2019明治安田生命J1リーグ
第16節第1日
2019.6.22土
セレッソ大阪
ブルーノ メンデス (20')
水沼 宏太 (51')
2
HOME
FULL TIME
0
ヤンマースタジアム長居
1-0
1-0
ジュビロ磐田
ヤンマースタジアム長居
17,728人
監督コメント
選手コメント
■水沼宏太
Q:気持ちのこもった戦いぶりでの勝利でした。
「公式戦で連敗していたので、今日はみんなで『とにかく勝利を』という強い気持ちを持って試合に入りました。90分、途切れることなく声を出して、戦い続けることができました。試合前からいい雰囲気で準備できていたので、今日の勝ちは大きかったと思います」
Q:ついにロングスローから得点も生まれましたね。
「ナオくん(藤田直之)の肩が強いので、ありがたいですね(笑)チームの武器でもあるので、そこから点を取れたことは大きかったですし、追加点(を取ること)が自分たちの課題でもあったので、どんな形であれ、2点目を取れたことはチームとして大きかったです。ただ、他にも点を取れるチャンスはあったので、チームとしても、選手各々としても、しっかり取り組んでいければと思います」
Q:ここに来て、だいぶチームとしてやるべきことが整理されてきているのでは?
「そうですね。前節の鹿島戦の前半もそうですけど、自分たちが準備してきたことを、相手の出方に合わせながら、場面、場面で変えていくことが少しずつできています。それは自分たちの強みにしていけたらと思います。ただ、前節もそうでしたけど、相手に長いボールを蹴られた時、その後、処理をして、自分たちでつなぐこと、相手を1枚、2枚はがして自分たちの時間を作ることは、今の僕らの課題。でも、その課題を自分たちで分かっているので、克服するのも時間の問題だと思うし、みんなで意識を変えていけば、もっと良くなると思っています。そこは、また一つ進歩できる課題かなと思います」
■清武弘嗣
「気持ちが入っていたし、前半、流れを掴めました。集中してゲームに入った中で先制点を取れたので、大きかったです。後半も、前節は自分たちの重心が後ろになっていたので、今日はハーフタイムに『受けずに自分たちから行こう』という話はしていました。それでも何回かチャンスは作られましたし、重心が下がった時間帯もあったのですが、もう一度自分たちが前に出られたのは、チームとして良かったと思います」
Q:前節も、後半の試合運びは改善点に挙げていましたが、今節は、意図的にそこを克服すべく臨んだのですね。
「そうですね。今日は90分を通していい試合ができたと思います。もちろん、修正する部分はあるのですが、ホームでこうやって勝てたことは良かったと思います」
■丸橋祐介
「前半から落ち着いてボールを回せましたし、うまく裏も取れていたので、得点シーンもそうですけど、うまくハマったと思います。(先制点は)ボールを持ったらブルーノが良い形で動いてくれたので、僕はそこに合わせるだけでした。もっともっとそういうシーンを作っていきたいと思います」
Q:ポゼッションの手応えは感じている?
「そうですね。一人一人の距離感も良いですし、やりたいサッカーを共有できていると思うので、本当に良くなってきていると思います。チャンスは毎試合、前半からあるので、そこを決められるかどうかだと思います」
Q:2点目を取ったあと、相手の強力な2トップに押し込まれるシーンもありましたが、粘り強く守り切れたという印象ですか?
「後半は押し込まれましたし、ボールを持つ時間もあまりなかったので、そこは課題かなと思いますけど、しっかり失点ゼロで抑えられたのはプラスに考えて良いと思います」
Q:しっかり押し返すシーンも見られましたね。
「そうですね。取ってからしっかりつなげていましたし、落ち着いてボールを持てていたので、そこは良かったと思います」
■松田陸
Q:先制後にゆりかごダンスでの祝福がありました。第一子が誕生されたということで、おめでとうございます!
「ありがとうございます(笑)」
Q:いつ生まれたのですか?
「今日の昼に生まれました。ずっと付きっきりで奥さんに付いていました。生まれたのを見届けてから、今日の試合に臨みました」
Q:いつも以上に気持ちも入っていたのでは?
「そうですね。妻も頑張ってくれたので、『次は俺の番やな!』と 思っていたので、試合に勝てて良かったです。パパになったので、しっかり家族を支えていかないといけないし、これからも頑張ります!」
Q:ロドリゲス選手やアダイウトン選手の突破も脅威でしたが、失点ゼロで終わることができました。松田選手の体を張った守備も光りました。
「ジンヒョンもヨニッチも頑張ってくれたし、全員が体を張って、前線の選手も守備で追ってくれた。失点ゼロで終えることができたことは、チームとして自信になります」
Q:ルヴァンカップも含めて、連戦になったが?
「正直、きついです(笑)でも、サッカーするのは楽しいですし、試合が続くのは選手としては嬉しいこと。サポーターの人たちとこうやって勝利を分かち合えるのは、いい瞬間だなと思います」
■キム ジンヒョン
「入りからみんな集中して入れましたし、今までやってきたサッカーのスタイルは変わらず、うまくできたと思います。あれだけ点が入ってくれると、後にも力になるので、全体的に今日は素晴らしいゲームだったと思います」
Q:ロドリゲス選手やアダイウトン選手の突破は脅威でしたが、チーム全体として守れていたのでは?
「そうですね。一人が抜かれても、二人目が出てきたし、三人、四人とカバーの意識を持つことで、バラけることなく、まとまって守れました。こぼれても、こぼれ球を拾いやすいポジションを取っていたので、それは強く意識しながら守っていました。中に入られても、カバーリングの意識はありましたし、シュートを打たれるにしても、失点につながらないような打たせ方をしようと思っていました」
Q:無失点での勝利を収めた中、自身の好守も光ったが?
「いつも通り、無失点で抑えることを心掛けていました。なるべく、無失点で終わる試合を増やしたいので。『前が1点を取れば勝つ』という雰囲気にしていきたい。今日のセーブに満足せず、次もチームが勝てるプレーをしたいと思います」
Q:ピンチの場面も想定内でしたか?
「後半、攻められる時間が長かったので、そういう時間で、もう少し自分たちでボールを持てれば、ピンチも減る。厳しい時間帯でも、ちょっとでもボールを持つ時間を増やすことを、目指していきたいです」
■ロティーナ監督
「試合は、いいスタートを切れました。ボールを持って、チャンスを作ることができました。いいゴールも決まって、その後も追加点を取るチャンスを作ることができました。前半の終盤は相手も押し返してきて、拮抗した展開になりました。後半、相手はより前に人数をかけてきて、それによってできたスペースを自分たちも突くことで、行ったり来たりの展開になりました。我々もエリアに簡単に入っていくことができたシーンもありましたが、彼らも強力な攻撃陣を前に置いて、チャンスを作っていました。我々も3点目を取れる決定的なチャンスがありましたが、彼らも1点を取るチャンスは何回かあったと思います」
Q:中断明けの公式戦2試合も負けてはいましたが、チャンスはかなり作れていました。序盤に比べてチャンスの数が増えたのは、どのあたりが良くなっているのか?
「ほとんど全てが良くなっていると思います。チャンスを作る、ということだけではなく、全ての局面で、チームは成長していると思います。その中で、確かにチャンスを作る側面で、成長がより見やすいモノになっていると思います。以前も言いましたが、プレシーズンで、思ったようなプレシーズンを過ごすことができませんでした。ただ、シーズンが始まってから成長できていますし、カップ戦も、我々にとって、とてもいい成長の機会になりました。チームとしても、個人としても、まだまだ成長する能力があると思っています。それが我々の目標でもあります。個人、グループが、日々成長していくことが大切です」