2024JリーグYBCルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦

2024JリーグYBCルヴァンカップ

2024.6.9

FC町田ゼルビア

ナ サンホ (5')

昌子 源 (21')

2

AWAY

FULL TIME

2

2-2

0-0

セレッソ大阪

オウンゴール (26')

上門 知樹 (36')

町田GIONスタジアム

5,243

HIGHLIGHTSハイライト

ギャラリー

MATCH REVIEW

最後まで逆転目指して戦うも、第2戦もドローで終了。プライムラウンド進出ならず

 

FC町田ゼルビアとのJリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦。ホームで迎えた第1戦を1-3で敗れたセレッソにとって、アウェイでの第2戦は90分での勝ち上がりへ向けては3点差での勝利が必要であり、少なくとも2点差で勝利し、延長戦に持ち込みたい一戦となった。先発は第1戦から8人変更。リーグ戦に出ているメンバー主体で臨んだ。

 

無失点で進めつつ、1点1点と積み重ねていきたい試合だったが、開始4分、CKでの相手のサインプレーから失点。第1戦でも決められたナ サンホに再びネットを揺らされた。セレッソもレオ セアラやヴィトール ブエノがシュートを狙ってゴールを脅かすが、21分、またしてもCKから失点。これで90分での勝ち上がりには5点、延長戦に持ち込むためにも4点が必要になった。ただし、「最初に2失点して、全体的に落ち込んだこともありましたが、すぐみんなも開き直って、攻撃的なサッカーができました」と奥田勇斗も試合後に振り返ったように、ボール保持で足元と背後を使い分けて反撃に出ると、26分にオウンゴールを誘発して1点を返す。GKキム ジンヒョンのキックに対し、相手DFを背負いながらセアラが落とすと、ブエノを経由し、ルーカス フェルナンデスのパスに再びセアラが反応。対応した相手DFのクリアがゴールに向かった。士気が高まったセレッソは10分後にも2点目を決める。カピシャーバが高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを発動させると、セアラ、フェルナンデス、奥田とつないで相手ゴールに迫り、最後はブエノの鮮やかなワンタッチパスから背後を取った上門知樹が冷静に沈めた。この試合では、守備時はボランチ、攻撃時は高い位置を取って前線まで飛び出していた背番号7。嬉しい今季初ゴールで反撃の機運はさらに高まった。前半はこのまま2-2で終わったが、「良い形でボールを持って、仕掛けることが出来た」と手応えを口にしたブエノを中心に前半で追い付けたことで、後半へ向けての期待感も高まった。

 

後半は前半以上に相手を押し込み、敵陣でプレーを続けるセレッソ。53分、ブエノが左足で強烈なシュートを放つと、60分には、FKからこちらもサインプレーで上門がシュート。

フェルナンデスのパスにうまく合わせ、強烈な弾道を枠に飛ばしたが、惜しくもGKに防がれた。ここで得たCKからもチャンス。フェルナンデスのキックにセアラが競って、ファーで受けたブエノがシュート。ただし、ここは相手DFのブロックに遭った。64分には、ブエノと上門に代わって清武弘嗣と北野颯太がピッチに入る。ここからより中央での崩しが増えていくと、72分に決定機。清武を起点に中を崩して右へ展開、最後は大外を駆け上がってきた奥田のクロスを受けたフェルナンデスがゴール右上に見事なコントロールショットを放ったが、ここもGKに阻まれゴールならず。後半はほぼ攻撃に転じた中で、カウンターから何度かゴールを脅かされる場面もあったが、失点は許さず試合は終盤へ突入する。阪田澪哉、為田大貴、柴山昌也も投入され、細かいパスとサイド攻撃を織り交ぜて3点目を狙うと、87分、CKから決定機。柴山のクロスにセアラがヘディングで合わせたが、またもGKに防がれ、ボールはクロスバーを直撃。勝ち越しとはならなかった。90+2分のピンチはGKキム ジンヒョンが好セーブで防ぐと、90+4分、セレッソ最後のチャンス。この時間帯になっても運動量が落ちない奥田のクロスにセアラがヘディングで合わせたが、無情にもクロスバーを越えた。試合はこのまま2-2で終了。第1戦のビハインドを跳ね返すことはできず、今シーズンのルヴァンカップはプレーオフラウンドで敗退となった。

 

小菊監督体制でのルヴァンカップは21年、22年と2シーズン連続で準優勝。いずれも決勝で涙を飲んだだけに、戴冠へ「思い入れも深い大会」(小菊監督)だったが、リーグ戦でも首位を走る町田にその強さをまざまざと見せつけられる格好となった。2試合トータルで勝ち上がりを争う中で、「どうしても、第1戦の3失点の重みが最後まで響いた」(上門)ことは否めず、勝利が求められた第2戦も開始早々に2失点を喫するなど課題は残った。それでも、「最後まで選手たちは誰一人諦めることなく戦ってくれた」と指揮官も選手たちを称賛したように、先発、途中出場の選手を含めて気持ちを切らすことなく勝利目指して戦い抜いたことは、今後のシーズンにもつながっていく。まずは中2日で迎える天皇杯2回戦、ジェイリースFCに勝利し、再スタートを図りたい。


監督コメント

■小菊 昭雄監督

「第1戦を1-3で敗れて、今日はまず最低でも2点差で勝たないといけない試合でした。まずは1点を取って、さらに3点差を目指して戦う、その強い思いで選手たちも準備してくれました。そういった中で、立ち上がりのリスタートからの2失点は重くのしかかりました。トータルスコア、取られ方も含め、あのままゲームが終わってしまう、大敗でこの大会を去ってしまう、その可能性もあったと思います。ただ、選手たちは最後までよく戦ってくれました。私はこの仕事をしていて、やはりサッカーには必ず勝ち負けがつくという中で、負け方、散り方という点も大事にしてきました。ルヴァンカップは私自身も思い入れの深い大会ですが、この大会が終わってしまった寂しさ、悲しさがある中で、選手たちは素晴らしい散り方をしてくれたと思っています。もちろん、2試合を通して様々な反省点がありますが、そこは必ず、これからのリーグ戦、天皇杯で生かして、絶対にタイトルを獲れるチームにみんなで成長していきたいと思います」
 
Q:CKからの2失点について。今季はリーグ戦も含めてセットプレーからの失点が目立ちます。セットプレーはどれだけ準備しても、相手のクオリティーが上回れば防げない側面もあると思うが、この大事な試合で立ち上がりにセットプレーから2失点をしてしまったことに対する受け止めは?
「リスタートに関しては攻守ともにしっかりとミーティングでも時間を割いていますし、もちろん、選手たちもリスタートの重要性を理解して集中してトレーニングを重ねています。その中で、リスタートはどうしても、(攻撃側が)自分たちの上を行くデザインプレーを用意できますし、流れの中と同じくらい、世界のスタンダードを見てもセットプレーの重要性は増しています。その分、しっかりと準備はしているのですが、結果、やられている。結果が全ての仕事をしていますので、もう一度、全員で向き合ってやっていかないといけないです。選手の頑張り、努力が結果につながるように、もう一度、しっかりと取り組んでいきたいと思います」
 
Q:2試合をトータルして、こちらが主導権を握っている時間帯や展開はあっても、要所で点を取られたり、守り切られたり、勝負強さに欠けた印象です。プレーオフラウンドを勝ち上がれなかったと考える要因と、これからの戦いに生かしていきたいことは?
「この2試合を通して、ゲームコントロールのところ、失点の時間帯、失点の仕方。そのあたりは私たちの力がまだまだ足りないと感じました。良い時間帯で、自分たちがしっかりとゴールを決める、カウンターに対してもしっかり対応して守る。その中で、自分たちが主導権を握って先制して、ゲームをコントロールしていく。そのあたりの力は、アディショナルタイムでやられたリーグ戦も含めて、町田との差は大きいと感じています。ただ、そういったゲームコントロールの差は痛感しましたが、リーグ戦首位の町田を相手に、今日のような状況でも、ラスト20分も常にゴールを脅かし続けたこと、チャンスをたくさん作り続けたことはプラスに考えています。全員で流れを共有すること、取るべき時間帯にしっかりゴールに流し込むこと、我慢強く耐えるところは全員で我慢強く守ること、それはリスタートも含めて。そういった思いを結果につなげていけるようにやっていくことが大事だと痛感しました」
 
Q:先ほど「素晴らしい散り方をしてくれた」という言葉もありましたが、どのあたりが、今日、監督として、チームとして、こだわれたと考えていますか?
「重複しますが、第1戦を1-3で負けたことで、今日は90分で少なくとも2点差を付けないといけない試合でした。その中で、早い時間帯にリスタートから2失点しました。私もコーチ時代を含めて長年チームを見てきましたが、こういったゲームでは、気持ちがバラバラになって折れてしまう、戦い方も含めて攻守にバラバラになる危険性を伴う試合でした。その中でも、最後まで選手たちは誰一人諦めることなく、2点差を追い付いて、たくさんチャンスを作りました。練習の過程も含めて、良い準備をしてくれて、選手たちは最後まで諦めない姿勢を示してくれました。本当に悔しいですが、散り方としては、選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです。そういう思いがあれば、必ず私たちは成長できる、そう確信したゲームでもありました」
 
Q:後半に見せた奥田選手のロングスローの狙いについて
「なりふり構わず点を取らないといけない状況でしたし、奥田もロングスローを投げられる選手です。得点の手段を増やすオプションをトレーニングしてきました。もう少しで、というシーンもありましたし、得点のパターンは多い方が良いですので、今後もパターンを増やしていけるようにやっていきたいです」

選手コメント

■上門 知樹選手

Q:第1戦に続いて先発で起用されました。この試合に臨むチーム、自身としての想いは?
「まず2点を取らないといけない試合だったので、チーム全員で前から行くしかないと理解して臨みました。自分自身も先発で起用してもらった中で、結果を出さないといけないと思っていました。どうしても今日は得点が必要だったので、その意味では得点できたことはプラスに捉えたいです。ただ、結果的には敗退してしまったので。どうしても、第1戦の3失点の重みが最後まで響いたと思います」
 
Q:早い時間帯にセットプレーから2失点。チームとして、中ではどういう状況でしたか?
「もちろん、取られたことはチーム全員で見つめ直さないといけないですが、崩されての失点ではなかったので。細かいところを突き詰めて、失点ゼロで抑えていけば、自分たちは点を取れる選手はたくさん揃っているので、勝ちにつながると思います。でも2失点はもったいないというか、チームの軽さが出てしまったと思います」
 
Q:得点シーンでは持ち味の背後を取る動きから決めたが、振り返ると?
「今まで取れていなかった中で、焦りもありましたが、ブエノがしっかり僕の動きを見てくれたので、あとは冷静に蹴り込むだけでした。あの形を今後のリーグ戦や天皇杯でも出せればいいと思います。守備に関しても、今日は4-4-2の、おっくん(奥埜)とのダブルボランチでしたが、与えられた役割をこなさないといけない。自分自身、(ボランチも)やれると思っているので、そこはプラスに捉えたいです」
 
Q:個人としては、今季、中盤をやってきたことが生きた試合になった?
「そうですね。できれば2トップの方で、前からガンガン行きたい思いもありますが。第1戦もそこでのプレスでボールを取れたので。ただ、自分たちも変化しながらやっていますし、選手は監督が起用するポジションでやっていかないといけない。僕自身も任されたことに対してしっかりと結果を出していきたいです」
 
Q:ハーフタイムでの話は?
「前半に追い付いたので、あと2点取ることだけを考えて後半に臨みました。2年前のアウェイの川崎フロンターレ戦でも、後半アディショナルタイムに5分で2点を取って勝ち上がった経験があったので、それが頭の中にありました。後半は間が空いてきて、そこを使うことはチーム全員で意識していました。あと2点を取りたかったですが、取れなかったので、そこは見つめ直して、またすぐに試合が来るのでやっていきたいです」
 
Q:後半、相手の先制点のようにデザインされた形でシュートを狙ったが、即興なのか、準備してきたのか?
「チームとして準備してきた形です。僕だけではなく、ブエノも打てますし、ミドルシュートを打てる選手はたくさんいるので。シュートを打たないと点にはつながらないですし、今日は全員が意識して試合に入りました。ただ、あと2点を取れなかったので、もっとシュートを打つ意識をチーム全員で持ちたいです」
 

■ヴィトール ブエノ選手

Q:2点差を追い付く必要のある試合でしたが、どう臨みましたか?
「準備は万全でした。良い形でボールを持って、仕掛けることが出来たと思います。先に2失点してしまったので、さらに難しくなりましたが、立ち直って追い付くことができました。試合をしていて勝利で終われる自信はあったので、このような結果で終わって残念です」
 
Q:2点目も含め、中央を崩すシーンは多かったが、自身の良さは出せてきた?
「試合に出る度に、自身の調子が上がっている実感があります。日々、成長できています。それをチームの勝利につなげていきたいです。自分たちの武器はサイド攻撃ですが、自分が入れば真ん中を崩すこともできると思います。今後も両方から攻撃できればいいと思います。今日の内容を見たら勝利で終わってもおかしくない展開だったと思います」
 

■鳥海 晃司選手

Q:この試合の受け止め方は?
「まだ気持ちの整理が付いていない状態です」
 
Q:試合後はかなり悔しそうでした。ルヴァンカップへの想いは強かった?
「そうですね。2年前の決勝戦は今でも忘れることができないですし、ルヴァンカップに対して熱い想いがありました」
 
Q:2試合とも立て続けに失点してしまった。失点後のコントロール、メンタルも課題になった感じもあるが?
「そうですね。特に第1戦に関しては、完全に僕の(ハンドによるPKでの)失点から流れが悪くなってしまったので、責任を感じています」
 
Q:この悔しさをぶつけていきたい今後へ向けて
「切り替えないといけないですし、天皇杯、リーグ戦とすぐに試合は来るので、そこに向けて気持ちの整理をしたいです」
 

■奥田 勇斗選手

Q:試合を振り返ると?
「最初に2失点して、全体的に落ち込んだこともありましたが、すぐみんなも開き直って、攻撃的なサッカーができました。それが追い付けた結果につながったと思います。ハーフタイムでも『あと2点を取りにいく』ことは全員で話して臨みました。ただ、ホームで3失点したことが、最後に響いたかなと思います」
 
Q:ロングスローを投げる場面もあったが?
「最初は相手対策として練習で投げたのですが、意外と飛んだので、『試合でも十分使える』ということになりました。実際、今日投げてチャンスにもなったので、今後の武器にできるかもしれません。守備側としてやられると嫌なものなので、逆に自分たちもチャンスがあれば使っていきたいです」
 
Q:自身にとって今年のルヴァンカップは、どんな手応えがありましたか?
「左右の両サイドバックをやって、両方やれることが自分の強みではありますが、右の方が攻撃的にはプレーできます。今回、右サイドでやって、証明できたと思います。同じポジションに毎熊くんがいますが、負けじと頑張っていきたいです」
 

■清武 弘嗣選手

Q:2失点した後追い付いて、後半も3点目、4点目と狙う姿勢は見られました。振り返ると?
「セットプレーから2点やられたので、見直して修正するべきだとは思いますが、全体を通して悪くないゲームだったとは思います」
 
Q:2試合ともこちらが主導権を握る時間もありながら、相手は要所で決めて、守ってくる強さを発揮してきたようにも感じます
「第1戦よりは自分たちのサッカーはできましたが、最後の質など課題は多々あるとは思います。相手の方が明確なサッカーをしてきたとは思いますし、セットプレーも含めて局面での強さを見せられました。自分たちにとっては良い勉強にもなったと思いますし、こういう戦い方もあると、改めて思いました」
 
Q:北野選手とともに入った後半の攻撃は、外国籍選手だけではない強みも発揮できたことは、今後につながるとも感じたが?
「一人一人のキャラクターがあるので。ルーカス(フェルナンデス)やカピ(シャーバ)は、基本的にはサイドに張ってプレーする選手たちですが、シバ(柴山)や(北野)颯太、タメ(為田)は中でも外でもボールを持ちながら崩せる。そこは日本人選手の良さでもあると思うので、颯太には、『真ん中に居て、シュートを打て』と伝えていました。シバも颯太も久しぶりの出場でしたが、良いプレーをしていたと思います」
 
Q:自身としても、パス1本で決定機になりそうな場面もあったが?
「点を取りに行かないといけない状況で入ることが多いのですが、同じリズムでプレーしていても中々相手は崩れない。どこかで意外性のあるパスを縦に入れることを意識しています。ただ、選手の疲れも見て、本当に自分のパスが効果的なのかなと。最初から出て同じ強度ならいいですが、途中からフレッシュな僕が入って、そういうパスを入れるのは、通れば大きなチャンスになりますが、ある意味リスキーでもあります。最近、自分の中で悩みではあります」
 
Q:レオ セアラ選手に出したパスも、あとわずかでした
「そういうプレーが自分の持っているものですし、紙一重で、通ればチャンスになります。前半のレオだったら触れているかも知れません。レオも走って疲れている状況で、ああいうパスを狙うのか、狙わない方がいいのか。難しいところですが、そこを捨てたら自分じゃないので。そこは割り切って狙っていきたいです」
 
Q:ルヴァンカップ敗退の受け止めと、天皇杯、リーグ戦に向けて
「一つのタイトルを逃したことは大きいですし、悔しい結果になりましたが、すぐに天皇杯もリーグ戦も来るので、下を向いている時間はありません。まずは水曜日に向けて、良いコンディションに整えてやっていきたいです」
 

■北野 颯太選手

Q:ルヴァンカップは自身にとっても思いが深い大会だと思うが、プレーオフラウンド敗退という結果の受け止め方は?
「1年目に決勝まで連れていってもらって、昨年、リベンジしたいという思いの中で、良い結果を出せずに終わってしまった。今年こそは、という中で結果を残せなかったことは、悔しい思いしかないです」
 
Q:清武選手と同時に入って、中央を崩す形もありましたが、相手も中を固めてきました。どう振り返りますか?
「いい位置でボールを引き出すことはできたと思います。あとは、最後の質や、崩しで相手をいなすプレーだったり、もっと怖いプレーをしないといけないと感じました。振り返ると、もっと崩してシュートシーンも作れたかなとは思います。そこに自分の武器があるので、どんどんトライしていきたいです」
 
Q:中2日で天皇杯もあります。シーズンの今後に向けて
「天皇杯もすぐありますし、総力戦になります。僕たち若い選手や、リーグ戦に出ていない選手がアピールする場だと思うので、チームを底上げしないといけないですし、僕も結果にこだわってプレーしたいです。リーグ戦もまだまだ上位に食い込める位置にいるので、残された2つのタイトルを狙っていきたいです」