2022明治安田生命J1リーグ
第4節第2日
2022.3.12土
清水エスパルス
髙橋 大悟 (54')
1
AWAY
FULL TIME
3
IAIスタジアム日本平
0-1
1-2
セレッソ大阪
オウンゴール (45')
奥埜 博亮 (57')
上門 知樹 (83')
IAIスタジアム日本平
10,887人
監督コメント
選手コメント
■上門知樹 選手
Q:J1リーグ初ゴールとなったが、今の気持ちは?
「結果を出さないと生き残れない世界ですし、なるべく早く初得点が欲しかったので、今日、取れて良かったです」
Q:奥埜選手のパスに抜け出した後、落ち着いてGKの動きを見て決めた印象だが、得点場面を振り返ると?
「奥埜選手が持った瞬間、動き出しました。必ずパスが来ると信じて走りました。ファーストタッチがうまく決まったので、あそこで勝負ありかなと思いました。あとはゴールキーパーを冷静に見て、流し込むだけでした」
Q:現状、FWの競争も激しいと思うが、日々、切磋琢磨している?
「毎日の練習から危機感を持ちながらやっています。出た試合で結果を残す、くらいの気持ちを持ちながらやっています。今日は取れましたが、また試合は続くので、また取れるように、いい準備をしたいです」
Q:サポーターの前で決めたJ1初ゴールになりました。セレッソサポーターへ、いい報告ができましたね。
「そうですね。あれだけ駆け付けてくれたサポーターの皆さんの前で決められたのは嬉しかったです。あとはホームで、素晴らしいサポーターの皆さんの前で決めて、ともに喜び合えたらなと思います」
■山中亮輔 選手
Q:前節は後半から出場して試合の流れを変えました。そして今節、リーグ戦では移籍後初先発を掴みました。今節へ臨む前の気持ちについては?
「この試合に懸ける気持ちは誰よりも強かったですし、気持ちを入れて試合に入りました。そこで一つ、(アシストという)結果を出せて、満足しています」
Q:1点目はオウンゴールという形になりましたが、実質2アシストの活躍でした。武器であるクロスが光ったが?
「競争が激しいので、出た試合で何ができるか。数字にこだわってプレーしました。このパフォーマンスを続けていけば、常に試合にも出続けていけると思うので、このパフォーマンスを続けていきたいです」
Q:前半から、チームとして山中選手の良さを生かすようなボール運びも見られ、山中選手が高い位置を取るシーンも多かったが?
「チームとして、陸くんがビルドアップでは(後ろ)3枚のような形も用意していました。自分のサイドが上がり気味というか、より前で、という狙いをチームとしても用意して臨んだので、その形から点が生まれたことは、ポジティブな要素だと思います」
Q:山中選手のアーリークロスに対して、中とうまく合った得点だったが、練習の中から、味方の入り方を掴んできた部分もありますか?
「そうですね。練習から常に要求し合っていますし、僕の蹴るボールの質も、中の選手は理解してくれていると思います。常に危険なところに入ってきてもらえるように要求していますし、僕自身、そこへ狙って蹴ることを練習から意識してやれていることが、今日の結果につながったと思います」
Q:監督も「練習からの切磋琢磨がいい競争につながっている」と話していますが、左サイドバックも含め、競争意識がチームにいい流れを生んでいる?
「僕個人としても、凄い選手が同じポジションにいて、そこにチャレンジしています。常に100%の力で練習に臨んでいます。試合では、与えられた時間で何ができるかにフォーカスしてやってきました。今日のように与えられたチャンスで数字を残すことができたことは良かったです。ただ、このパフォーマンスを次の試合も続けていかなければ意味がありません。常にハイパフォーマンスを維持できるように、練習からやっていきたいです」
「5連戦が終わって1週間、今節に向けて、準備する時間がありました。5連戦で出た課題、特に攻撃のところですね。ビルドアップ、そしてゴールを奪うという攻撃の優先順位を全員で共有して準備してきました。選手たちは準備してきたことをグラウンドで表現してくれました。この1週間、素晴らしい競争、いい雰囲気の中でトレーニングができました。試合前の雰囲気も含めて、必ず勝てるという確信を得て今日の試合に臨みました。交代選手を含めて、選手たちは最後まで素晴らしい戦いをしてくれたと思います」
Q:クロスから2得点をお膳立てした山中選手。先発起用の意図について
「亮輔に関しては、キャンプから非常に高いパフォーマンスを発揮してくれていました。丸橋という素晴らしい左サイドバックがいるのですが、切磋琢磨しながら、いい準備をしてくれていました。日々、競争を促している中で、このタイミングで、亮輔がポジションを勝ち取って試合に出場した、ということです」
Q:丸橋選手はメンバーにも入っていなかったが、コンディション面を考慮した部分もありますか?
「日々の競争の中で、今回は山中を先発で起用し、舩木も左サイドバックができますので、その中でのチョイスになりました。コンディションのところは問題ないです」
Q:1得点1アシストと活躍した奥埜選手について。開幕以降、本来のパフォーマンスを発揮し切れていないように映る試合もあったが、今季、ここまでの彼をどうご覧になって、今節も先発で送り出すことに関して、揺らがない部分はありましたか?
「奥埜に関しては、キャンプではケガでコンディションを上げることができない状態でした。その中で、ギリギリの状態で開幕を迎えて、この5連戦もよくやってくれていました。彼とも付き合いは長いですが、信頼は変わらず高いモノがあります。今回は、彼のパフォーマンスがより上がるために、戦術的な立ち位置や役割を変えて臨みました。そこで彼の良さが出たと思います。改めて、彼の試合を読む力、戦術眼を示してくれたと思います」