2021明治安田生命J1リーグ
第6節第2日

2021.3.21

湘南ベルマーレ

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

レモンガススタジアム平塚

3,585

監督コメント

■レヴィー クルピ監督
「今日は非常に難しいコンディションでした。雨だけではなく、ピッチには強い風もありました。選手たちは本当に大変な中、最後まで戦い抜いてくれました。そういう意味では、選手たちを心から称えたいと思います。もう一つ、これだけの雨にもかかわらず、サッカーができるコンディションがあったという意味で、ピッチを普段、管理されている方のお仕事に感動しました。この雨風の中で最後まで選手たちが戦えたのも、素晴らしいピッチを用意していただいたからだと思います」

Q:難しいコンディションの中、守備陣は気を遣う環境だったと思うが、判断をミスしなかった瀬古歩夢選手、西尾隆矢選手、キム ジンヒョン選手ら守備陣の評価は?

「おっしゃる通りで、名前が挙がった3人を含め、守備陣はしっかりと集中したプレーを続けてくれて、内容も良かったと思います。ピンチというピンチはそこまで多くなかったと思いますし、コミュニケーションも取れていたと思いました」

Q:守備について。前半、サイドチェンジのパスを許していたが、それについて、どう感じていた?

「相手にある程度サイドチェンジされても、最終的に縦への進入を許さなければ問題ないと、選手たちも考えながらやっていたと思います。しっかりと、閉じるところは閉じて、中は絞って、というところはできたと思います」

Q:途中交代した原川力選手の状態について

「まだメディカルの方から正式な情報は入っていません。今はチェックしてもらっているので、ここでは正確な情報をお伝えできません」

選手コメント

■瀬古歩夢
Q:強風と大雨で難しいコンディションだったが、試合を振り返ると?

「こういった天候の中で勝点1を取れたことは、ポジティブに捉えてもいいかなと思います」

Q:特に風下に立った前半は難しい判断も迫られた中、プレーは安定していたと思うが?

「風の部分でイレギュラーになる部分があることは試合前から分かっていたので、その対応に関しては、CB同士、GKとも声を掛け合いながら、チャレンジ&カバーを心がけていました。意思統一はできたと思います」

Q:精神的にも安定し、ピンチでも落ち着いている様子が見られたが、序盤戦で自身が成長を感じる部分は?

「昨季、一緒に組んでいた2人がいなくなったので、自分の中で、やらないといけない思いは必然的に生まれています。自分的にはそんなに(ピッチで)変わったつもりはないですけど、そう言ってもらえるということは、自分自身、ちょっとずつ変わってきているのかなと思います」

Q:明日から始まるU-24日本代表の活動について

「自分のプレーを存分にアピールしたいです。親善試合は久しぶりなので、楽しみです。チームとして勝つことを意識しつつ、楽しんでサッカーをしたいと思います」

Q:自分のプレーとは?

「守備はもちろん、後ろからのビルドアップでも、どんどん前に、縦に、と付けていきたいです。その中で、質にこだわっていくことを自分の中でテーマとして持っているので、その部分を見てもらいたいと思います」

■高木俊幸
Q:後半から出場して、縦への推進力を与えていたと思うが、何を意識して試合に入った?

「まず天候とか、いろいろサッカーをやることに対してのコンディションは悪い条件ばかりで、なかなかサッカーにならないというか、いつも通りのことはできないと。そういう中でも、持ち味を生かしてゴール前に運んでいくこと。監督からもシュートを打っていけと言われていたので、意識は持っていました。ただ、なかなか打ち切る場面はなかったので、今後の課題だと思います」

Q:高木選手も含め、守備では最後まで体を張って勝点1を掴んだことに関しては?

「できればアウェイで勝って帰りたかったですが、こういう試合に対して湘南は強いですし、オープンな展開になればなるほど相手の攻撃は強い。その中で、チームとしてハードワークして守り切ったことは良かったですが、次はこういう状況でも、何とか得点して、勝ち切ることを、チームの強さとしてやっていかないといけないと思います」

Q:開幕から過密日程の中での試合が続いたが、今季の戦い方についての手応えは?

「自分としてはすごく自分らしい役割を与えてもらえて、“自分がやるかやらないか”というところで、ハッキリしたサッカーにはなってきていると思います。こうした攻撃的なサッカーの中で、より個性を生かして、もっともっと結果を出していかないといけないと思っています」

Q:中断期間で意識してやりたいことは?

「チームとしては、継続してやり続けるところ。自分としては、もっとゴール前でのフィニッシュに行くまでの精度や、もっとゴールに直結するようなプレーができるように、もっと自分らしさを出していけたらと思います」