2022明治安田生命J1リーグ
第7節第1日

2022.4.5

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

1

0-1

0-0

柏レイソル

細谷 真大 (25')

ヨドコウ桜スタジアム

6,695

監督コメント

■小菊昭雄監督
「今日は、上位争い、優勝争いする上で大事な試合でした。平日のナイトゲームにもかかわらず、多くのサポーターの皆さまに力強い後押しをしていただいた中で、どうしても勝ちたい試合でした。しかし、残念ながら、警戒していたカウンターで失点し、その後もチャンスは何度か作ることはできたのですが、仕留めることができず、敗れてしまいました。選手たちは最後まで諦めずに戦ってくれたことに感謝しています。連戦で、すぐ神戸との試合がありますので、フィジカル、メンタルを整えて、しっかり準備したいと思います」

Q:後半、ジェアン パトリッキ選手の投入と、両サイドバックを代えた狙いは?

「ジェアンに関しては、現在は30分ほど試合に出られる状態まで来ています。相手も疲弊している中で、彼のスピードが必要になりました。あと少しというシーンも作りましたし、パフォーマンスは高かったと思います。まだまだ戦術的に共有していかないといけない部分はあるのですが、今後が楽しみなポテンシャルを発揮してくれたと思います。両サイドバックに関しては、私のサッカーの中で、消耗の激しいポジションです。連戦ということで、フレッシュな選手を投入し、サイドを基準にゲームをコントロールする、そして追い越してクロス、シュートまで行って欲しいという攻撃的なメッセージで投入しました」

Q:前節から先発を変えなかったことは、前節の勢いを大切にした?

「そうですね。全員がいい準備をしてくれていた中で、いくつかのパターンはありましたが、川崎戦の試合内容、結果も踏まえ、また、あの試合では交代枠も全部使うことができたので、この2日間のトレーニングも疲労を見せずに活気あるトレーニングができました。メディカルスタッフ、フィジカルコーチからの情報も含めて、そのままの流れを継続しました」

Q:前線2人の組み合わせについて。現在はある程度、固定されている?

「昨年からの流れの中で、加藤と山田の2トップは、コンビネーションが良く、お互いを見ることができています。ゲームの時間も共有してきました。また、ジョー(上門)と(北野)颯太も、ルヴァンカップで息の合ったプレーを見せています。トレーニングでは、色んな組み合わせもやっていますので、今後、それぞれの良さを生かしていけるように、組み合わせもやりつつ、クオリティーを上げていきたいと思います」

Q:乾選手について、交代時はかなり興奮されている状態だったが?

「タカシについては、前回の試合も60分で交代したのですが、足首の状態もあまり良くないので、今回も60分で、次の神戸戦も行くという計画で、コンディションを考慮して交代させました。ただ、負けず嫌いな性格ですので、負けている状況での交代になり、ああいった形になったと思います。興奮してプレーしている状態ですので、ノーマルかなと思います。ただ、そういった中でもセルフコントロールは当然、していかないといけないので、今後の学びとして欲しいと思います」

選手コメント

■山田寛人 選手
「(前節の)川崎フロンターレ戦でうまくいって、今節は相手のサッカーも全く違う中で、同じやり方をしてしまった。もちろん、同じやり方で勝てれば良かったですが、もちろん、そんなに毎回キレイに守備がハマるわけでもない。今日は、相手の方が割り切って蹴って、セカンドボールを拾うところで負けていました。相手のやりたいように、ハマったのかなという印象です。あとは、川崎戦より距離感も悪く、出す方も受ける方も孤立してしまったと思います」

Q:ボールを握った中でどう崩すかは、まだまだ課題でもある?

「ニアゾーンの角を取ることは意識していましたが、今日は相手が5バックということもあり、いい形では取れなかったです。逆に、5バックなので、(自分たちの)DFラインやボランチでもう少しうまく回せるはずでしたが、そこもあまりうまくいかなかった。どう改善していくかは、突き詰める必要はあると思います」

Q:オフサイドにはなったが、キレイに反転してネットを揺らしたが?

「今までだと決めることはできなかったと思うので、オフサイドにはなりましたが、入ってホッとしています。ただ、今日はあの1本だけだったので、もっとどんな相手からもチャンスを作れる選手になっていかないといけないと思います」

Q:シュートへの持って行き方が最近は良くなった?

「思い切りは良くなったと思います。ターンからのシュートは、ボールをもらう前に決めていたので、そういった判断のスピードも早くなったと思います。ただ、今日はあまり起点になれなかったので、そこは、今日は足りなかったと思います」

■西尾隆矢 選手
Q:失点場面を振り返ると?

「カウンターは警戒していたので、リスク管理として、枚数は揃っていたのですが。失い方が悪く、相手のペナルティーエリア内で奪われて、そこで止められていたら良かったですが、スルスルと抜けられたことが問題です。ただ、それでも、僕とヨニッチ選手でどうにか止めないといけなかった。その連係もうまく取れなかった。タラレバになりますが、防げた失点だと思います。もっとコミュニケーションを取れていれば、あの失点はなかったと思います」

Q:ヨニッチ選手とはコンビを組み始めて2試合目ですが、チャレンジ&カバーなど、コミュニケーションはさらに取っていきたい?

「そうですね。それもそうですし、全体的な守備でもそうですね。もちろん、守れているシーンも多いですが、それに満足せず、もっと戦術的に突き詰めて、もっと連係を取っていけば、より楽に守備ができて、攻撃にもうまくつながると思います」

Q:ホームで勝てないことについては?

「多くのサポーターの皆さんが足を運んで下さっている中で、僕たち自身も勝ちたいと思っています。サポーターの皆さんも勝ちたいと思っていると思います。なかなか勝てないことに、しんどい思いもありますが、僕たちが下を向いたらダメなので、前向きに顔を上げて頑張っていきたいです」