2021明治安田生命J1リーグ
第32節第1日

2021.9.22

サンフレッチェ広島

0

AWAY

FULL TIME

1

0-0

0-1

セレッソ大阪

進藤 亮佑 (55')

エディオンスタジアム広島

3,905

監督コメント

「連戦の中、選手はかなり疲弊している選手もいましたが、全員がメンタルとコンディションをしっかり整えてくれて、素晴らしい内容で勝利できたことを嬉しく思います。今日は、普段出ていない選手もしっかりとパフォーマンスを発揮してくれました。チームとして、チーム力として、勝てたことを非常に嬉しく思います」

Q:試合のポイントとして「いかに安定してボールを運べるか」と「いい守備からいい攻撃」を試合前に挙げていましたが、前半からうまくいっているように見えました。内容面を振り返ると?

「本当に、その2つが勝利のカギを握ると思っていました。時間は短かったですが、広島をしっかりとスカウティングした中で試合に臨みました。継続してやっている、良い立ち位置を取って、全員で共有してボールを前進させて、ゴールを奪いにいくこと。あと、守備のところですね。いい立ち位置から、全員で連動して、同時性を持って守備をすること。そういったところも素晴らしいシーンがたくさん出た中での勝利だったので、結果も嬉しいですが、積み上げてきたことが形になったところがたくさん出たことが凄く嬉しく思います」

Q:「普段、出ていない選手もしっかりとパフォーマンスを発揮してくれた」ということですが、進藤亮佑選手、小池裕太選手と両SBの貢献が光りました。特に進藤選手は復帰戦であり、SBは過去に経験も少ないポジションだったと思うが、今日の彼らのプレーについて

「彼らは本当に、普段からプロフェッショナルとしてしっかりと準備してくれています。進藤選手に関しては、手術をして困難な時期も続いたんですけど、いつも明るくポジティブにやってくれていました。プレーのところは、札幌時代から経験、実績と申し分ない選手です。技術も高くて、守備も安定しています。もちろん、CBの選手としても考えていますし、右SBの選手としても考えています。これから両方のポジションで彼には高いレベルでできるように、また一緒にトレーニングしていきたいと思っています。期待しています」

選手コメント

■進藤亮佑
Q:手術後の復帰戦になりました。試合を迎える前の気持ちについて

「長い間、試合に出ていなかったので、試合に対する気持ちはもちろん強かったですが、今まで通りというか、今までの試合前と同じような気持ちで臨むことを意識していました」

Q:右SBでの先発でしたが、過去に右SBでのプレー経験や先発はありましたか?

「4バックの右は、正直初めてでしたが、昨季まで札幌で右のストッパーをやっていて、攻撃の時は高い位置を取っていたので、似たような動きはやっていたので、そんなに戸惑うことはなかったですね」

Q:とは言え、「スタートからの4バックの右は初めて」ということで、立ち位置も含めて、1試合を戦った上での感触はいかがでしたか?

「復帰戦に臨むにあたって、11対11のゲームはほとんどやっていなくて。一昨日にゲーム形式のトレーニングを20分程度やっただけだったので、少し慣れない部分もありましたけど、守備の基本はどのポジションでも変わらないと思っています。基本に忠実にやること、そして、前に出て行くパワーは自分の良さだと思っているので、そこは出そうと思っていました」

Q:「前に出て行くパワー」という意味では、得点シーンは、まさに札幌時代に見せていた、ゴール前で無理が利く部分、ゴールにねじ込む部分で良さを出せた?

「そうですね。そこは期待してもらっているところだと思うので。まずは守備から、というのは大前提ですが、そういうところも自分の良さでもあるので、今後も出していきたいです。それと、CBとSBの両方をできることも自分の良さではあるので、そういうところも含めて、チームに貢献していきたいです」

Q:得点後はベンチの選手も嬉しそうでした。小菊監督とも喜びを分かち合っていたが?

「ここ数試合は勝てていなかったのですが、チームの一体感は非常にあります。もう少し練習の中での厳しさも必要かなと思いますが、それも含めてチームの良さだと思うので。そのチームの中で、自分の良さをピッチ内外で発揮できるように、勝利に貢献できるようにやっていきたいです」

■小池裕太
Q:守備の面で圧力をかけた状態で試合に入れたと思うが、内容を振り返ると?

「ここ最近、リーグ戦で勝てていなくて。守備の部分でアグレッシブに行けていないことがチームとしての課題だと、監督からも話が出たので。そこをもう一度見つめ直して、前線からの守備を意識して試合に入りました」

Q:この連戦の中で徐々に出場機会も伸ばしているが、チームへのフィット感で収穫と課題などは?

「ルヴァンカップや天皇杯でも出場の時間はもらえていたので、そこで連係面を深めることはできていました。リーグ戦でもすんなりチームに入れたかなと思っています。攻撃の部分は自分の特長ですし、セレッソのサッカーにはない部分として出せると思っていたので、そこは良かったです。守備の部分は課題もあるので、今後、試合に出られるチャンスがあれば、試合に出ながら改善していけたらいいと思います」

Q:攻撃に移った際の、乾貴士選手との縦関係については?

「乾くんはタメを作れる選手ですし、パスを付けて自分のオーバーラップでもチャンスを作れていたので、関係性としては良かったと思います」