2021明治安田生命J1リーグ
第21節第6日
2021.7.21水
セレッソ大阪
加藤 陸次樹 (46')
坂元 達裕 (57')
チアゴ (74')
3
HOME
FULL TIME
3
ヨドコウ桜スタジアム
0-2
3-1
FC東京
レアンドロ (13')
ディエゴ オリヴェイラ (39')
レアンドロ (82')
ヨドコウ桜スタジアム
4,067人
監督コメント
選手コメント
■加藤陸次樹
Q:お互いの長所が存分に出たゲームだと思うが、試合を振り返ると?
「前半、思うようにサッカーができなくて、後半、引き締めて入った中で、早い時間帯に点を取れたことが良かった。一人ひとりの動きも活発になった。その得点が僕だったことも、個人的には良かったです」
Q:反撃の狼煙を上げた得点はクロスにニアで合わせた形だったが?
「GKの前に入る形は以前から意識している形で、チームとしても決まり事だったので、思い切っていつも通り入っていきました。あとは、マルくん(丸橋祐介)がいつも通り、いいボールを上げてくれました。当たり損ねみたいにはなってしまったけど、枠に入ってゴールできたことは良かったです」
Q:その後も、加藤選手も含め、何度もチャンスがあった。後半は鋭い攻めを繰り出せたが、どういうことを意識して試合に臨んだ?
「前半はうまくボールを回せなかったので、後半は流動的に動いて、出し入れして、パスを出した選手も常にスペースを空ける動きをして。そういった出し入れを意識して後半は入りました」
Q:堅守のFC東京から得点を取れたことは自信になるのでは?
「個人としては、得点が一番の自信になります。今日、取れたことはすごく自信になりました。これをどれだけ継続できるかが大事なので、この自信をしっかり次につなげられるように頑張ります」
■チアゴ
「前半はピリッと入ることができなくて、2失点して難しい局面になりました。後半は自分たちの色を出すことができて、一時は逆転まで行けたのですが、最後は勝てなくて残念です」
Q:前半、FC東京のブラジル籍トリオに活躍されたが、強さを感じた?
「相手を分析してきたので、相手にはそういう技術の高いブラジル人選手がいるということは分かっていましたが、その3人にやられてしまったことは悔しいです。ただ、後半はそうした相手もしっかり抑えて、自分たちのサッカーをしっかり出せたと思います」
Q:後半は、チアゴ選手の得点も含め、かなりセレッソが押し込んだ形になったが、ヨドコウ桜スタジアムが作り出すサポーターの雰囲気をどう感じながらプレーしていた?
「サポーターの前でプレーできることが本当に嬉しいです。僕としては、1年4ヶ月くらい、サポーターがいないスタジアムでプレーしてきました。なので、こうしてホームで、自分たちのサポーターの応援を受けてプレーできるのは本当に嬉しいです。今日は勝利を差し上げることができなくて本当に悔しいですが、次、ホームでやる時は必ず勝利して喜びを分かち合いたいと思います」
■レヴィー クルピ監督
「今日のゲームは、心臓が悪い方にとっては、本当に心臓には良くないゲームだったかと思います。サッカーが好きな方にとっては、面白い、見応えのあるゲームになったと思います。トータルで見ると、両チームとも、勝利を目指して最後まで戦った内容を考えると、引き分けも妥当な結果だったのかなと思います」
Q:攻撃における互いの強みを出し合ったゲームだったと思います。守備では、相手の強みであるカウンターを受ける回数も多かったが、あくまで攻撃でチャレンジした結果だったのか、どう捉えていますか?
「正直、具体的な原因を一つ挙げることは難しいと思います。言ってみたら、ボクシングで打ち合いをしている中で、顔面にパンチを食らった時、何が起こったのか、一瞬、分からない。そういう状況があると思うのですが、我々も相手も、ボールを持った時に勇気を持って攻めるという姿勢が、相手のカウンターにつながり、我々の3点にもつながったと思います。今日は6点決まりましたが、守る側のミスと、攻撃の持ち味が発揮された部分と両方あると思います。どちらかと言えば、私は攻撃の持ち味が出たところに焦点を当てるべきなのかなと思っています」
Q:久しぶりにリーグ戦で複数得点を奪った結果について
「3得点以外にも多くのチャンスがありました。我々が理想とするサッカーに近い形なのかなと思います。選手たちは、ゲームの中で常に今日のようなパフォーマンスを求めて、これまでもやってきています。常に声を掛けながら、精度を上げながら、そういう積み重ねが今日の3点につながっていると思います」
Q:前後半で内容が変わったが、ハーフタイムではどのような指示を与えた?
「秘密です(笑)というのは冗談ですが、何か特別な指示を与えたということはありません。後半から入った選手たちが流れを変えるプレーをしっかりしてくれたということ。前半からプレーしていた選手たちが、ハーフタイムで話し合って、自分たちのクオリティーをもっと引き出そうという強い意志を持って後半に臨んだこと。そういった部分が大きかったと思います。最終的に勝てなかったことは残念ですが、見応えのあるゲームはできました。もし負けていれば悔しいゲームになっていましたが、手応えのある試合だと捉えていいと思います」