2023明治安田生命J1リーグ第18節

2023明治安田生命J1リーグ

2023.6.24

北海道コンサドーレ札幌

荒野 拓馬 (45')

1

AWAY

FULL TIME

4

1-3

0-1

セレッソ大阪

レオ セアラ (2')

加藤 陸次樹 (17')

喜田 陽 (38')

香川 真司 (76')

札幌ドーム

24,509

HIGHLIGHTSハイライト

ギャラリー

MATCH REVIEW

北の大地でビューティフルゴール4連発!札幌へのリベンジ成功から後半戦はスタート

今節から明治安田生命J1リーグの後半戦がスタート。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、北海道コンサドーレ札幌との一戦に臨んだ。先発は前節のヴィッセル神戸戦から1人変更。奥埜博亮が外れて加藤陸次樹が入り、レオ セアラとの2トップを組んだ。

試合前日、「高いラインを保ちながら全体をコンパクトにして、ファーストディフェンダーがアプローチする。いい守備からいい攻撃につなげる」ことをテーマに挙げていた小菊昭雄監督だが、ピッチに立った選手たちは開始からそのマインドを体現。2分、香川真司が素早くリスタートを始めると、舩木翔の前方のキックに加藤が抜け出し、対応にきたDFに体を当ててスペースへ進入。サイドからのクロスにレオ セアラがうまく合わせてネットを揺らした。ここから攻撃のギアを上げてきた札幌。5分には、FKのこぼれ球から金子拓郎にミドルシュートを打たれたが、ここは鳥海晃司が懸命に頭に当ててクリア。クロスバーを直撃して難を逃れると、12分には舩木がゴール前で相手選手のシュートを阻止。前々節の名古屋戦では早い時間での先制後、劣勢の展開で失点を重ねたが、今節は17分に追加点。札幌の後方からのビルドアップに対し、連動したプレスを発動。香川が狙いを定めて体を寄せ、相手選手のパスミスを誘うと、奪った加藤が遠めの位置から迷わず狙う。強烈な弾道のミドルシュートが決まり、セレッソがリードを広げた。

その後、21分にジョルディ クルークが迎えた決定機こそ相手GKに防がれたが、38分に3点目。レオ セアラが収め、カピシャーバがクロス。ここはジョルディ クルークに合わずに流れたが、高い位置まで上がった香川が拾い、毎熊晟矢が中へクロス。こぼれたところを喜田陽が左足で一閃。GKも届かない左上のコースに射抜き、自身にとって嬉しいプロ初ゴールを決めた。喜田は17年6月のルヴァンカップ札幌戦、札幌ドームでトップチームデビューを果たしている。「(J初ゴールまで)長かった。やっと決めることができた」と試合後は笑みを浮かべた。守備では、札幌のキーマン金子にカピシャーバと舩木の複数で対応するなど決定的な仕事は許していなかったが、45分、CKから1点を返され前半は終了。1失点こそ喫したが、セレッソにとって想定以上の素晴らしい前半だった。

後半、立ち上がりの札幌の攻撃をしのぐと、セレッソも攻勢に出る。53分、舩木のクロスに合わせた加藤のヘディングはクロスバーを直撃。54分、ジョルディ クルークスの直接FKもポストを直撃。4点目こそ奪えなかったが、前がかる札幌を牽制。攻撃の脅威をちらつかせる。その後、札幌の攻勢が強まった67分、小菊監督は加藤に代えてマテイ ヨニッチを投入。第12節・鹿島アントラーズ戦以来、6試合ぶりとなる背番号22が復帰を飾り、3バックの真ん中に入る。札幌とシステムをかみ合わせる5-4-1で守備を固め、カウンターを狙うと76分、試合を決定付ける4点目がセレッソに入る。決めたのは香川。喜田のサイドチェンジを受けたレオ セアラのラストパスに走り込み、GKの前でふわりと浮かせる芸術的なループシュートを決めた。直後には舩木に代わり西尾隆矢が出場。毎熊が左サイドに移り、西尾は右サイドに入る鉄壁の守備ラインを形成し、札幌の反撃を許さずタイムアップ。第7節での前回対戦の借りを返す快勝を収め、後半戦の白星スタートに成功した。試合後、「トップ3、優勝を目指して戦う中で、後半戦、いいスタートを切れたのでは?」との問いかけに対し、「そのためには要求するところは要求しないといけない。一人一人がレベルアップしないといけない。一人一人が意識して、日々の練習からやり続ければ、可能性はあると思う」と答えた香川。チームで掲げた目標に向かい、日々の競争の中から切磋琢磨し、よりチーム、個々のレベルアップを目指す。

監督コメント

■小菊昭雄 監督

「Jリーグ屈指の攻撃力を誇る札幌ですが、攻撃だけではなく、守備でも重心を前に強く来るチームです。そうした相手に私たちはどのようなゲームプランで臨むのか。その共有が非常に大事なポイントでした。その中で、我々は出どころにしっかりとプレスをかける。上下左右、ラインをコンパクトに、強気のライン設定で、蹴られたときはしっかりセットする。チャレンジ&カバー、プレスバックまで。そういったことを90分、18人全員がやり通すことができるか。そこが大きなポイントだったと思いますが、それを全うした選手たちを誇りに思います。今日の勝因はたくさんある中でも、そこが一番大きかったと思います。ゲームコントロールのところも選手は柔軟に、ゲームの流れを読みながら、いろんなシステムにも対応してくれました。相手の変化を見ながら攻撃でスピードアップするところ、ボールを奪いにいくところ、ゴールを取りにいくところ、そういった成長が見られたことも大きかったです。また、若い選手たち、出番を掴んだ選手たちが躍動して勝利に貢献してくれたことも嬉しく思います」

 

Q:献身性と攻撃力は両立することが難しい部分もあるかと思うが、今節の両サイドハーフはプレスバックも含めてチームのために戦いながらも攻撃力を発揮していた。どのような指導をされた?

「ルヴァンカップの大阪ダービーでも、ジョルディ(クルークス)とカピ(カピシャーバ)を起用したのですが、私が求める4-4-2の守備で、クローズのところであったり、サイドバックとの距離感であったり、そういったところを強く求め過ぎたことで、彼らの良さである攻守で前にいくところ、守備でジャンプする、攻撃で仕掛ける、そういったところが、私の注文が強過ぎて、良さを出し切れていなかった。今節、札幌をスカウティングした中で、出どころへ行くためには、2トップはしっかりボランチをクローズしながら、サイドのところでいかにジャンプできるか。彼らの良さをまず生かしていこうと考えました。そこではがされたら、しっかりプレスバックする。優先順位を整えて、彼らには要求しました。彼らも戦術理解が高い選手で、この1週間のトレーニングでしっかり自分の役割を全うしてくれたことを嬉しく思います。今後も相手のやり方、戦術に応じて使い分けていきたいと思います」

 

Q:この快勝を呼んだ要因は、2トップが収めるプレーと決定力を発揮したことも大きいと思うが、レオ セアラ選手と加藤選手の評価は?

「マンツーマンで強く来る相手に対し、今節は2トップにして、彼ら2人の関係でインアウトしながら、いかにボールを引き出すか。そしてそこから2列目、3列目がいかに関わっていくか。そういったトレーニングもしてきました。1点目はチームでデザインした形がうまく表現できた素晴らしいゴールでした。選手の素晴らしい集中力、決定力に感謝しています」

 

Q:今節のメンバーに入っていなかった奥埜選手の状態について

「非常にいい準備をしてくれていましたが、試合前日に少しアクシデントがありました。蓄積疲労もある中で戦ってくれていましたが、少し膝に痛みが出ましたので、今回は大事を取って大阪に残っているところです」

 

Q:3点目は喜田選手、4点目は香川選手とボランチの2人が得点を決めたが、彼らに対する評価は?

「2人のパフォーマンス、リーダーシップ、ゲームをコントロールする力、圧巻だったと思います。陽はまだ若くて経験が浅い選手ですが、前節の神戸戦から真司と組む中で、トレーニングの中でも常にコミュニケーションを取っています。何よりも、素晴らしい見本が隣にいますので、時間を共有しながらグングン成長しています。もちろん、今日サブに入った原川もそうですし、徳真もそうですし、ボランチにはまだまだたくさんいい選手がいます。陽の成長スピードも大事にしながら、しっかり競争も促しながら、私自身もジャッジしたいと思います」

 

Q:香川選手のゴールについて

「少し相手が前がかりになったときに、陽から素晴らしいサイドチェンジが入って、その瞬間、『ここだ』と前に上がりました。そういうゲームを読む力がまずあります。あとは、クオリティー。あのシュートは芸術的だったと思います。アシストしたレオも含め、素晴らしいゴールでした」

 

Q:3点目も、クロスが流れた後、しっかり香川選手がカバーしていました。目立たないプレーでも非常に貢献度が高いと思うが、このチームの中で、香川選手はどのような役割を果たしているのか。

「おっしゃる通り、あの3点目も、真司が長い距離を走ってクロスに入っていく、流れたボールをしっかり拾ったところから2次攻撃、3次攻撃につながりました。また、セカンドボールでのバトルに関しても、常にいいポジションを取って戦ってくれていました。攻守にゲームをコントロールする、ボランチで求められるプレーを全て発揮してくれました。ボランチとしての経験は多くないのですが、さすがに世界のトップ、トップで戦ってきた選手ですから、時間を追うごとにパフォーマンスは高くなってきました。まだまだ良くなると思います。人を動かす力、リーダーシップのところも、トレーニングでも常に若手と話しながら、チームの勝利のため、チームのパフォーマンス向上のために努力してくれています。彼の活躍を嬉しく思いますし、全ての取り組みに感謝したいです」

選手コメント

■加藤陸次樹 選手

Q:入りが良かったことが勝利につながったと思うが、チームとして意思統一して試合に入れたのでは?

「そうですね。前からいくことは監督からも言われていたので、練習通りというか、全員がやることをやった結果、勝てたと思います」

 

Q:先制点は、加藤選手がサイドのスペースに走って起点を作り、レオ セアラ選手のゴールをアシストする形になりました。相手の背後を取る動きも狙い通りでしたか?

「はい。自分とレオがあのゾーンを取りにいって、あそこで起点を作ろうという話はしていました。レオがしっかり決めてくれたことも大きいです」

 

Q:2点目は、香川選手のプレスが起点となり、自身の素晴らしいミドルシュートでしたね。

「真司くんには、一瞬『やめろ』みたいな感じで言われたのですが(笑)。多分、ループを狙え、ということだったと思います。ただ、振り切る体勢に入っていましたし、外すなら思い切って蹴って外した方がいいかなと思って(笑)。その意識で振り抜きました」

 

Q:先発で戻ってきた試合で結果を出したことは大きいですね。

「そうですね。昨日、監督にもカツを入れられました。今日はとにかく結果。チームとしてもそうですが、個人としても結果だけを求めていたので、今日の結果は自分の自信にもつながりました」

 

■レオ セアラ 選手

Q:先制点は、背後に抜けた加藤選手からのパスを決めたが、相手のディフェンスラインの裏を取る形は狙っていた?

「そうですね。ムツキとプレーするときは、常にお互いの動きを見て、一人が背後に抜けたら、一人が中に入る動きは狙っていたので、今日はいい形でゴールにつながったと思います。勝利につながる先制点を決めることができて良かったです」

 

Q:4点目は、絶妙なタイミングで香川選手の得点をアシストしたが?

「以前、真司がPKを蹴らせてくれたので、その借りを返せたと思います(笑)」

 

Q:丸刈りにしたヘアスタイルについて

「ハハハ(笑)。一昨日、家で妻に刈ってもらいました。毎年、1年のどこかで丸刈りにするタイミングがあります。理由はあまりないのですが(笑)。ちょっとブサイクにはなるのですが、そのタイミングで点を取れることも多いので、続けています」

 

■喜田陽 選手

Q:嬉しいJ初ゴールを決めたが、感想をお願いします。

「このスタジアムでトップチームデビューもしたので、ここでJ初ゴールを決めることができて嬉しいです」

 

Q:素晴らしいミドルシュートでした。迷いなく振り切った印象だが?

「今週、『ミドルシュートがあまり入っていない』というミーティングからスタートしたので、それも少し影響して、僕もチャンスがあれば狙っていきたいと思っていたので、こぼれてきたところを振り抜きました」

 

Q:J初ゴールまで、長かったですか?

「長かったですね。やっと決めることができました(笑)」

 

Q:隣で香川選手とプレーしているが、普段の練習から彼から吸収していること、教えられていることはありますか?

「練習への入り方もそうですし、プレーのクオリティーも高いですし、全てが学びになっています」

 

Q:前節の神戸戦から先発を勝ち取っているが、自分の中で意識していることは?

「1試合1試合、相手の特長も違いますし、今日は特に特長のあるチームでしたが、どんな相手と対戦しても、戦う部分は戦わないといけないと思います」

 

Q:チームはボランチの競争も激しいが、定位置を確保しつつある実感はありますか?

「このチームはボランチの競争が凄く激しくて、練習からアピールしないといけない。まだまだやらないといけない部分の方がたくさんあると思っています」

 

Q:現状、課題に感じているところは?

「球際の部分でもっと戦うこともそうですし、前にボールを供給するところ、ゴールに絡んでいくところももっと高めていかないといけないと思っています」

 

■香川真司 選手

Q:得点シーンを振り返ると?

「前にスペースがあったので、うまく走り出せたのと、レオが素晴らしい、相手の股を通してここしかないという素晴らしいボールをくれました」

 

Q:ループ気味のシュートでしたが、イメージ通りですか?

「どうしようか悩んだのですが、気付いたらチップを打っていました」

 

Q:3点目も、逆サイドからのクロスのこぼれ球を拾ってつないだ形だが、高い位置まで上がっていったことで得点につながったが?

「相手がマンツーマンで来ることは分かっていたので、いいタイミングで走り出すこと。ずっと走るよりは、今日は上がるタイミングを見計らっていたので、それがいい形でゴールにつながって良かったです」

 

Q:「中盤で組み立てつつゴール前まで入ってフィニッシュに関わること」を常々課題に挙げていたが、今節はまさに幅広く関わることができたのでは?

「そうですね。チームとしても、前半の早い時間帯で先制できた中で、前々節の名古屋戦はそこから3失点しました。今日はみんながそれを意識して、2点、3点と取れたことはチームの成長です。何よりディフェンスラインが相手の強力な攻撃陣に対して体を張っていましたし、アグレッシブにライン設定して戦い続けることができました。これをベースとして戦い続けていければ、大きく崩れることはないと思います。神戸戦もそうでしたが、こういう試合をベースにして今後もやっていきたいです」

 

Q:前節の神戸戦に続き、喜田選手と組んでの先発だったが、彼との連係について

「頭がいい選手ですし、ポジショニングを含めて、しっかりとお互いを見て動けています。距離感やポジショニングは問題なく、ほぼパーフェクトにやれていると思います。彼もゴールを決めたので、大きな自信になると思います。ただ、シーズンを通してやり続けないといけないですし、課題もたくさんあります。ただ、チームとしては若い選手が出てくることも必要ですし、もっと力を発揮できるように、お互いやっていきたいです」

 

Q:トップ3、優勝を目指して戦う中で、後半戦、いいスタートを切れたのでは?

「チームとしてそういう目標を掲げている中で、そのためには要求するところは要求しないといけないし、見過ごすわけにはいかないところもある。一人一人がレベルアップしないといけない。一人一人が意識して、日々の練習からやり続ければ、可能性はあると思います」

 

■舩木翔 選手

Q:想定通り激しくなった金子選手とのマッチアップを振り返ると?

「カットインが一番、怖いと思っていました。前期の対戦でもそれを見せられた中で、難しい対応も多かったですが、基本的には中をしっかり切りながら、自分が縦で勝負することを意識して試合に入りました。抜かれるシーンもありましたが、自分が制限した中で、トリくんが対応してくれた場面もあったので、良かったと思います」

 

Q:攻撃面では、1点目の起点になるなど、良い縦パスやフィードも供給していた。攻撃の狙いは全員で意思統一されていた?

「そうですね。試合の入り、ゲームプランは小菊監督からも提示されます。自分もそれを意識しながら試合に入りました。1点目に関しては、うまくスペースにボールを落とせて、あとはムツくんとレオが個々の能力でゴールまでいってくれたので、良かったです」

 

■進藤亮佑 選手

Q:様々な思いをもって臨んだ試合だと思うが、実際に戦い終えて振り返ると?

「高い集中力で、いつも以上に集中して臨めました。気持ちも入っていたし、準備段階から特別な試合だったので、いいプレーができたと思います」

 

Q:相手として札幌のホームで試合をした感想は?

「今日は相手の特長をうまく消せたので、自分たち優位に進められたと思います。札幌の特長が出るような試合展開になればもっと苦しんだと思いますが、今日に関しては(そうではなかった)。支配する時間は札幌の方が長かったですが、そんなにストレスはなかったですし、前の選手もいい守備をしてくれていました。いいゲームができたと思います」

 

Q:札幌に攻撃される時間は長かったですが、そこまで押し込まれていた感覚はなかった?

「押し込まれてはいましたが、最後のところはみんな体を張って守れていました。脅威はありましたが、自分たちディフェンスの前でやられる分には怖くなかったです。裏への1発のボールにもしっかり対応できたと思います。1試合を通して連動した守備ができたと思います」

 

Q:札幌のどなたかと、ユニフォームは交換した?

「深井一希が出ていればしたのですが、今日はベンチ外だったので。まぁでも、前の対戦で交換しているから、まぁいいかなと(笑)」

 

Q:ペトロヴィッチ監督とは何か言葉はかわされましたか?

「試合前にも会って、『お前がいい選手だということは知っているから、控えめに頼むよと』と言われました。ミシャの教え通り、サイドチェンジやドリブルで運ぶプレーを意識はしていたのですが、なかなかそういうシーンはなかった。ただ、CBとしての役割はしっかり果たせたと思います」

 

Q:3位以上というチームの目標に向けて、後半戦のいいスタートを切れたのでは?

「勝利という結果もそうですが、ラインを高く設定しながら守り切れた収穫はありました。内容のところでは、もう少しボールをもちたい、自分たちが支配する時間を長くしたかった思いはありますが、一人一人の守備での責任感を今日は凄く感じました。そういうところは、上位に進出するために今後もカギになる部分だと思います」

 

■マテイ ヨニッチ 選手

Q:復帰戦となった中、ヨニッチ選手が試合に入った瞬間、グッと安定感が増した。試合を振り返ると?

「試合に入ったときはリードしていたので、自分自身もいい状態で入れました。前半、素晴らしい3点が決まって、前半終了間際に1点は失いましたが、3-1で勝っている状況だったので、僕も入り易かったです。その中で、危なげなくディフェンスできましたし、その中からカウンターも一つ決まり、ダメ押しのゴールを取って、試合を終わらすことができました」

 

Q:戦列に戻ってきたことで、スタメンを奪い返す気持ちはもちろん強いと思うが、自身が不在の間に活躍していた進藤選手をどう見ていますか?

「僕がいなかった間、素晴らしい勝利をいくつも重ねていましたし、失点も少なかった。素晴らしい選手ですし、僕が不在の間、素晴らしいディフェンスをしていました。お互い、このまま継続していきながら、チームに貢献していきたいと思います」