2022JリーグYBCルヴァンカップ
準決勝 第2戦
2022.9.25日
浦和レッズ
0
AWAY
FULL TIME
4
埼玉スタジアム2002
0-2
0-2
セレッソ大阪
オウンゴール (23')
奥埜 博亮 (30')
加藤 陸次樹 (51')
ジェアン パトリッキ (80')
埼玉スタジアム2002
26,899人
監督コメント
選手コメント
■毎熊晟矢 選手
Q:この結果をどう受け止めていますか?
「今までグループステージからバトンタッチして色んな選手でつなげてきたモノを、次につなげられたことに、まず安心しています」
Q:振り返ると、毎熊選手の最後のクリアも含め、やはり第1戦で負けなかったことが第2戦にもつながったのかなと。
「そうですね。1点取ればまた優位になる、という気持ちもありましたし、試合前に、『1点取っても守りに入らず、2点、3点と取りにいこう』と話していたので。そういったチームの共通意識を持てたのが、結果につながったと思います」
Q:高い位置で相手の背後を取った1点目の崩しについて。立ち上がりから松田選手の位置もいつもより少し高く、相手の左サイドを押し込む狙いもあったのかなと思ったが?
「いや、それはそこまでプランではなかったですが、自分が前で相手を止めておけば、(松田)陸くんやおっくん(奥埜)のところが空くというのは、昨日の練習から2人とも話していました。自分が前で高い位置を取っていたので、陸くんもスペースがあって、前に出たと思います。途中からは、バランスも考えながら、陸くんも低い位置を取って、自分が幅を取る形に戻しました」
Q:ここ数試合、攻守に貢献度は高い一方で、得点やアシストという結果は出ていなかった。オウンゴールでしたが、先制点につながったことで、少しホッとした思いもありますか?
「う~ん(苦笑)最近は、輝くん(中原)、(鈴木)徳真、ジョー(上門)と、年も近く、よく一緒にいる選手たちがスーパーゴールを決めていて。自分は泥臭くてもいいから1点取りたいなと思って、この試合にも臨みました。得点にこだわって入ったので、自分で決めたかったですね(笑)」
Q:名前が挙がった選手たちの存在は、刺激になっていますか?
「刺激になっていますし、時には、少し焦りにもなります。ここ数ヶ月、考えながらプレーして、悩むこともあったのですが、ここ数試合、ガムシャラにやるしかないと、もう一回、改めて自分の中で整理できた。これからも自分は自分のスタイルでやっていきたいです」
Q:広島とのファイナルへ向けて
「ベスト4のチームを見て、勝ったら広島とやりたいと思っていました。もう一度、リベンジのチャンスが来たので、絶対に勝って優勝したい気持ちしかないです」
■奥埜博亮 選手
「今日は自分たちがやりたいプレー、やってきたプレーを出せた試合だったと思います」
Q:得点シーンについて
「今日に関しては、攻撃の時に高い位置を取らせてもらう形だったので、チャンスがあればゴール前に入っていこうと思っていました。いい守備ができていたからこそ、攻撃でもいい距離感でできました。最後にタイミングよく中に入れて良かったです」
Q:ゴールシーンは落ち着いていましたね。
「クロスに少し遅れ気味に入ったんですけど、タメ(為田)からいいボールが来て、ムツキ(加藤)もうまくスルーしてくれた。トラップが少し長くなったんですけど、GKが出てきたタイミングで、浮かすしか選択肢はなかった。悩まずに打てたことが良かったと思います」
Q:大事な試合でハイプレスも機能。シーズンで継続してきたことが出せた?
「チームとして全員がハードワークを惜しまないでプレーした結果が、今日の結果につながったと思います。1年を通して、それをやらないと試合に出られないというチームの約束事もあるので、それが今日の結果にもつながったのかなと思います」
Q:今季、3敗している広島とのファイナルへ向けて
「また戦えるチャンスを与えられたということもありますし、相手が広島ということもありますが、まずは自分たちがしっかりとサッカーをすることが大事。昨年、決勝で負けた悔しさもあるので、今年はここまで積み上げてきたモノを決勝の舞台で出したいと思います」
■為田大貴 選手
Q:2点目のアシストについて。奥埜選手が中にいることも見えていた?
「いや、マイナスは狙いましたが、ムツキが見えていて。おっくんまでは見えていなかったですが、CBが下がったスペースを目掛けてクロスは上げました」
Q:今日はウィングのように高い位置を取る場面も多かったが?
「チームのやり方で、今回は高い位置で相手のサイドバックをつり出した立ち位置からスタートしようと。チームのやり方で、うまくいったかなと思います」
Q:第1戦を踏まえての修正は、チームの中でも落とし込めた?
「やり方はチームとしてハッキリしていました。練習から、どう戦って、どういう戦術でいくかは、全員で理解して試合に臨めました。何も迷うことはなかったです。ウチが先制点を取れましたが、相手に取られた時のシチュエーションも想定していました。90分を通して勝ち抜くための準備はできていたと思います」
Q:2点目はサイドで起点を作った一方、3点目は、中に絞って松田選手のパスを受けて、大外の山中選手へ展開。全体的にボールの受け方が良かったように思うが、相手を見ながらうまく受けられた?
「それもありますけど、大体、この位置でこの選手が持ったら、こういうパスが来る、ということは分かっています。今はチーム全体でみんなが把握しながらプレーしているので、一人一人の良さをみんなで引き出し合いながらプレーできているのが好調の理由だと思います。それが自然にできていることで、チームとしても個人としてもうまくプレーできていると思います」
Q:チームとしては2年連続の決勝ですが、自身としては、チームへの貢献度も違いますし、手応えも違うのでは?
「そうですね。まぁでも、逆に、今のメンバーに入れていない選手たちの気持ちもよく分かります。全員がそういう選手のことも考えてプレーしないといけない。ルヴァンカップは少し空きますが、リーグ戦でも、そういう気持ちや覚悟を持って1試合ごとにやっていかないといけないです」
■加藤陸次樹 選手
「今日に関しては自分がヒーローではなく、チーム全員がヒーローだったと思います。監督がやりたいサッカーを90分通してできたことが勝因だと思います」
Q:準決勝という大舞台で4点差を付けたことは自信になった?
「自信にはなりましたが、昨年は決勝で負けています。その悔しさはチーム全員が持っています。今年、1回も勝てていない広島が決勝の相手。最後にその悔しさ晴らせるということで、舞台も整っています。チームとしては、これ以上ないくらいの気持ちで臨めます。昨年の忘れ物を取りに帰ってくることができたので、優勝していい形で終わりたいです」
Q:埼スタで2試合連続ゴールできたことは嬉しかったのでは?
「そうですね(笑)試合前に、『埼スタの男になる』と話していました。ゴールを決められたので、少しは埼スタの男になれたと思います(笑)」
■山中亮輔 選手
Q:この結果をどう受け止めていますか?
「みんなのハードワークや頑張りが報われたのが良かったです。勝ちたい気持ちが上回っていたと思います」
Q:山中選手自身、2点目の作りと、3点目のアシスト。2得点に関わりました。貢献度も高かったが、自身のプレーについては?
「もちろん、気持ちも入っていましたし、どうしても勝ちたかったです。それが結果に表れて良かったです。どうしても勝ちたい相手だったので、あと一つ、ファイナルで勝って、優勝したいと思います」
Q:前からのプレスとともに、ボールの回し方も整理したと監督は話されていたが、1点目も2点目もうまく相手を崩せたが?
「やりたいことはしっかり表現できたと思います。しっかりボールも握れて、前半は相手もシュートは打っていないと思うので。それくらい圧倒できたのは評価できると思います。前からのプレスもハマっていましたし、全員の前線のハードワークが有難かったです」
■ジェアン パトリッキ 選手
Q:ゴールした瞬間の思いは?
「本当に嬉しかったですし、チームのために力になれたことは良かった。決勝に進むことができたので、本当に良かったです(笑)」
Q:北野選手からのパスだったが、うまく2人で崩せた?
「そうですね。プレスをかけた瞬間、颯太が僕を見ていたので、パスが来ることは分かっていました。90%は彼のゴールなので、彼に感謝したいです」
Q:決勝戦に向けて
「自分たちは強いチームだと思っています。いい準備をして、最後まで自分たちを信じてやり抜くことが、優勝につながると思います」
■北野颯太 選手
Q:最後まで全員が戦い抜いた試合。交代で入ってもフルパワーで行けた?
「そうですね。前半を2-0で終えて、立ち上がりにすぐ3点目を決めましたが、点差が開いても、自分たちがやりたいこと、やらないといけないことを貫いた結果、4-0という相手を圧倒する試合になったと思います」
Q:第1戦の試合後、「得点かアシストで貢献したい」と話していたが、4点目はうまくカウンターが決まりましたね。
「そうですね。最低限の仕事、結果は出せたので、そこはポジティブに捉えています」
Q:ニューヒーロー賞の得票上位にも入っているようですが、期待する部分もありますか?
「もちろん、チームもいい位置にいますし、個人としても狙っている賞ではあります。ただ、まずチームの勝利が一番。チームが一番で、プラス、その賞も取れればいいと思います」
Q:昨年のルヴァンカップ決勝は、リアルタイムで見ていた?
「はい、テレビで見ていました」
Q:悔しさも、テレビ越しで感じていた?
「グランパスにやられたことは覚えています。その悔しさは、ピッチに立っていた選手が強いと思いますが、自分も悔しさを感じていないわけではありません。セレッソの選手である以上、僕も悔しかったですし、今年、そのピッチに立てるチャンスがある。優勝したい気持ちは強いです。(17年に)優勝した試合もテレビで見ていました。いつかあの場に立ちたいと思っていたので、決勝の舞台、優勝への思いは強いです」
■キム ジンヒョン 選手
Q:復帰戦で無失点。仕事をした実感はありますか?
「一度、外からチームの状態やバランス、試合内容を見ることができたことが、今日につながったと思います。コンディションは100%ではなかったですが、こういう結果を出せたのは、その時間をうまく生かせたからだと思います」
Q:外から見えたこと、とは?
「みんなの立ち位置や試合の運び方ですね。90分間、全部が全部、前でプレーできるわけではない。我慢する時間帯で、みんなの動きを把握した上で、試合を運ぶこと。ゲームコントロールをうまくすることが必要だと思いました。今日、何回か危ないシーンもありましたが、試合運びをうまくしたいと思ってプレーしました」
Q:試合全体をコントロールすることで失点を防ぐというか、メリハリが大事だと。
「リードした後にどう守り切るかもポイントですし、その中でも、試合の運び方、試合の流れを把握した上でプレーすることは、もっとやっていかないといけない。勝つために、ハッキリしたプレーをすることも必要ですし、今日は割り切ってプレーするところは割り切ってプレーしました」
Q:第1戦でプレーした清水選手が1失点に留めたことも、第2戦につながったと思います。今日は清水選手の気持ちも受け止めて臨んだ?
「もちろんです。圭介も、なかなか試合に出る時間が少ない中で、難しい状況だったことは僕も分かっています。その中で、素晴らしいセーブもしてくれました。第1戦で負けなかったことで、今日の試合に向けて、勇気をもらいました。自信を持って臨める状況にしてくれました。ホームで負けてしまうと、プレッシャーもあったと思います。すごく難しい状況で、いい仕事をしてくれました。感謝しています」
■清水圭介 選手
Q:終わってみれば、やはり第1戦で引き分けて終わったことが大きかったですね。
「そうですね。第1戦で負けて終わらず、引き分けで終わったことで、チームのメンタル的にも落ち着いて今日に臨めたと思います。ハッキリとした狙いで今日に臨めたと思うので、少しは貢献できたと思います」
Q:今日に関しては、ジンヒョン選手に想いを託した?
「そうですね(笑)もちろんです。ジンさんのプレーは、僕自身、参考になることばかりです。全員がハードワークして、気持ちもこもっていました。ピンチもあまりなかったですし、落ち着いてゲームを運べたと思います」
■鈴木徳真 選手
Q:この結果を率直に、どう受け止めていますか?
「最高です」
Q:先制点が大事になる中で、相手が序盤は受けていたように思います。立ち上がりから、こちらが主導権を握れている感覚はありましたか?
「レッズさんは、第1戦の成功体験もあり、今日もうまく握れるだろうという、油断、隙があったと思います。そこを、僕らがいつものスタイルで取りにいく。それがうまくハマったと思います」
Q:2トップを起点にしたアグレッシブな守備が勝因だと思うが、監督も仰っていたが、ビルドアップを修正したことも勝因だと思います。1点目は、毎熊選手が高い位置を取って、鈴木選手がインサイドハーフ気味でスルーパス。うまく崩せたが、狙い通りでしたか?
「監督も話していましたが、『立ち位置の規律がある中で、各々の自由度のバランスが崩れていた』という言い方をされていました。それがいいバランスになったことで、元々持っている能力がシンプルに発揮されたことが、今回の現象だと思います。元々あったことが、
形をうまく作れずに出なかった部分もありましたが、今回、システムを整備したことで、元々いないといけないところに人がいることで、ゴールに直結したと思います」
Q:アンカーに入るような形でしたが、自由と規律のバランスが取れて、お互いの距離感が良いことが、得点につながった?
「そうですね。僕が今、言ったようなことだと思いますが、元々、持っている選手の能力はあって。そこに、自分たちの形と各々の役目がハッキリした、という言い方が一番分かりやすいと思います。それが1点目、2点目に出たと思います。3点目は、流れの中で、山中さんのクロスがドンピシャだったこともありますが。各々の力を出しやすい状況ができた、ということだと思います」
Q:浦和戦が短い期間に3試合あって、全て終わったので聞きたいのですが、相手には、徳島時代の指揮官、リカルド ロドリゲス監督がいて、ボランチでコンビを組んでいた岩尾選手もいて。鈴木選手にとっては気持ちの入るカードだったと思います。対戦しながら学ぶこともあったと思いますが、3試合を戦い終えた感想は?
「正直、写真も撮って、SNSで上げたりもしたかったのですが、まだルヴァンカップがあったので、控えていました。(相手に)同じピッチでいい時期、悪い時期を過ごしたスタッフ、選手がいた。サッカーの良さはそういうところだと思います。僕は情が入り易いので、線引きをしないと、ピッチで強くいけないところもある。そういうのはナシにしたくて。今回も色んな思いを持って臨みました。やっぱり、岩尾さんを見ても、一つ一つの能力が高いですし、リスペクトしている選手なので、そこを追い越していきたいと思っています。リカルドのサッカーも、色んな形があって、色んな引き出しがあって、そこから選択してくる素晴らしい監督。その他にも、(小泉)佳穂や他のスタッフなど、一緒にやっていた人もいました。お互いの良さを引き出し合って、全力でぶつかった中で、今回は僕らが勝てましたが、何回やっても互角の状況が続くと思います。そういう意味では、今回は一つ恩返しできたというか、『あなたたちを見て、あなたたちと一緒にやって、育ててもらったことで、今こうなっているよ』と示せたと思います」
Q:今日に関しては、成長を見せられたと。
「そうですね。色んな思いはありましたが、今回、アウェイで勝てたこと、相手に有利な状況で、本気でぶつかり合って勝てたことは、言い方は悪いですが、実力の証明になったのかなと思います」
Q:最後に、広島とのファイナルへ向けて
「今季、3連敗している広島さんですが、最後に国立の舞台でやれる。ファイナリストとして、しっかり勝って終わりたい。何よりも僕は、セレッソのプライドを持って、タイトルを手にしたい。ここまでの過程に関わった選手がいて、内部の人たちもいて、サポーターもいて。全員の思いが、今ここにあると思うので、それをしっかりタイトルという形にして、みんなで優勝を分かち合いたいと思います」
「今日の試合は、第1戦の結果を受けて、必ずアウェイゴールを取りにいかないといけない状況でした。その中で、リーグ戦の2試合とルヴァンカップの第1戦の3試合は、浦和の強みであるビルドアップのところで相手の良さを消しながら、我々の強みを出していく。そういったサッカーを全員で表現しました。今回はシチュエーションが違う状況の中、我々はキャンプから、ハイプレスから攻撃につなげる。そういった守備の構築も全員で共有してきました。今回は、アグレッシブにボールを奪って、ゴールを取りにいかないといけない。そうした全員の思いが、気持ちも含めて戦術的にも共有できました。それを全員が全うしてくれたことが、今日の勝利につながったと思います。選手たちを誇りに思います」
Q:2トップを基準としたアグレッシブな守備を90分続けたことが勝因だと思います。そしてもう1つ、ビルドアップも整理されていたと思います。立ち上がりに関しては、ボール保持の際、山中選手が絞り、松田選手と毎熊選手が高い位置を取ったのかなと。第1戦で苦しめられた明本選手の対策もあったのかなと思いましたが?
「おっしゃる通り、守備のところは、ハイプレスを志向して、先ほど申し上げた通り、全員で全うしました。また、第1戦を振り返った時に、私たちのボールを握る時間が少し短かった。今回はアウェイゴールを取りにいかないといけない中で、ボールを保持しながら、いかにゴールに結びつけるか。そこも守備と同様、今回の大きなテーマでした。私は自由と規律のバランスを大事にしているのですが、(第1戦を)振り返った時に、立ち位置のところで、少し自由のバランスが重くなっている感じが見受けられました。その中で、一人一人が立ち位置をしっかり取りながら、ポジショニングが重ならないように。そういったところで、もう一度、全員でビルドアップの立ち位置を微調整しました。得点にも実際、つながったところは選手たちが表現してくれたから。努力の結果がこのような形になったことは嬉しく思います。攻守に選手たちが準備してきたことを100%、表現してくれたことが本当に嬉しく思います」
Q:第1戦は欠場したGKキム ジンヒョン選手について。浦和のプレスに対し、彼が入ったことで全体の落ち着きが違ったと思ったが、彼の存在感について
「キム ジンヒョンの復帰は、我々にとっても大きな材料でした。ただ、清水圭介も、練習からキム ジンヒョンと高いレベルで争っています。甲乙つけがたいぐらいのビルドアップ能力を持っている選手です。先ほど申し上げた通り、ビルドアップのところは、個人の問題というより、チームの問題でもありました。しっかりと自分たちでいい立ち位置を取る、前進していく。そこは、第1戦の課題から修正を図りました。キム ジンヒョンが復帰したことももちろん大きいですが、(ビルドアップが良くなったのは)我々の立ち位置が変わったことが要因だと思っています」
Q:リードしても前から追うことをやめずに、やり切ったと思います。その点について
「選手たちとは色んなゲームプランを共有してきた中で、まず、浦和はやる度に素晴らしい相手だということを実感していました。ですので、90分どういう状況になろうと、引いたらやられると。『今日は90分間、どういう結果であれ、前からいく』と。疲れたら、どのポジションでも、いい選手がいい準備をしてくれていますので、交代していくと。そういうプランを共有してきました。選手たちは90分間、最後まで前からアグレッシブに、ボールを奪う、ゴールを奪う、それを体現してくれたことを誇らしく思います」
Q:決勝の相手が広島に決まったが?
「舞台は整ったなと。もうその一言に尽きると思います。リーグ戦、天皇杯、今季3度対戦して敗れた相手と、ファイナルという素晴らしい舞台でもう一度、戦えること、リベンジできるチャンスを得られたこと。非常に嬉しく思います。私以上に、選手たちが素晴らしいモチベーションで決勝に向けて準備してくれると思います」