2020明治安田生命J1リーグ
第30節第4日
2020.11.29日
セレッソ大阪
ブルーノ メンデス (61')
1
HOME
FULL TIME
0
ヤンマースタジアム長居
0-0
1-0
横浜FC
ヤンマースタジアム長居
7,365人
シャープサポーティングマッチ
監督コメント
選手コメント
■ブルーノ メンデス
Q:先制点の場面は得意な形だったのでは?
「そうですね。練習からいつもやっている形で、それをゲームで発揮できて嬉しく思います。その前にも、試合の中で一回あったのですが、その時はGKに防がれて得点にならなかったので、次は決めることができて良かったです」
Q:昨季の自身のゴール数である6得点を越えたが?
「ゴールを決めたら昨季の得点数を超えることは分かっていましたが、得点よりも、チームのために戦って、チームが勝利するために戦いました。今日は運よく自分が決めて、昨季の記録を更新できたことも嬉しかったです。チームの勝利が何より大事だと思うので、これからも、チームの勝利のためにプレーしていきたいと思います」
Q:今年のメンバーでできるだけ長くプレーするには2位になり、天皇杯に出場することが求められる。その意味でも、2位に入りたい気持ちは強いですか?
「そうですね。僕たちは上位を争っている中で、2位に入れば天皇杯にも出られる。そうしたら、チーム全体でもっと長くできる。これからリーグも終盤に入るので、1試合1試合が難しい戦いになります。1試合1試合を勝っていかないと、そういう位置には行けません。チーム全体でいい準備をして、一つでも上に行けるように頑張ります」
■藤田直之
「お互い、ポゼッションをするにあたって、ポジションを大事にするチーム。ある意味、似たようなスタイルで、選手のポジションでボールを動かしていくという、同じようなアイディアを持って戦うチーム同士だったので、前半は拮抗した展開になりました。どっちも良さが出た部分もあるし、消し合った展開だったとも思います。その中で、決定的なピンチを(キム)ジンヒョンがビッグセーブで防いだことも、結果を大きく左右したと思います。後半、よりウチが前がかりになり、アグレッシブに行けたと思います。その中で、先制点はセットプレーの流れからのゴールでしたけど、こういう拮抗した試合はセットプレーが勝敗を左右する。もちろん、流れの中からも得点は欲しかったですが、こういう展開の中、セットプレーから取れることも、ウチの強みだと思います。そういう意味で、いい勝利だったと思います」
Q:前節と同じスタメンで挑んだ中で、前節は守備時は5枚で守っていたが、今節はベーシックな4枚でしたか?
「今日も前節と同様、その都度、臨機応援に変えられるようにと。相手の形を見ながら自分たちの形も変える、そういう戦い方で臨みました。守備はしっかり機能したと思います。無理して前から行かなかった分、相手はGKを使いながら、ディフェンスラインでのポゼッションは許しましたけど、相手がFWを使って前線でのポゼッションはさせなかったと思います。しっかり臨機応援に自分たちで変えながら、やれたと思います」
Q:2試合連続無失点です。守備の堅さも戻ってきた?
「今まで4-4-2でやっていて、失点が増えていたので、5バック気味にするアイディアを前節からチャレンジして、しっかりそれをピッチで表現できたことが良かったと思います。それと、前節も今節も、GKのジンヒョンがビッグセーブを出してくれたので、そういうこともあって守り切れた。そして、この2試合は、フィールドの選手たちも、より体を投げ出して最後を防ぐなど、気持ちの部分も出ていると思います」
■ロティーナ監督
「拮抗した難しい試合でした。両チームとも、チャンスが少ない試合だったと思います。前半は支配していた時間もありながら、チャンスの数は少なかった。一番の決定的なチャンスは相手でしたが、(キム)ジンヒョンが防ぎました。後半、修正したことは、より早くボールを動かすこと、ディフェンスラインを上げていくこと。よりチャンスを多く作ることができました。ブルーノ(メンデス)のゴールが決まり、その後は、いい守備をする必要がありました。というのは、相手は自信を持ってプレーしてきました。順位でプレッシャーがない彼らは、より自身を持ってプレーしてきた。我々は、よりナーバスになっていた。その中で、彼らのクオリティーを止めるために、しっかりと守備をする必要がありました」
Q:序盤、相手のプレスが強めに来たこともあり、難しい展開になったが、次第に主導権を握り返して、後半はギアを上げたと思うが、プレースピードを上げる以外に、ハーフタイムでは、メンタル的な働きかけもされた?
「彼らが強いプレスをかけてくることは、試合前から分かっていました。彼らの一つの特長でもあります。少し苦しんだのですが、ポジションを修正しながら、試合を支配していくことができました。ハーフタイムで言った指示は、より修正すべきポジションを明確にしたこと、さらに早くボールを回していくこと。それによって、チームのプレースピードは上がっていったと思います。戦術的な指示が多かったですが、守備は一つだけ修正して、あとは攻撃面の修正をしました。メンタル面に関して、何か言う必要はないと思っていました。というのは、前半、苦しんだ中でも選手たちは素晴らしい姿勢で戦っていましたし、この試合に懸けるモノは選手たち全員が知っていたからです。心理面で余計なプレッシャーをかけるよりも、戦術的な修正点を明確にする必要があると思いました」
Q:残り試合数も少なくなり、1戦1戦の重みが増していく中で、今日は先制点の後、珍しくジャンプしてガッツポーズをされていたが?
「目の前の試合に勝つと、さらに次の試合が重要になっていきます。なかなかチャンスを作れない中で、重要な点が入ったので、喜びが出てきました。試合の流れを見ると、1点を取った方が勝つ、という流れでした。なので、勝つために必要な得点が入ったので、嬉しさが出ました」