天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
ラウンド16(4回戦)

2019.9.18

サガン鳥栖

豊田 陽平(20') 安 庸佑(51') 金崎 夢生(81') 豊田 陽平(88')

4

AWAY

FULL TIME

2

1-0

3-2

セレッソ大阪

マテイ ヨニッチ(48') 柿谷 曜一朗(72')

駅前不動産スタジアム

監督コメント

■ロティーナ監督
「全体的に見れば、鳥栖が勝利にふさわしい戦いをしたと思います。前半は彼らのプレッシャーを前に、自分たちはボールをつないでプレーすることができませんでした。彼らが先制点を決めて、追加点を取るチャンスも作っていました。後半は我々がいいスタートを切れて、ボールを動かしながら、同点ゴールを決めることもできました。我々はいいプレーをしていましたが、その後、再び失点しました。ただし、いいリアクションをして、もう一度、同点に追いつきました。そこからまた、我々の時間がやってきて、逆転ゴールを決められる感触もあったのですが、彼らが3点目を決めました。全体的に見れば、鳥栖が勝利するにふさわしい試合をしたと思いますし、我々はもっとボールを持って、ゲームをコントロールする必要があったと思います」

Q:ビルドアップが安定しなかった前半は、鳥栖のプレーが良かったのか、リーグ戦からメンバーを代えてこの試合に臨んだセレッソ大阪のプレーに問題があったのか。

「鳥栖がいいプレッシャーをかけたと思います。ナオ(藤田直之)はビルドアップに安定感を与えてくれる選手で、今日は彼がいなかったことは事実ですが、彼がいたとしても、鳥栖のプレッシャーが強かったことに変わりはないと思います」

選手コメント

■水沼宏太
「前半、うまくいかない時間帯で点を決められてしまった。ちょっとガタガタいってしまったかなと思います。どんな試合でも、4失点もしてはいけないし、(1試合を通じて)自分たちのリズムではない時間帯が多かったと思います」

Q:前半は、鳥栖の勢いに押されてしまった?

「勢いもそうだし、モチベーションのところで、もっと高いモチベーションで試合に臨まないといけなかった。公式戦でずっと勝っていたことで、油断ではないけど、慢心していたところもあったかも知れません。そこはもう一度、気を引き締めないといけない。次は(大阪)ダービー。絶対に勝ちたいし、この試合を引きずらないように、出る選手が自分の役割を果たさないといけないと思います」

■田中亜土夢
「後半、僕にも得点できるチャンスはあったので、責任を感じています。アシストして、得点に絡めたことは良かったですが、決めるチャンスもありました。そこで決め切れていれば試合展開も変わったし、結果も変わったと思います。チームとしては、追いついた後、一回、引いてブロックを作っても良かったかも知れません。追いついて、前へ点を取りにいこうとして、相手にボールを取られて、間をやられて、となり、相手の思うツボになってしまった部分もあったと思います。もったいない試合になってしまいましたけど、切り替えるしかないですし、残りのリーグ戦、チーム全員でいい状態を保って、戦いたいと思います」

■高木俊幸
Q:復帰戦となったが、試合を振り返ると?

「途中から試合に入って、追いつけたところまでは良かった。(柿谷)曜一朗くんとともに流れを作れたことは良かったと思います。体もわりと動いていましたし、回数こそ多くはなかったですが、引き出せたところもあったので、復帰戦としては悪くなかったと思います。ただ、結果が伴わなかったので。これで天皇杯が終わってしまったことは残念です」

■マテイ ヨニッチ
「4失点は、今季なかったこと。今日の結果には全く満足していません。今日は僕らの試合ではなかったです」

Q:一度はヨニッチ選手の得点で同点に追いついたが?

「その後、すぐに失点してしまったので、情けないとしか言いようがありません」

Q:リーグ戦に向けて、切り替えるしかない?

「終わったことは変えられないので。切り替えて、休んで、次の大阪ダービーに挑みたい。今日の試合の反省点は反省して、次に向けて、前を向いて、進んでいきたいと思います」