2022JリーグYBCルヴァンカップ/Aグループ
第5節第1日
2022.4.23土
セレッソ大阪
0
HOME
FULL TIME
0
ヨドコウ桜スタジアム
0-0
0-0
ガンバ大阪
ヨドコウ桜スタジアム
12,058人
監督コメント
選手コメント
■西尾隆矢選手
Q:守備としては、無失点という使命を果たしたが?
「僕自身のパフォーマンスも悪くなかったと思いますが、チームが勝ち切れなかったことは課題です。チャンスも多くあったので、そこで決め切ることが、強いチームになっていくには必要。そこはもっと突き詰めてやっていかないといけないです」
Q:今日の内容であれば、勝利しないと、もどかしさも残る?
「そうですね。まぁでも、相手もいい守備で粘り強く戦っていましたし、大阪ダービーということで、一人一人に思いもあったと思います。それが際のところで出て、堅い試合になったのかなと思います」
Q:ガンバの2トップが、予想とは違ったと思うが、どのように対処した?
「そこはあまり気にしていなかったです。どの選手とやっても、一人一人に特長があります。どの選手とやっても、成長できると思っています。パトリック選手ともやりたかったですが、今回、山見選手や坂本選手と対戦できたことは楽しかったです。またそれで成長させてもらったと思います」
Q:ビルドアップやフィードでも、鋭いパスを通していたが?
「練習からビルドアップはチャレンジしていますし、個人的にも練習しています。試合でどんどんチャレンジしていかないと身に付いていかないので、ミスを恐れずやっていきたいです」
Q:大阪ダービー史上初のスコアレスドローに終わったが?
「らしいですね。さっき、誰かが言っていました(笑)ダービーは、失点してしまうと流れも一気に変わる。まず失点しないことを徹底していました。相手もそうだったのかも知れません。際の部分でボールに行くところが、自分たちも相手もできていたと思うので、その結果、こういう結果になったと思います」
Q:最後は松田陸選手のクリアもあったが?
「やられたかなと思ったので、ホッとしました(笑)しっかりカバーしてくれたので、さすがです」
Q:グループステージ突破を決めたことについて
「そこはポジティブですね。内容もそこまで悪くないので、これを継続して、最後の決める部分を合わせていけば、自ずと結果も出ると思うので、前を向いて頑張っていきたいです」
■鈴木徳真選手
Q:スコアレスドローという結果を振り返ると?
「勝ちたかったです。それだけですね」
Q:危なげなく戦った今日の内容であれば、勝ち切りたかった?
「そうですね。ダービーということで、セレッソのプライドとして、勝ちたかったです」
Q:前半は、相手の様子も見ながら試合をコントロールしていた?
「(ボールを)握られる時間も長かったので、あまりいい攻撃はできなかったですが、失点しないで我慢できたことは、狙い通りだったと思います」
Q:ルヴァンカップのグループステージ突破は決めました。今まで積み重ねてきた結果の成果だが、第4節まで戦ってきたメンバーも含めたチーム全体の力をどう感じますか?
「リーグでスタメンとして戦っている選手と、ルヴァンカップに出ている選手が、いい意味で切磋琢磨していると思っています。それは結果を見てもらえば分かると思います。ルヴァンカップで結果を出して、リーグ戦でも結果を出して、そういう相乗効果があるから、セレッソは少しずつ強くなっていると思います。僕もいい位置にいられていますし、幸せな経験をさせてもらっています」
Q:鈴木選手自身、今日はボランチで原川選手とのコンビでしたが、スムーズに機能しているように見えました。
「今日は前に行きたい気持ちもあったので、リキさんに合わせてもらったなと思います」
■清武弘嗣選手
Q:公式戦の先発は約1ヶ月ぶりとなったが?
「コンディションは悪くなかったので、あとは結果が欲しかったですね」
Q:スコアレスドローという結果について
「守備陣がこれだけ頑張ってくれているので、前の選手は結果を残さないといけない。一つ一つの練習の積み重ねだと思うので、練習で突き詰めていきたいです」
Q:攻撃の感覚としては、無得点ですが、チャンスも作れていたので、悪くはないのでは?
「全体的なパフォーマンスは攻撃面も悪くなかったとは思います。ゴール前まで行けていたので、あと少し、というところ。ただ、毎年、あと少しということは自分たちでも言っているので、そこはずっと課題かなと思います」
Q:グループステージ突破を決めたことは、今日の成果ですね。
「そうですね。今日、メンバーに入っていない選手たちが頑張ってくれたおかげだと思います。その勝利がなかったら、ここまで来られていない。感謝していますし、これからもいい競争をしながら、上を目指してやっていきたいです」
■小菊昭雄監督
「今日はガンバに勝って、次のステージに進出したかったので、勝ち切れずに引き分けという結果に終わったことは残念ですが、今日の大きな目的の一つである、グループステージ突破という目標はクリアできました。そこは大きな成果だと思っています。グループステージは今日で5試合。選手たちが日々、素晴らしい準備をしてくれて、チーム全員で勝ち取った権利を嬉しく思っています。ラストの大分戦も全員でしっかり勝って、グループステージを終えたいと思います」
Q:試合自体は、前後半を通じてセレッソが主導権を握っていたと思います。その中で、前後半で戦い方が違ったように見えました。前半はある程度ラインを落としながらゲームをコントロールし、後半は、より前への圧力が強まったように見えたが?
「ゲームプランとしては、いつも通り、矢印を前にすることは変わっていません。ただ、相手の立ち位置や、ロングボールを入れられたり、試合の流れの中で、少し私たちのブロックも微調整しながら戦ったのが前半でした。後半は、もう一度ハーフタイムでプレスのかけ方を整理して、ハメ方を共有して戦った成果が、前への矢印が強くなったのだと思います」
Q:先発した清武弘嗣選手と山田寛人選手について。最初は清武選手が中で、山田選手が左。途中で入れ替わっていたが、そのあたりの意図は?
「まず、清武キャプテンに関しては、先発で使えるコンディションに戻ってきました。そして、次のリーグ戦に向けての準備も含めて、今日は先発で起用しました。山田が左で清武が真ん中の[4-2-3-1]でスタートしたのですが、清武のところでポイントを作りながら、相手のギャップを突いていく狙いもありました。その中で、相手の背後への動き出し、スペースへランニングする回数(が少なかった)。CBが嫌がるランニングを強化する狙いで、清武を左に、山田と加藤を前にして、相手の最終ラインを下げたい、ポケットを突いていきたいと。そういった狙いでポジションチェンジしました。ビルドアップのところでも、左で起点を作りたい意図もありました」
Q:清武選手の交代時間は、試合前からある程度、決めていた?
「そうですね。試合前から、メディカル、フィジカルサイドと、60分をMAXに、ということで共有していたので、予定通りの交代でした。その中でも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。これからさらにコンディションも上がっていくと思います。清武のポジショニングも含めて、チームで共有していきたいですし、また競争が激しくなっていくと思います」
Q:最後を崩す質やアイディアについて、どんなことが必要になる?
「今日もたくさんのチャンスは作れたと思います。トレーニングで準備してきたこと、ミーティングで共有してきたことを発揮する回数は増えてきました。最後の結果を追求していくことは、日々の積み重ねしかありません。フィニッシュを決め切ることは、引き続き、一つ一つ積み重ねていきたいと思います」
Q:大阪ダービーでのスコアレスドローは史上初だが、無失点で終えた守備に関して
「守備では、常にクリーンシートを目指してトレーニングを積んでいます。毎回、言っていることですが、失点ゼロで抑えるということは、最終ライン、GKだけではなく、チーム全体のハードワーク、想い、色んな要素が結集された結果です。最後まで戦ってくれて走ってくれた選手を誇りに思います。攻撃でもたくさんのチャンスは作れたと思いますので、また次、リーグでガンバと戦う時は勝ち切りたいです」