2019明治安田生命J1リーグ
第20節第1日
2019.7.20土
セレッソ大阪
0
HOME
FULL TIME
0
ヤンマースタジアム長居
0-0
0-0
ベガルタ仙台
ヤンマースタジアム長居
15,574人
監督コメント
選手コメント
■奥埜博亮
「互いにチャンスはあった中で、決め切れない試合になったのかなと思います」
Q:ホームで迎えた古巣戦となったが?
「僕にとっては大事な試合ですが、気負うことなく、いつもと同じような気持ちで試合に入ることを心掛けました」
Q:シマオ マテ選手との対峙について
「対戦してみて、ぶつかった時の強さは感じましたし、やり辛かったという思いはあります」
Q:勝点1について
「蒸し暑い中での試合で難しさもありましたけど、こういう試合で勝点3を取れると、もっともっと上位に行けると思うし、強いチームになれるのかなと思います。こういう試合で勝点3を取り切れるチームになっていきたいです」
■松田陸
「悪い試合ではなかったですが、最後のクオリティーをもう一つ高めたかった。もう一つ、アイディアがあったらおもしろかったと思います。ただ、自分たちも全力で戦ったし、相手も全力で守っていた。その中でも、相手のシマオ マテ選手が今日は効いていました。勝ちたかったけど、相手の守備も堅かったです」
Q:サイドを深く破るシーンも何度かあっただけに、一つ合わせたかったですか?
「そうですね。最後に人に合わせるプレーがうまくいかなかったところもあったので、そこは練習から精度を高めていきたいです」
Q:その一方で、ロティーナ監督は、最後まで集中力を切らさず、失点ゼロで終えたことを称えていました。
「自分たちが攻めている中で、相手は途中から外国籍選手も出てきましたし、そういう中で、失点ゼロで抑えたことは大きいですね。プラスα、自分たちが点を取ってリードする展開に持っていくことができれば、もっと自分たちが優位に試合を運べました。ただ、方向性としては、悪くない試合でした」
■水沼宏太
「勝点3を取らないといけなかったですね。ホームの雰囲気も素晴らしかった。決めるべきチャンスがあったので、もったいないなかった。やろうとしていること、できたこと、できなかったことがありますけど、積み上げてきた中で、できている場面もたくさんあったので、前向きに捉えていきたいです。でも、今日はもったいなかったですね(苦笑)」
Q:前後半を通じて、特に右サイドを中心に深くまで進入するシーンもありましたが、相手の守備も堅かったですか?
「相手が引いてくることは想定内でしたし、そこをどう崩すかは課題になりますが、その中でも、チャンスも作れていたので、そのチャンスを決め切れば勝てた試合。こういう試合を勝ちに持っていくことができれば、もっともっと上にも迫れます。今の僕らは、そういう勝ち切るところが課題。最後の仕上げの部分。チャンスを多く作れば作るほど、得点チャンスも生まれてくるので、引き続きやっていくことが大事です。その中でも、失点ゼロで抑えることができたことは、僕らの強みだと思います」
■レアンドロ デサバト
Q:復帰戦となりましたが、自身のプレーを振り返ると?
「良かったと思います。怖さもなかったですし、自信を持ってプレーできました」
Q:0-0の状況で試合に入り、攻撃を活性化させつつ、守備ではカウンターに備えていましたが、入る前は、どう試合を見ていましたか?
「相手と似たようなサッカーをしていたと思います。スペースもあって、どっちが決めてもおかしくない試合だったと思いますが、よりハッキリしたチャンスがあったのは自分たちだとも思います。ただ、勝てない時でも、勝点を取ることは大事なので、勝点1を取れたことは良かったと思います」
Q:失点ゼロで終えたことは今日の収穫ですか?
「それは大事なことですね。失点ゼロを続けていくことは、自分たちの自信にもなります。そういう試合を続けることで、より堅いチームになっていけると思います」
■ロティーナ監督
「勝つことができた試合だと思います。特に、後半、いくつかあったチャンスの中で一つ決めていれば、というところ。チャンスを作ることが簡単ではない相手に対して、前半はチャンスを作るのが難しかったのですが、後半は、よりチャンスを作ることができました。ただ、そこを決め切れなかったのですが、良かったことは、チームが集中力を切らさず、リスク管理を怠らなかったこと。こういう試合で起こり得るのは、カウンターや、そこから生まれる相手のCKで1点を決められて敗れること。そういう最悪の結果もあり得るのですが、最後まで集中力を保って、最悪の結果は免れることができました。勝点3を取れなかったことは残念ですが、選手の仕事ぶり、集中力を90分保ったことについては満足していますし、チームが後退しているとは思いません」
■渡邉晋監督
「仙台ではなかなか味わえないような蒸し暑さで、やっている選手はもちろんですが、スタジアムで応援してくれたサポーターも相当、暑かったのではないかと思います。そんな中、最後まで声援を送ってくれたことに心から感謝を申し上げます。試合については、まず、前節(・鹿島アントラーズ戦)の反省を受け、しっかりと守備のところで締まったものにしたい、ということがあったので、この1週間はそういうトレーニングをしてきました。だからといって自陣に閉じこもるだけではなくて、守備の優先順位というものを考えて、それを実行しよう、というところで、準備と今日の送り出しをやりました。セレッソさんのゴールキックが一つのポイントになると思っていて、それを我々がどれくらい引っかけられるか、そこが1つのポイントになるかなと思っていました。前半に2つ、相手陣内で実際に引っかけた。後半もいくつか引っかけて、フィニッシュまでいけなかったのですけれども、意図して奪って、しっかりと前に行けたというところでは、選手がしっかりと戦術を遂行してくれたおかげだと思います。チャンスを仕留めていれば、もしかしたら勝点3を取れていたのかもしれないですが、それでもしっかり粘り強く、開幕戦以来の勝点1を取れた。両方をしっかり反省・分析して、残りのゲームにつなげていきたいと思います」
Q:4戦負けなしの相手から勝点1を粘り強く取れた意義について
「今、ロッカールームでも言いました。ものすごく大きな勝点1だと。もちろん先ほど申し上げたように、いろいろな反省をすれば、もっともっと自分たちが前進できたよねとか、相手陣内でボールを動かせたよねとか、決定機で仕留められたよねとか、そういう反省はあるのですが、それでも本当に、この過酷な条件の中で、好調なセレッソさんを相手に勝点1を取れたというのは、ものすごく大きいと思います。大きな前進にはならないかも知れませんが、この連敗で止まりかけていた我々の車輪が、少し前進するモノを示せたのかなと思います。一度、前に前進させてしまえば、自分たちのパワーで押し進めるだけなので。そのきっかけになる勝点1だったと思います」
Q:Jデビューしたヤクブ スウォビィク選手について
「後半に彼のビッグセーブが1つあって、それで我々に勝点1をもたらしてくれたと思っています。もともと実績のある選手ですから。日本での公式戦が初めてという不安はもちろんゼロではなかったのですけれども、これくらいやってくれるGKだということは、私の中で認識はしていました。あとは、何より彼の人間性が素晴らしくて、日本語もしっかり覚えていますし、選手の名前も覚えていますし、そういった中で、後ろから鼓舞するコーチングも見られたので、そういうところはこれからもっと高まっていく期待感もあります。間違いなく、我々の力にこれからなってくれるだろうと思いました」