2021明治安田生命J1リーグ
第3節第1日

2021.3.10

セレッソ大阪

西尾 隆矢 (22')

清武 弘嗣 (84')

2

HOME

FULL TIME

1

1-1

1-0

清水エスパルス

中山 克広 (05')

ヤンマースタジアム長居

6,063

監督コメント

■レヴィー クルピ監督
「日本においては、簡単な試合は1試合もないと、常々、思っています。今日の対戦相手も非常にバランスのいいチームでした。そういう相手に選手たちがタフに戦って勝てたこと、本当に嬉しく思います」

Q:最後まで攻める姿勢が生んだ得点だと思うが、清武弘嗣選手の決勝点について

「清武選手は、以前、私がいたときからよく知っている選手です。技術レベルの高さは皆さんにお話をする必要は全くないと思います。今日のゴールも、彼の高い技術力が凝縮されたゴールだと思いますし、右足、左足、どちらでもあのようなシュートが打てる意味でも素晴らしい選手。今日のゴールも、彼ららしさが出たと思います」

Q:決勝アシストも含め、今日の2得点に絡んだ坂元達裕選手について

「タツは期待している選手の一人です。彼の持っているアグレッシブなドリブル、ゴールに向かって勝負を挑む姿勢。そういうところを存分に出して欲しいという期待を込めて送り出しています。彼のクオリティーも、勝利につなげてくれていると思います」

選手コメント

■清武弘嗣
Q:自身の決勝点を振り返ると?

「タツ(坂元達裕)がよく見てくれて、いいボールをくれて、(大久保)嘉人さんがCBとSBの間にうまくポジションを取ってくれたので、僕はフリーで、浮いた形で受けることができました。丁寧に決めることができて良かったです」

Q:右サイドからのクロスを逆サイドで清武選手が合わせる形は昨季も何度も見せた形でしたが、今年も武器にしていきたい?

「ここ3試合、自分自身、色々考えることもあって、少し迷いながらプレーしていたので、今日はその迷いが少しは吹っ切れた試合になったと思います」

Q:「迷い」という言葉もありましたが、監督が替わり、やり方も変わりました。自身の中で試行錯誤も?

「2年間、ロティーナ監督の下で学んだ立ち位置や規律は、自分の中でこの3試合も意識しながらやっていた部分もあります。その中で、監督が替わればサッカーも変わるということは、この3試合で自分自身もすごく感じたこと。今日に関しては、ボールを引き出したり、ボールを触ったり(することを意識した)。ここ3試合、触ることが少なかったので、今日はなるべくボールに関わろうと思って、自由に動いて、今日はサッカーを楽しみました」

Q:改めて、ロティーナ監督のチームと対戦した感想は?

「このサッカーをする上で、1年目は頭も使いますし、難しいと思いますけど、清水の選手も規律を守りながら、いい立ち位置でサッカーをしていたと思います。これから清水もどんどん強くなっていくと思いますし、僕たちも負けずにチームを強くしていきたいと思います」

■西尾隆矢
Q:同点ゴールとなった、自身J1初ゴールを振り返ると?

「CKは自分としても自信がありました。練習でも得点していたので。トヨ君(豊川雄太)がニアでいい逸らしをしてくれました。お腹にボールが来て、最初は焦ったんですけど、咄嗟に右足が出て、それがゴールに入って嬉しかったです」

Q:4試合目でのJ1初ゴールは、喜びもひとしおでしょうか?

「そうですね(笑)僕自身、こんなに早く取れると思っていなかったので、個人的にも凄く嬉しいです」

Q:先週の2試合はチームとしても個人としても悔しい試合になったと思うが、前節のFC東京戦では気持ちの入ったプレーも見せていました。J1での1試合1試合は、どういう経験になっている?

「開幕戦からチャンスをもらって、いい相手とできているのは、いい経験になっていると思います。ただ、2試合を連敗して、どちらも逆転負けという悔しい結果になったことも事実。ただ、毎試合、毎試合、課題はたくさん出ますが、そういうこともポジティブに考えています。今日も勝ちはしましたが、自分はビルドアップなどミスも多かったので、そういうところは毎試合、反省して、次の試合に向けていい準備ができるように、コーチとも話し合っています」

Q:毎試合、J1は強力な外国籍選手がFWにいます。彼らと対峙して感じることは?

「相手の外国籍選手は、毎試合、特長が違うので、自分としても刺激になっています。球際の部分が強く、個々の技術が高いので、それに付いていくのに必死です。ただ、自分の特長であるフィジカルでは、どれだけ強い相手に対しても負けたくない。まだまだ球際で負けている部分もありますが、外国籍選手だからと言って負けたくないので、そういうところはもっと強くいきたいと思います」

Q:ここ2試合の逆転負けから、どういう反省で今節に臨みましたか?

「前の試合でも、試合終盤に点を取られたり、自分たちが得点した後で取られたり。特に得点した後にしっかり締めることは、アユム(瀬古歩夢)ともしっかり話し合って臨みました」