコントロールできたイメージもありましたが、残り5分くらいで2失点してしまったので、非常に悔しいです。ゴールについては非常に嬉しいですが、負けたことで悲しい気持ちです」
Q:ゴールに関して。タイキャンプでの練習試合でも決めたような形でしたが、あの角度から縦に行く形は得意な形でしょうか。
「そうですね。奥行きを持ってあのスペースへ進んで、競りながら、という形は狙っています。ボックスの中は自分の特長が出るところなので、そこでシュートを打てて、神様のおかげで運もあって、決めることができて良かったです」
Q:得点力は示せていると思います。自身のパフォーマンスを振り返ると?
「セレッソに貢献するために来ましたし、いい練習ができています。リーグ戦では交代で出ていますが、最初から出てリズムに乗っていくことも大切です。これからそういうチャンスももらえれば、もっと活躍したいと思います。練習試合と公式戦は違います。公式戦の方がハードですし、連続して出ていけば、コンディションや試合勘も良くなっていくと思います。結果も付いてくると思います。引き続き、自分のやるべきことをやって、自分が出たらゴールを決める気持ちです。決めることができなくても、味方がいいプレーをして、勝利に貢献したいと思います」
■水沼宏太
Q:最初の失点までは大きなピンチもなく、守り切れそうな感じもありましたが、後半の締め方について、少し守備に入るのが早過ぎた感じでしょうか?
「もちろん、逆転されることは良くないし、最後の踏ん張り、守り切れなかったことに関しては、責任を持ってゴール前で体を張ることが一番なので、それができなかったことは反省しないといけないと思います。リーグ戦を含めて3試合やっている中で、終盤の戦い方は課題となっているところではあります。ボールを保持するところと、しっかり守るところ。頭をうまく切り替えながらやらないといけないし、どっちつかずの状況で時間を進めていくことは良くないので、そこはチーム全体として考えないといけない。自分自身については、今日はウィングバックに入って、アトムくん(田中)と瑛ちゃん(片山)との関係性はうまくできたと思う。サイドの関係性は、ボールを運ぶところでは大事になってくる。やり直すところや、ボランチを含めて三角形をうまく作るところは、後半の途中まではうまくできた。そこはポジティブに捉えていいところ。名古屋戦は外から見ている時間の方が多かったですが、サイドからの攻撃、ボールを保持するところも含めて、ウィングバックとシャドーとセンターバックの関係はうまくいっていなかったところがたくさんあったので、そこは意識してやったので、そこはポジティブに捉えていいかなと思います。でも、負けたことが全てなので、そこはショックですが、すぐリーグ戦があるので。うまくできたところをもっとフォーカスして、次につなげることができればチームは良くなっていくと思いますし、前向きにやっていくことが今は大事なので。踏ん張りどころだと思います」
■瀬古歩夢
「試合の入りも悪くなかったですし、試合全体としても、チームとしても自分としても、悪くなかったと思いますけど、試合の終盤、難しい時間帯ということは分かっている中で、一つのミスや、一つ声をかけるところが欠けてしまって、失点につながったのは残念です」
Q:1点してからバタついてしまった?
「後ろから見ている感じではバタつきはあったと思いますし、見ている多くの人がそう思ったと思います。自分としては、そこまで感じていなかったのですが。2失点目はコミュニケーションだけで修正できたと思うので、そこはすぐ改善できると思います。そこは次に生かしていきたいと思います」
Q:トップチームで90分出て、個人的な今日の収穫はいかがでしょうか?
「自分としては久々の公式戦であり、フルでやったのも久しぶりなので。90分出られたことが自分にとっては大きかったです。トップチームでスタートから出ることができたことは、自分の中では大きな収穫ですし、いいアピールができたとは思いますが、この世界、やっぱり結果が大事なので、次はさらに結果にこだわっていきたいと思います」
Q:監督も「満足している」という言葉もありましたが、自分自身として今日のプレーを振り返ると?
「持ち運んで縦パスを入れることはできましたが、早く入れ過ぎてカットされることもあったし、そこはもう一回、やり直して、状況を見ながら打ち込んでいかないといけない。一つ、バックパスをミスして、失点につながりそうな場面も招いたので、そこは今後、そういうミスがないようにやっていかないといけない。そういうミスを失くさないと、上にはいけない。そこは日頃のトレーニングからこだわっていきたいと思います」
■ロティーナ監督
「この前の名古屋戦と同じような展開になりました。前半はボールを持って、いいプレーができたのですが、後半はそれができなかった。自分たちのディフェンスする時間が長くなり、相手の攻撃する時間が長くなってしまった。その中で、多くのチャンスは与えていなかったのですが、最後、相手が仕掛けてきたところでやられてしまいました。成長すべきところ、改善すべきところが多いという印象です。ポジティブな点を言えば、トシ(高木俊幸)と片山(瑛一)が戻ってきたところ。瀬古(歩夢)のプレーにも満足しています。ポジティブな面を見て、次の試合に向かっていきたいと思います」
Q:瀬古選手について。「満足している」という言葉もありましたが、どういったプレーが良かったでしょうか?
「強いパーソナリティーがあって、両足でビルドアップできるところです。まだ我々とトレーニングして日が浅いので、コンセプトを吸収していく必要があるのですが、将来、とても
可能性のある選手だと思っています」
Q:前半から相手にボールを持たれる時間が長かったですが、持たせてカウンターを狙う形だったのか、試合の流れで持たれる時間が長くなってしまったのか?
「相手がボールを持つことは分かっていましたが、我々がボールを持つ時間もありました。その習慣を、今、身に付けていて、できていないところもありますが、より強調していきたいと思います。それでも、前半はボールを持ってプレーできたのですが、後半は特にロングキックを蹴ってしまって、自信を持ってボールを持つことができなかった。それが一番、改善すべきところだと思っています」