2019明治安田生命J1リーグ
第18節第1日
2019.7.6土
サンフレッチェ広島
パトリック (66')
1
AWAY
FULL TIME
1
エディオンスタジアム広島
0-1
1-0
セレッソ大阪
水沼 宏太 (19')
エディオンスタジアム広島
15,032人
監督コメント
選手コメント
■水沼宏太
Q:前後半で内容の異なるゲームになったが、試合を振り返ると?
「後半も前半のように後ろから押し上げて、引かずに前でポゼッションできればよかったのですが、後半は相手の攻撃に対して受け身になってしまいました。押し込まれる展開に自分たちでしてしまったと思います。後半のような展開になった時にどうするのかということは、今の自分たちの課題でもあります」
Q:押し込まれた展開を盛り返す、という意味では、第15節の鹿島アントラーズ戦なども同様でした。今後、克服していきたい課題ですか?
「そうですね。我慢強くパスを回していくこと、焦れずにやり続けることが大事です。一人もサボらず、ポジションを取って、しっかり回していくことができれば、どういった状況でも相手を押し込めると思う。立ち返る場所を試合中にも考えながら、一人ひとりが頭を使ってやっていかないといけないと思います。前半のようなサッカーを続けていくことが自分たちの成長にもつながりますし、GKからFWまで全員で意思統一することが大事になります。今日、出た課題を克服できるようにやっていきたいと思います」
Q:先制点となった直接FKについて。これまでの試合では、あまり蹴っている姿は見なかったように思うが?
「ウチにはキッカーも多いので(笑)でも、自分も決める自信はありますし、練習でも蹴っているので、狙い通りでした」
■瀬古歩夢
Q:リーグでも屈指のフィジカル能力を持つパトリック選手と対峙した感想について
「舞台は違いますが、1度、J3で対戦したことはありました。やはり、体は強いし、スピードもあります。そういった相手とやることは、自分自身、楽しいですし、成長につながると改めて感じることができました」
Q:試合自体を振り返ると?
「後半はボールを握る時間を作れず、相手に持たれる時間も長かったですが、その中でも、何とか守備で耐え切りたかったです。勝点1は取れましたが、もったいない試合になったと思います」
■山下達也
Q:相手に勢いが増した中での途中出場でしたが、どういったことを意識しながらピッチに入りましたか?
「まずはパトリック選手を抑えること。2失点目はしないようにと。前の選手に声を掛けて、自分たちが守りやすいように、ということも心掛けていました。後半は、外から見ていても、相手のサイドに勢いがあるなと思っていました。(前半は劣勢でも)そのあたりは賢く戦ってくるチームなので、自分たちとしては、前半の内に追加点が欲しかったですね。チームとしては悔しい結果です」
Q:それでも、逆転されずに勝点1を積んだことも、プラスにしていきたいですね。
「そうですね。前半の戦いはすごく良かったですしね。良かったところは継続してくことが大事ですし、研究されても違うオプションを考えてやっていければいいと思います。監督やコーチも考えていくと思いますし、選手たちがそれに付いていけば、大丈夫だと思います」
■ロティーナ監督
「前後半で違う試合になりました。前半は我々が優位に戦って、1点を取ることができました。後半は広島が優位に進めて、彼らも1点を決めました。互いに一つのハーフを支配したという意味で、妥当な結果だったと思います」
Q:前半は素晴らしい内容で、先制点も取りました。後半立ち上がりのブルーノ メンデス選手の切り返しからのシュートが決まっていれば、狙い通りの試合展開だったと思います。その一方で、後半は押し込まれた時間帯で盛り返すことができませんでした。選手交代も含めて、どのような策を考えていましたか?
「確かに2-0にできていれば、違う展開になったと思います。ただ、サッカーにミスは付きものですし、受け入れる必要があります。後半、押し込まれたことも事実です。相手が前に来ていたので、裏のスペースを使うために高木選手を入れました。ただ、交代した直後に失点してしまいました。(後半の)問題は、ボールを持てなかったこと。前半のように、ゲームを支配することができなかったこと。その中で、ボールを持てないにしても、より深さを持った選手、裏に抜ける能力を持った選手を入れて、相手を押し返すこと、相手陣地に入っていくことを狙いました」
Q:後半の内容について。「ボールを持てなかった」という現象は、自分たちに問題があったのか、広島の守備が変化したからなのか。どう考えていますか?
「難しい質問です。両方のことが起こったと思います。彼らはよりプレスをかけてきて、我々は、落ち着いてそのプレスをかわすことができませんでした。その両方が原因だと思います」