2020明治安田生命J1リーグ
第12節第2日

2020.8.23

セレッソ大阪

清武 弘嗣 (19')

坂元 達裕 (60')

2

HOME

FULL TIME

1

1-1

1-0

ベガルタ仙台

蜂須賀 孝治 (45'+2)

ヤンマースタジアム長居

3,921

アップ学習会サポーティングマッチ

監督コメント

■ロティーナ監督
「前半は良いプレーをしていました。試合を支配して、守備面でも苦しむことは少なかった。アドバンテージを持ったまま後半に進みたかったんですけど、最後にCKから同点に追いつかれました。後半は、我々の方からしたら、よくないゲーム、より拮抗したゲームになりました。仙台は、あまりチャンスは作っていなかったかも知れないですが、よりゲームは支配していたと思います。その中で、キヨ(清武弘嗣)とタツ(坂元達裕)の素晴らしいプレーからゴールが生まれました。そこからカウンターで3点目を取れるチャンスもあったのですが、決められずに、最後まで苦しんで、2-1で終わりました」

Q:サイドを変えながら、相手を広げて隙を突く狙いもあったと思うが、今日のゴールの形について

「そうですね。チームとしてサイドチェンジはうまくできていました。個人としても、キヨもタツもいいプレーができていたと思います。キヨに関しては、8月はほとんどの試合に出た中で、多くボールに関わり、いいプレーをしていました。タツも良かったです。途中から入った曜一朗も、縦の意識がこれまでの試合より高まって、いいプレーをしていたと思います。よりチャンスに絡んでいました。我々は、ビルドアップはチャンスを作るためにやっているので、彼らが最後、フィニッシュで終わる形が増えているのは、チームにとって良いことです」


Q:前節は川崎フロンターレに5失点を喫しました。それまで失点数は少なかっただけに、小さくないダメージも受けたと思うが、今節に向けて、メンタルをうまく立て直せた?

「川崎戦の後、選手たちと試合を分析して、我々のプレーは素晴らしい部分もあったことを共有しました。ただ、それがサッカーで、素晴らしいプレーをしても、勝つこともあれば、負けることもあります。確かに5失点すること、多くの失点をすることは慣れていませんが、それもサッカーの一部です。相手の決定力、クオリティーが高ければ、そういうことも起こります。ただ、重要なことは、どの状況においても、自分たちをコントロールして、自分たちのできることをやっていくこと。それが重要だと強調して、今節に臨みました」

選手コメント

■清武弘嗣
Q:ゴールシーンについて。トラップからシュートまで淀みない形でしたが、どのあたりからシュートのイメージを持っていましたか?

「トラップした瞬間に、打とうと決めていました」

Q:ゴールの方を見ないで打ったように見えたのですが、感覚的なモノですか?

「感覚と、タイミングだと思います。うまくタイミングを外して打てたと思います」

Q:サイドを変えながら、相手のスペースをうまく突けた得点だったと思うが?

「リサイクルしながら逆サイドにボールを持っていくことは、チームのコンセプト通りですし、今日はそれがうまく出せた試合だと思います」

Q:前節は川崎フロンターレに大敗し、ショックや悔しさもあったと思うが、中3日で気持ちを切り替えて今節に臨めた?

「力の差を感じた試合でしたし、正直、完敗だったので、そこまで引きずることなく、うまく気持ちを切り替えて、今日の試合に臨めました」

Q:日本代表やブンデスリーガでともにプレーされた内田篤人選手が引退されました。そのことについての思いは?

「正直、知った時はすごく寂しかったです。でも、ケガのことも知っていたので。正直、寂しいですが、篤人くんが決めたことに間違いはないと思います。代表の時から、ドイツ、スペインに行っても、日本に帰ってきても、本当に支えてもらっていた存在です。そばにいてくれた存在だったので、僕は感謝しかないです」

Q:今日のプレーはすごく気合いが入っているように見えました。内田選手の分も、これからのJリーグを引っ張っていきたい気持ちはありますか?

「ホント、その通りです。これからのJリーグを引っ張っていく上で、僕たちはしっかり頑張らないといけない。篤人くんが引退を決めて、連絡した時、『キヨは頑張れ』と言ってくれたので、今日は正直、すごく気持ちも入っていました。チームとしても絶対に勝ちたかった試合ですし、これからのJリーグを引っ張っていける存在になりたいと思います」


■坂元達裕
Q:ゴールシーンについて。劣勢の時間帯で生まれた、試合を決める重要なゴールになったが?

「前半から何本かチャンスがあって、中に切れ込んでシュートを打つ場面もあったので、後半も来るだろうと思って、準備していました。キヨくんからいいボールを出してもらったので、落ち着いて決めることができました」

Q:ホーム初ゴールですが、決めた瞬間の気持ちは?

「個人的にも、ホームで、ホームの雰囲気の中で早く点を取りたい思いは強かったので、素直に嬉しかったです」

Q:ここ数試合、マークも激しくなっています。相手から強く当たられている場面も目立ちますが、今の状況をどう捉えて、どう乗り越えて行く?

「自分のところにマークが厳しくなれば、その分、他のところが空きますし、自分が何枚か引き付けてスルーパスを狙ったり、もっとチャンスは増えると思います。個人的にも、得意のドリブルで、数的不利な状況でも打開できる力をもっと付けていかないといけないと思います」

Q:前節は川崎フロンターレに大敗したが、どう受け止めて、どう立て直した?

「大敗という結果で、個人としてもチームとしてもダメージは大きい試合でしたけど、すぐに試合は来るので、個人としてもチームとしても切り替えて次に行こう、という話はしていました。うまく修正して今節に臨めたかなと思います」

Q:川崎戦で、個人として感じたことは?

「フィニッシュの部分や、間で落ち着いてボールを受けるところは、相手の家長選手は全然違うモノがあったので、そこはうまく自分の中に取り入れてやっていこうと思いました」

Q:モンテディオ山形時代にお世話になった木山隆之監督と話をしている場面もあったが、どんな話を?

「『頑張れ』と言ってもらいました。昨季、自分が試合に出て活躍できたのも、木山さんの存在が本当に大きかったので、感謝の思いは大きいですし、その分、相手として戦う中で、今日は結果として見せたい思いは強かったです。とにかく点を取りたい思いは強かったので、結果に出て良かったと思います」