AFCチャンピオンズリーグ2021
ラウンド16

2021.9.15

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

1

0-1

0-0

浦項スティーラーズ

長居球技場

レポート

監督コメント

■小菊昭雄監督
「立ち上がりから、ゲームをコントロールするところが一つキーになると思っていましたが、ビルドアップのところでなかなかスムーズにいかず、相手の圧力で、前半、厳しい時間が続きました。失点してからは、自分たちでゲームコントロールする時間帯も増えてきました。後半は、より自分たちでしっかりとボールを保持しながら、前進して、チャンスを作ることもできましたが、残念ながらゴールを割ることができず、敗退してしまいました。改めて、ACLに参加して、素晴らしい大会だと実感しました。今日負けた悔しさ、そして、3週間バブルの中で戦った1次リーグ、全てがこれからの財産になっていくと思います。今日の敗戦をしっかりと胸に刻んで、また成長していけるように頑張っていきたいと思います」

Q:直近のリーグ戦から、攻撃陣では坂元達裕選手を除く3選手を変えました。今日の攻撃の狙いと、できたところ、できなかったところなど手応えついて

「連戦が続いていたので、少しケガをしている選手もいました。そういった選手たちは、今回、1試合欠場して、今後の連戦に備える決断をしました。その中で、トレーニングの中でいい競争ができていますので、トレーニングでコンディションのいい選手、ギラギラしている選手を、途中交代も含めてチョイスしました。今、私たちが取り組んでいる、グループでボールを保持して、グループでボールを奪う、ということに関しては、一つひとつ積み上げているところです。今日は残念ながらゴールを奪えなかったですが、ゴール前でのコンビネーションや、ボールを前進させていくことは、少しずつですが、手応えも感じられるようになってきました。すぐには改善できないこともありますが、これからも一つひとつ丁寧にチーム全員で積み上げていきたいと思っています」

Q:確認ですが、坂元選手はケガで欠場ということでしょうか?

「はい、ケガをしている状況です。次のリーグ戦に向けて、トレーナ―陣でケアしてくれている状態ですので、1日でも早く復帰してくれることを願っています」

Q:試合前、「相手が球際を激しく来る」ことを警戒されていたが、前半、思うようにボールを運べなかったのは、想定以上に相手のプレスが厳しかったと感じますか?

「球際や1対1のバトルでは、やはり国際ゲームの厳しさ、タフさを、私自身、より実感しました。若い選手たちには、そうした基準を肌で感じることができて、大きな一戦になったと思います。それを、これからいかに生かしていけるか、未来につなげていけるかが大事になってくると思うので、チーム全員で共有して取り組んでいきたいと思います」

Q:後半は見応えのある、厚みのある攻撃を展開されたが、ハーフタイムにはどのような指示を送りましたか?

「ビルドアップのところが前半、特に20分ほどはうまくいかなかったので、もう一度、立ち位置の確認、前進の共有、そういったところを全員で話をして、臨みました。後半は最後まで選手たちは規律を守りながら、あと一歩のところまで再三、迫ることができました。選手たちの勝ちたい気持ち、戦う姿勢、本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います」

Q:コーチとして、監督として、これまで何度もACLを戦われました。今大会を通して、改めて、アジアの変化をどのように感じられましたか?

「ACLには、私も数回、参加させていただきましたが、アジアのレベルは上がっているとう印象を受けました。タイでのグループステージも、現地で3週間、過ごしましたが、コロナ禍でサポーターはスタジアムに入れませんでしたが、スタジアム周辺はすごく盛り上がっていました。今日の敗戦を経て、改めて、もう一度、全員で戻ってきたいなと。この大会を全員で経験したいなという思いが強くなりました。必ずまた、戻ってきたいと思います」

選手コメント

■キム ジンヒョン
Q:セットプレーからの失点で敗れてしまったが、振り返ると?

「セットプレーだけはやられたくなかったので、すごく悔しいです」

Q:直近のリーグ戦と同様、前半、攻撃がつながらないシーンもあったが、後ろからどう見ていましたか?

「相手もしっかり戦術的に守ってくるので。ただ、僕らもそれを破る過程で、しっかりつないでいかないといけない。みんなでもっといい立ち位置を取って、いいパス回しをしていかないといけない。前半はちょっと苦しかったです」

Q:Kリーグのクラブ相手で、ジンヒョン選手自身、気持ちが入っていた部分もあったのでは?

「そうですね。いつもより気持ちが入っていた部分もあったと思いますが、自分も色んな経験をしているので、同じ気持ちで、毎試合、一緒と思って戦っていました」

■乾貴士
Q:試合を振り返って

「悔しさしかないです。不甲斐ない試合をここ2試合しているので、ファンの皆さんにもそうですし…。自分自身、チームに途中から入って、ACLは、予選は戦っていなかったんですけど、みんなが戦って突破してくれて、決勝トーナメントから自分は出させてもらったので。チームメートのためにも、クラブのためにも、ファンのためにも絶対に勝ちたかったんですけど、勝てなかったのが悔しいです」

Q:コンビネーションも含め、今後、攻撃を良くするために必要なことは?

「ちょっと、近くで崩そう、崩そうとしているので、もうちょっと幅を使ったり。コートを使い切れていない部分があるので、その辺はみんなで修正していかないといけないと思います」

Q:リーグ戦も続きますし、タイトル獲得の可能性も残っている今後へ向けて

「もちろん、タイトルは狙っています。一つ、ACLはなくなってしまいましたが、まだ、リーグもルヴァンカップも天皇杯もあるので、そこへ向けて、みんなでやっていきたいと思います」