2022JリーグYBCルヴァンカップ
準々決勝 第1戦
2022.8.3水
セレッソ大阪
アダム タガート (89')
1
HOME
FULL TIME
1
ヨドコウ桜スタジアム
0-1
1-0
川崎フロンターレ
脇坂 泰斗 (33')
ヨドコウ桜スタジアム
9,998人
レポート
監督コメント
選手コメント
■アダム タガート選手
Q:ゴールが決まった瞬間の気持ちは?
「ファンタスティックでした(笑)(山中)亮輔はいつも素晴らしいクロスを上げてくれます。信じて裏を取れば、クロスが上がってくると信じていました。やっぱり、亮輔のクロスはいいなと思いました(笑)同点にもできたので、良かったです」
Q:背後は常に狙っていると思いますが、オフサイドライン、ギリギリの駆け引きでしたね。
「そうですね(笑)サッカーは、リスクを負ってでも裏に飛び出さないといけない時があります。そういうリスクを負えば、オンサイドだった時は、今日のようなゴールが生まれます。駆け引きをするのは好きなので、今日は決まって良かったです。亮輔に感謝したいです」
Q:背後への飛び出しがタガート選手の真骨頂ですね
「サッカーでは、裏への抜け出しは大事ですし、ストライカーとして、そういう動きをすることは大事です。そういう動きをすることで、味方にスペースを作れたりもします。DFラインと駆け引きをして、チームに貢献することは、僕の特長だと思っています」
Q:公式戦8試合連続で、途中出場の選手がゴールをしていることについて
「ウチのチームは、先発の11人だけではなく、選手全員が先発を張れる力があります。スタメンだろうが、ベンチスタートだろうが、どれだけチームに貢献できるかが重要視されています。スタメンから出る選手は、相手にプレスをかけて、疲れさせて、後半から出る選手は、隙を突いて点を決める。それが今の僕らのサッカーです。スタートの選手、途中から出る選手それぞれに役割があるので、みんなが与えられた役割を果たすことが大事です」
Q:今日はゴール裏からの声援があり、何度も名前をコールされていたが、聞いた気持ちは?
「最高ですね。声援を聞けるのは、サッカーをやっている意味の一つです。皆さんの声が聞けて良かったです。ファンの声援は12人目の選手だと思っています。一緒に戦えて良かったですし、声援でやる気も出ます。毎週、聞きたいですね」
■キム ジンヒョン選手
Q:後半、相手選手のヘディングを防いだ場面が試合を大きく左右したが?
「止めることができて良かったです。最後に同点に追い付けて、結果にもつながったので、良かったです。僕はやることをやっただけです。1点は取られたのですが、第2戦もあるので、2失点目は絶対に避けたかった。自分自身、次につなげたかったので、良かったです」
Q:アウェイゴールを2点与えると、次の試合にも響きますからね。
「2失点すると厳しくなると、みんな分かっていましたし、自分も防ぎたい思いでした。結果的に、1-1という結果は次につながったと思います」
Q:今日はゴール裏から声援がありましたが、どのような思いでしたか?
「やっぱり、全然、違いましたね。スピーカーではなく、実際の声は違いますね。タイミングもダイレクトですし。サポーターの皆さんはこの日を待っていたと思います。選手も力になりました。雰囲気も上がって良かったです」
Q:「スーパージンヒョン」のチャントも久しぶりに聞きました。
「難しい試合でしたが、最後まで応援してもらったことで追い付けました。感謝しています」
■山中亮輔選手
Q:最高のクロスから同点になりました。
「次につながったとは思いますが、アウェイゴールを取られているので。最低限ではないですが、最後、決まって良かったです。キックのフィーリング自体は、今日は悪くなく、いいとは思っていました。最後に一つ合って、良かったです」
Q:あの場面は、タガート選手の動きも見えた?
「外に膨らんでいるのは見えたし、左のCBが触れない、GKも出られないところに通って良かったです。ああいう位置はいつも狙っています」
Q:欲を言えば、前半の押し込んだ時間帯で先制したかったですか?
「そうですね。前半の戦い方としては、自信を持って攻めることができたし、主導権も握れて決定機も多かったので。そこを仕留めたかったですね。難しい気候の中、前線の選手がハードワークしてくれて、チャンスもたくさん作れたので、それがもう少し実れば良かったとは思います」
Q:試合前には、アクシデントもあった中での試合になったが、影響はありましたか?
「そうですね。小菊さんがいないことで、多少の不安もありました。今日の朝だったので、全く予期しないタイミングで試合に臨むことになったので、少なからず影響はあったと思います。小菊さんのもと、ここまで一つになって戦ってきたところはあるので、そういう監督が不在になったことは、少なからず影響はあったと思います。ただ、ミーティングでもメッセージと言う形で言葉も伝えてくれました。『迷惑をかけて申し訳ない』という言葉もありましたが、監督のせいではないですし、誰がなってもおかしくない状況です。そこはチーム全員でカバーしていこうと思っていました」
Q:その意味では、負けたらガタガタいきかねない中、負けなかったことは大きいですね。
「最近は負けがないので、そこは評価できると思いますし、今日みたいなイレギュラーな試合でも、負けなかったことは良かったです。次、すぐ中2日で試合があります。今日はサポーターの皆さんが素晴らしい雰囲気を作ってくれました。次もホームで戦えますし、関西ダービー、また熱い戦いになると思うので、しっかりリカバリーして臨みたいです」
Q:声援やチャントを聞いて、気持ちは高ぶりましたか?
「そうですね。スタジアムに熱狂が戻ってきた感じがありました。ウォーミングアップの時から、しびれる、鳥肌が立つ雰囲気でした」
■松田陸選手
Q:試合前にアクシデントがあった中での試合になったが、チームとしてどのような思いでこの一戦に臨んだ?
「試合前も、『ここまで全員で勝ち上がってきて、移籍した選手もいるし、今日はメンバー外の選手も朝から練習していた。そういう選手の想いもくみ取って、最後まで全員で勝ちにこだわって戦おう』と監督も伝えてくれましたし、選手でもそういう話をして臨みました」
Q:1-1という結果をどう捉えますか?
「前半は自分たちの時間が多かった中で、決め切れなかった。今のセレッソには、しっかり決められる選手もいるので、そこで決めて勝ち切りたかったですが、先制されて負けなかったことは次につながると思います。アウェイゴールも1点で抑えたので、次につながる。中2日でリーグ戦もあります。僕らはまだまだ優勝も狙っているので、しっかり勝って、そこからルヴァンカップ準々決勝第2戦に照準を合わせていきたいです」
Q:今日はゴール裏からの声援もあったが、どのような思いで聞いていましたか?
「2年半ぶりですよね?久しぶりにセレッソの応援を聞けて良かったですし、やっぱり力になりますね。一つ一つのプレーに対して声で反応してくれるのは、選手としてもありがたい。サッカー選手をやっていて良かった、と思う瞬間ですね」
■高橋大輔コーチ
「攻め込んでもなかなか崩せず、先制されて、メンタルコントロールとしては難しい試合でしたが、最後まで1点を取るために走りましたし、誰一人諦めることなくやり抜いたというところでは、素晴らしいゲームだったと思います」
Q:急遽、指揮を執ることになったが、試合前の気持ちについて。また、小菊監督から伝えられたことはありましたか?
「急遽ではあったのですが、こういう情勢下で、自分の中でシミュレーションする機会は何度かありました。その中で今回、実際にそういうことが起きた。ただ、自分のスタンスとしては、今まで通り、コーチとしての立場でやると。いつも通りにやると、整理して臨みました。監督からも『みんなで戦うよ』と。私自身はいつもと同じでした。ただ、テクニカルのところに立って指示を送る、違いはそのくらいでした」
Q:第1戦での1-1という結果をどう捉えていますか?
「もちろん、理想はアウェイゴールを与えず、自分たちがスコアを伸ばして勝つことでしたが、そんな簡単な相手ではないことも理解しています。一生懸命やった中で、エラーが起きて失点してしまったのですが、追い付いて1-1で終えたことはポジティブに捉えています」
Q:終了時、頭を抱える様子もあったが、できれば逆転したかったですか?また、展開としては、いい流れの中で先制されました。ハーフタイムには何を伝えましたか?
「ハーフタイムには、まず、『パフォーマンスは問題ない』と。あとは、フィニッシュにどうつなげるか。守備では、3ラインが間延びする時間帯もあったので、そこをしっかり合わせていこうと。『ひっくり返すよ』と伝えて送り出しました。最後の時間帯は、『もう1点、取りにいくぞ』と、選手もスタッフもアプローチしていたので、悔しい気持ちもあり、そういう表現になりました」