2020明治安田生命J1リーグ
第22節第1日

2020.10.14

セレッソ大阪

マテイ ヨニッチ (90'+2)

1

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FULL TIME

0

0-0

1-0

湘南ベルマーレ

ヤンマースタジアム長居

5,526

明治安田生命サポーティングマッチ

監督コメント

■ロティーナ監督
「思っていた通り、難しい試合になりました。前半は、ボールを持って、動かすことはできていたのですが、なかなかチャンスを作れませんでした。相手の守備組織がしっかりしており、動かない相手の守備組織の前で、チャンスを作るのが難しかった。プラス、相手のカウンターのリスク管理もしないといけなかったのですが、いい守備はできていました。後半、より前に出て、FWの人数を増やして、より前線に力をかけて点を取りにいきました。最後の最後に、幸運にもマル(丸橋祐介)から(マテイ)ヨニッチのCKが決まって、難しい試合をモノにすることができました。とても難しい試合だったのは、相手の守備組織が良かったこと。ポジショニングを守って守備をしてくる相手に対して、とても苦しんだのですが、最後の最後に点を取ることができました」

Q:途中出場で攻撃を活性化させた豊川雄太選手、西川潤選手について。また、ここ数試合、坂元達裕選手に対する相手の警戒も強く、なかなかチャンスメイクできていない印象だが?

「タツはとても警戒されていて、タツにボールが入った時の相手のディフェンスのサポートも早く、簡単ではありません。トヨは裏に抜けることができる、奥行を作ることができる選手で、相手にとって嫌な選手だと思います。潤も素晴らしい選手です。クオリティーがあるだけではなく、競争力の高い選手です。競争力が高い選手というのは、難しい試合になればなるほど、より自分の力を発揮します。より競争的に、自分の持ち味を出します。そういう意味で、まだ若いですが、とてもおもしろい選手です。彼が一番生きるポジションは奥埜がプレーしているポジションなのですが、奥埜も素晴らしいプレーをしているので、なかなかチャンスは少ないですが、今日のようなプレーをしていれば、出番は増えると思います」

Q:今日はいつもよりパスミスが多かった印象だが、相手の守備が良かったのか、自分たちの問題だったのか。

「まず、湘南がいい守備をしたと思います。組織されたブロックから、インテンシティーの高いプレスをかけてきました。もう一つ、ミスが多かったのは、もしかしたら、選手たちがナーバスになっていたのかも知れません。前節、名古屋に終了間際に点を決められて負けて、今日は順位が最下位の相手。勝たないといけないプレッシャーが選手たちにあって、もしかしたらナーバスになっていたのかも知れません」

選手コメント

■マテイ ヨニッチ
Q:前節の借りを返す、後半アディショナルタイムでの決勝点となったが?

「前節は後半アディショナルタイムに失点して負けて、今節は逆に最後に得点できて勝てました。運も向いてきたのかなと思います。とにかく、勝てて良かったです」

Q:ゴールが決まった瞬間については?

「マークにピッタリと付かれていたのですが、マル(丸橋祐介)からいいボールが来ました。入った瞬間は、安心感がありました。チャンスをあまり作れていなかったのですが、最後にセットプレーから決められて良かったと思います」

Q:本職の守備でも無失点。リーグ戦6試合ぶりの無失点については?

「僕らの元々のプランは、いい守備をすること。いい守備をしながら点を取りに行くサッカーなので、今節をきっかけに、いい守備を継続していきながら、得点力も高めていけたらなと思います」

■キム ジンヒョン
Q:リーグ戦6試合ぶりの完封勝利。久しぶりの無失点は気持ち良かったですか?

「そこまで仕事をする場面はなかったので、気持ち良かったというか、失点ゼロで抑えて、勝ち切れて良かったなと思います」

Q:振り返れば、後半立ち上がりのシーンを防いだことが大きかったが?

「そうですね。立ち上がり、こちらのディフェンスのポジションが良くなくて、入り方が良くなかったのですが、自分自身は集中して試合に入れた分、防ぐことができたと思います」

Q:再び前を向く勝利になったと思うが、今後に向けて

「引き分けかな、と思っていた中で、最後に決めて勝点3を取れたので、次につなげていきたいです。しっかり2位という目標は達成したいので、1試合1試合、全力で戦いたいと思います」