天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
2回戦
2022.6.1水
セレッソ大阪
21' 加藤陸次樹 33' ブルーノ メンデス 36' 舩木 翔
3
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FULL TIME
1
ヨドコウ桜スタジアム
3-0
0-1
関西大学
48' 西村 真祈
ヨドコウ桜スタジアム
レポート
監督コメント
選手コメント
■加藤陸次樹選手
Q:早い時間帯に1点目を取れたことで、優位に試合を進めることができた?
「『先制点が大事』という話はチーム内でもしていましたし、昨日から、ブルーノ(メンデス)と、『どっちかが絶対に先制点を決めよう』という話をしていたので、うまく決められて良かったです」
Q:冷静に相手をかわして決めたが?
「そうですね。しっかり相手も見えていました。余裕を持ってプレーできたことは良かったです」
Q:ここ数試合、毎試合、得点に絡んでいるが、研ぎ澄まされてきた?
「出た試合、限られた時間で結果を残すことは強く意識しています。最近、得点やアシストできていることで、気持ち的にも余裕が出ています。気持ちの部分がプレーにも出ていると思うので、継続していきたいです」
Q:中2日でルヴァンカップもあるが、そこへ向けて準備していく?
「そうですね。湘南も改善してくると思うし、難しい戦いになるとは思いますが、自分のやることは、結果で示すこと。そこを貪欲に狙っていきたいです」
■舩木翔選手
「毎年、天皇杯はジャイアントキリングが起きる中で、小菊監督からも『大学生が相手ということは忘れて、自分たちのやるべきことをやろう』という話があった中で臨みました。押し込まれる展開もありましたが、3点を取って勝てたことは良かったです。今日はリーグ戦になかなか関われていないメンバーで戦って、アピールの場だったので、勝利で終えたことは良かったです」
Q:リーグ戦とは違うメンバーで臨んだ試合で、試合前に話していたことは?
「リーグ戦は3連勝して調子がいい中で、自分たちがここで負けたら次につながらない。自分が1年目のときは、ルヴァンカップや天皇杯で、“ルヴァン組”と呼ばれる選手たちで戦って、勝ち進むことができました。やっぱり、練習も大切ですが、公式戦で結果を残すことがリーグ戦にもつながる。みんなでそういうことは話しながら、試合に臨みました」
Q:個人としては、3得点全てに絡んだが?
「今年はサイドバックで試合に出ることが少なくて難しかったのですが、本職というか、今までやってきたポジションだったので、やるべきことをやろうと思って入りました。結果が出たことは良かったですが、得点に関われたことより、1失点したことに課題を感じます。もう少し、周りの選手たちと話しながら守れたら良かったと思います。サイドバックとして、自分が前に出るところ、出ないところをトリくんと話して修正したり、声でうまく前の選手も動かしながらできたら良かったとも思います」
Q:今季はCBで出る機会も多いが?
「今年は、与えられたポジションで100%でやることが目標なので、サイドバックでもセンターバックでも、どちらでプレーするにしても、自分がやらないといけないことをしっかりやろうと、練習からも取り組んでいます」
Q:今季、CBでのプレーも含めて、ヘディングの強さを感じるが?
「ヘディングは得意になりました(笑)そこまで高さはないので、タイミングというか、うまくボールの落下地点で待つことが大事。相手と駆け引きしながらヘディングすることはもっと磨いていきたい。どんどん強くなってきたことは、自分にとってはプラスだと思います」
■鳥海晃司選手
Q:後半は押し込まれる展開も増えたが?
「後半は相手も負けていて、前に出てくるのは分かっていたので、そういう時間帯だと理解して、失点はしないようと意識してプレーしていました。(試合展開としては)前半で3点取れたことが大きかったです」
Q:リーグ戦、カップ戦と短期間でフル回転だが?
「試合に出られることは嬉しいですし、これからも出た試合で結果を出し続けていきたい。次もしっかりやっていきたいです」
■清水圭介選手
Q:後半は好セーブでチームを助けたが?
「後半は立ち上がりから相手の勢いが強かった。あの時間帯を(失点)ゼロで抑えたら、自分たちの時間が続いたと思うのですが、あの時間帯の失点で、難しい試合になってしまいました。そこでもう一段階、チームとして盛り返すパワーを出していかないといけない。そこは反省点ですが、トーナメントなので、勝つことができたことはチームとして良かったです。勝てたことが一番の収穫なので、チームとしても、自分自身としても、修正しながら、また一つになってやっていきたいです」
■小菊昭雄監督
「天皇杯初戦でしたが、勝つことが全てということで、結果を出せたことは嬉しく思います。毎年、天皇杯の初戦は難しい試合、危険な試合だということは選手たちとも共有して臨みました。前半はリスタートを含めて3点取れて、理想的な折り返しでした。内容としてもポジティブな面が多かったのですが、後半は、得点差があり、メンタル的なことも左右したのか、相手にボールを握られて、前半は1本のシュートが後半は9本を打たれました。その数字が示す通りの内容になったこと、たくさんの課題も出ました。もう一度、若い選手を心技体で鍛えていきたいと改めて思いました。関西大学の最後まで諦めない姿勢、0-3から攻守に強い矢印で向かってくる姿勢、非常に素晴らしかったと思います。これからも1戦1戦、勝って、優勝に向けて全員でやっていきたいと思います」
Q:FWについて。加藤陸次樹選手とブルーノ メンデス選手が決めて、山田寛人選手と上門知樹選手も復帰したが?
「ブルーノも少しケガをしていましたし、山田とジョー(上門)もケガをしていた中で、ギリギリの状態で、今日の試合に間に合いました。(アダム)タガートが代表に行って、FWの人数が足りなかったのですが、今日、試合ができたことはポジティブな面です。彼らはコンディションが100%ではない中でも、しっかりトライして、ゲーム感覚を取り戻せたことは良かったです。ただ、まだまだコンディションを上げていかないといけないということは、彼らも感じていると思います。トレーニングからいい競争をしていって欲しいと思います」
Q:最近の加藤選手について。出場すれば得点に絡んでいるが?
「加藤も中原も、メンバー外という経験もして、しっかりとトレーニングから自分と向き合って、クオリティーもそうですが、メンタル的なところで成長著しく感じる場面がいっぱい出ています。結果として出ていることを私自身も嬉しく思います。先ほども申し上げましたが、前の選手は、これからケガから復帰した選手のコンディションも上がっていく中で、日常が高い競争になっていくと思います。その中で、競争を勝ち抜いた選手に出場する資格があると思っています」
Q:後半、山下選手を代えて、喜田選手を右サイドバックで起用するシーンもありましたが、その意図について
「少し山下も、元々アキレス腱痛を持っており、そこからくる痙攣がありました。最終ラインの選手ですので、無理をさせたくないと、大けがにつながらないように、ということもあり、交代させました」