2021明治安田生命J1リーグ
第31節第3日

2021.10.3

大分トリニータ

町田 也真人 (34')

1

AWAY

FULL TIME

0

1-0

0-0

セレッソ大阪

昭和電工ドーム大分

6,989

監督コメント

「今節の他会場の結果を見ても、間違いなく難しいゲームになると、選手たちと共有して臨みました。大分のアグレッシブな戦い、球際の攻防は、想定内でした。私たちも、戦うこと、怯まずにバトルを繰り返し行うことを、選手たちは前向きにやってくれました。その中で、一進一退の展開が続いていたのですが、先制点を奪われてから、追いつくことができず、残念な結果になってしまいました。改めて、先制された後のセルフコントロールだったり、チームが目指している、良い立ち位置を取って攻撃していくことは課題として挙がりました。すぐにルヴァンカップの試合がありますので、全員で戦っていきたいと思います」

Q:守備面に関しては、相手にサイドで数的優位を作られてしまった?

「相手のストロングポイントであるサイド攻撃をいかに封じるか。私たちの大きなテーマでした。メンバーを変えながら臨んだ部分もあり、連係面での問題を解決するのに少し時間がかかってしまったという印象を受けています。その後は、しっかりと修正して、相手のサイド攻撃も整理できて、自分たちのいい守備から攻撃に移る時間は増えました。そのあたりは、どの選手が出ても、細かいところを修正できるようにやっていきたいと思います」

Q:今日はかなり暑く、大分県は真夏日だったと聞いています。消耗もあったかと思うが、中2日で臨むルヴァンカップ準決勝・第1戦に向けて

「我々にとっては、残りのリーグ戦もそうですし、ルヴァンカップ、天皇杯と全てが大切な試合です。このような緊張感のある試合をプレーできることに感謝して、コンディションとしてはアウェイが続いて難しいところもありますが、しっかりとメンタルを持って、全員で準備していきたいと思います。ファイナルに進みたいと思います」

選手コメント

■原川力
「負けるゲームではなかったかなと思います」

Q:前半の主導権争いについて

「やっていて、(ボールを)持たれても怖さは感じませんでした。逆にカウンターで仕留めることができそうな感じはあったので。そこで、シュートまで行けなかったり、途中でミスをしてしまったり…。ボールを持たれていても、カウンターの怖さを相手にもう少し与えていれば良かったと思います」

Q:中盤以降、こちらもカウンターやクロスからチャンスを作っていた中で、先制点を与えたことが痛かった?

「そうですね。まぁでも、取られたら取られたで、取り返さないといけないですし、取り返すチャンスは後半もあったので。攻撃に関しては、少しキレイにやり過ぎているというか、うまくやろうとし過ぎていたかなと思います」

Q:攻撃の形としては、もう少しシンプルにやることも必要でしたか?

「僕を含めて、今日は全体的にミドルシュートも少なかった。5バック気味になっているチームはペナ内に人が多いので、多少、強引さというか、ミドルシュートもそうですし、攻撃の大胆さが今日は欠けていたかなと思います」

Q:攻撃であと一歩、パスが合わなかった部分は、今日の課題と言えば課題ですが、サッカーであれば、あること。切り替えも必要?

「ペナ付近で、パスがあと1、2本つながればビッグチャンスという場面は、ボランチから見ていてもたくさんありました。精度と言えば終わりなんですけど、そこをどうセカンドボールをつなげて、どう全員で前進させていくかということは、 みんなで共有しないといけないと思います」

Q:守備では、相手の幅を使った攻撃に苦しめられた感覚も?

「そうですね。押し込まれた時に、大分のフォーメーションの配置的に、外に張って、引っ張った選手が前に出てきて、というのが大分の特長としてあるので。その時に、人に行けなくて、フリーで持たれるシーンはたくさんあった。誰が行くのか、どうスライドするのかは、中でもうちょっと改善しないといけなかったと思います」

Q:中2日で迎えるルヴァンカップ準決勝・第1戦に向けて

「またリーグとは別モノですし、ルヴァンカップはあと一つ勝ったら決勝なので。モチベーションを高く持って挑めると思います」

■加藤陸次樹
Q:前半の中盤から終盤にかけてはチャンスも作ったが、あと一歩、合わなかった部分も含めて、どう振り返りますか?

「チャンスはあったので、そこで決め切れなかったことに尽きる。責任を感じています」

Q:大分は、少し前に戦った広島とシステムも同じで、こちらのメンバーもほぼ一緒でしたが、広島戦のようにボールをうまく運んでフィニッシュまで持ち込めませんでした。相手の守備の圧力が強かった?

「というよりも、自分たちのミスが目立ってしまった。チームとして、イージーな失い方が1試合を通して多かった。それが広島戦と違ったところかなと思います」

Q:2トップの相棒が変わりながら、自身は90分フル出場。監督の信頼も感じるが、軸という自覚も増している?

「今日、90分使ってもらった中で、本当に、期待に応えたかったです。どうにかして1点を取って、何とか引き分けで終わりたかった。使っていただいている監督には、今日の試合を含めて申し訳ないなと。ただ、これを引きずらずに、次もすぐに試合があるので。浦和戦に向けて、勝つためにやっていきたいです」

Q:中2日で迎えるルヴァンカップ準決勝・第1戦へ向けて

「勝つしかないと思っています。自分のやることを1試合通してやって。次はもっともっと貪欲に、点を取るために頑張りたい。中2日なので、しっかりコンディションを整えて臨みたいと思います」