第35節
2024明治安田J1リーグ
2024.11.3日
北海道コンサドーレ札幌
青木 亮太 (9')
1
AWAY
FULL TIME
1
大和ハウス プレミストドーム
1-0
0-1
セレッソ大阪
山﨑 凌吾 (85')
大和ハウス プレミストドーム
26,544人
放送
DAZN / テレビ北海道
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
■小菊 昭雄監督
「今の札幌の状況を考えると、完全アウェイの中、強い圧力をかけてくるゲームになると思っていました。その中で、我々にアクシデントがあり、先制されて、システムを変えて、人を代えてと、色々なトライをしました。システムを変えることは大きな賭けではあったのですが、選手たちはしっかりとタスクを全うしてくれました。前半の20分、25分ぐらいからは自分たちで攻守ともに主導権を握る時間が増えたことが、追い付いた大きな要因だと思います。もう一つ、勝ち越したかったのですが、今日は途中から入った選手たちのパフォーマンスも素晴らしかったですし、負けなかったことをプラスに捉えたいと思います」
Q:前半の途中で西尾選手を左SBにしてシステムを4バックに変えたのは、相手の攻撃に対してなのか、阪田選手のアクシデントによる交代の影響か。
「私たちが考えていたプレスのプランが少しハマらなかった。相手の立ち位置、ピン留めを含め、向こうも私たちを分析してきて、必ず勝たないといけない状況もあり、アグレッシブにポジションを取ってきました。ルーカス(フェルナンデス)と(北野)颯太のジャンプのタイミング、最終ラインのプッシュアップのタイミングがハマらなくて、重心が重く、前にかからなかった。その分、間延びしてセカンドボールも拾われる。そういう状況が続きましたので、変えました。阪田のケガもあったのですが、どちらかと言えば、重心を前にしたい、4-4-2にして、相手の可変に対してレオ(セアラ)と颯太で嵌めにいきたい。そこから誘導して、高い位置でボールを奪って速い攻撃につなげていきたい。そういう狙いがありました」
Q:後半は、選手の位置を変えながら、為田選手の左SBや柴山選手のボランチなど、普段とは少し違う位置でも起用しながら、何としても追いつこうとする執念を感じました。その中で、試合終盤、右サイドに出た柴山選手のカットインからのシュート、山﨑選手の移籍後初ゴールが生まれました。試合前、「選手個々の未来も大切」という話をされていましたが、色んな役割をこなしながら追いついた後半の采配について。
「私も3年半このチームを率いて、色々なトライをしてきました。今日、途中から変えた4-4-2は、自分が一番大切にしてきた、そして一番長い期間使ってきたシステムでした。その中で、選手たちがしっかりと輝いてくれたことは嬉しかったです。タメ(為田)の左サイドバック、シバ(柴山)のボランチにしても、実はここ最近の練習や練習試合ではよくやっていたポジションです。彼らの気持ちを考えれば、ストレスもあったと思います。自分が輝く、得意なポジションで競争したい。当然、その気持ちはあったと思いますが、プロフェッショナルとして、自分が成長するために、練習試合や紅白戦の中でしっかりトライしてくれました。今日、こういう大一番で彼らが輝いてくれたこと、彼らのプロフェッショナルな姿勢が今日のパフォーマンスにつながったと思います。(山﨑)凌吾に関しては、ここ最近、少しコンディションを落としていたのですが、しっかりと調整することができました。彼も夏に加入してくれて、攻守、高さ、強さを含め、チームに大きなプラスを与えてくれている選手です。この2週間、しっかりと体とメンタルを鍛えて整えて調整してくれた結果が、今日の素晴らしいパフォーマンスとゴールにつながったと思います。ただ、本人も言っていましたが、『ここからだ』と。ラスト3試合、大爆発を期待したいです」
Q:終盤は相手も足が止まっていたので、逆転までいければ、さらに良かったですね。
「そうですね。前節のジュビロ戦もそうですが、もう一つ、終盤でもう1点を取ることによって、チームも個人もさらなる明るい未来が待っていると思いますので、ラスト3試合、最後のゴールを、勝ち切る姿勢を全員で表現したいです」
Q:後半は主導権を握る時間が続いたが、ハーフタイムで特に攻撃面で与えた指示について
「攻撃面に関しては、少しボールに寄っていく選手が多かったので、自分たちの役割を整理しました。ボックスで、中間ポジションで、ボールを受ける立ち位置の調整と、ルーカスを右(サイドハーフ)にして、カピシャーバも入りましたので、彼らの推進力をワイドで勝負させること。その2つを整理しました」
選手コメント
■山﨑 凌吾選手
Q:加入後初ゴールは自身もサポーターも待ち望んでいたと思うが、同点ゴールが入った瞬間の思いは?
「入った瞬間は、同点ゴールだったので、『次、次』という感じで、そこまで喜ぶ感じではなかったです。チャンスもありましたし、あと一歩、逆転ゴールを取れなかったことが悔しいです」
Q:得点後にサポーターを煽る姿が熱かったが?
「咄嗟に出た感じです(笑)。サポーターに向かって攻撃する中で、凄く良い雰囲気を作ってくれました。札幌のサポーターに負けない雰囲気を作ってくれたので、逆転したかったです」
Q:残り3試合へ向けて、どのようなプレーを見せたい?
「僕自身は、与えられた時間で結果を残せるように準備したいですし、ホームで2試合続くので、サポーターの皆さんに勝つ姿を、小菊監督の下で躍動する姿を見せていきたいです」
■柴山 昌也選手
Q:自身の長所がゴールに結びつきました。同点ゴールを振り返ると?
「エリア内でしたし、仕掛けようと思っていました。うまく(奥田)勇斗くんがタイミング良く回ってくれたので、そこに出すフリをしてカットインをしました。それは自分の武器でもあるので。相手も綺麗に抜けて、思った以上に時間があったので、シュートはファーかニアか悩みました。ちょっと正面気味に飛んだのですが、凌吾くんがうまく詰めてくれたので、結果としては良かったです」
Q:今季、シュートを課題にしてきた中で、枠内にあれだけ強いシュートを打てたことが得点につながったのでは?
「そうですね。コンパクトな振りで、力強いシュートが打てました。うまく枠を捉えることができました」
Q:投入された最初はボランチでした。役割については、どう考えてプレーしましたか?
「ちょっと攻撃が単調になっていた時間帯に自分が入って、『チャンスメイクして欲しい』と。攻撃に厚みをもたらすために、自分が低い位置から高い位置まで出入りして、『時間をうまく作って欲しい』と言われました。そこは練習から理解していたので、慌てずに入れました」
■為田 大貴選手
Q:公式戦で長時間、左サイドバックはあまり見たことがなかったが?
「そうですかね(笑)。あまり変わらないですよ。特に今日の後半は、展開的にもこっちが仕掛けるシーンが続きましたし。自分たちが押し込んで、攻撃のシーンが多かったので。カピ(シャーバ)が入ってきたので、相手の3-4-3の、4と3の(サイドの)2人にカピが見られないように、僕が相手のウィングバックをうまく押し込めればと思っていました。やっぱりカピは1対1にさせれば、前を向いたら負けることはない。自分も相手の4を押し込む意識でプレーしました」
Q:思った以上に、と言ったら失礼ですが、機能していたなと。言われたように、攻撃するターンが続いたことも大きいと思いますが。
「そうですね。でも、守備についても、みんなそうだと思いますが、年齢を重ねるごとに、面白さも分かってくるというか。守備の駆け引きも分かってきますし。サイドハーフをやっていたからこそ、相手がどういう守備をされたら嫌かも把握しているつもりです。相手のウィングバックやシャドーの選手が守備に回るプレー、自由にさせないことは意識してできたと思います」
Q:欲を言えば、後半開始早々のクロスはレオ セアラ選手に決めて欲しかったのでは?
「まぁレオが決められないのであれば、誰も決められないので。とにかく、あの場面も含めて、自分がサイドバックに入る役割をしっかり考えてプレーしました。ただ、今日は課題もたくさん出たので、それは今後、楽しみな部分ですし、もっと良くしていきたいです」
Q:押し込まれた立ち上がりに関しては、3バック同士ということになれば、やはり相手もやり込んでいる分、こちらが後手に回ってしまった?
「そうですね。それが全部だと思います。やっぱり、ずっとやっているチームは(うまい)。こちらの左サイドで言えば、もっとルーカスをうまくコントロールして、自分たちが優位に立てる守備をさせてあげれば良かったですが。なかなかルーカスと、ジャンプとステイして欲しいタイミングを合わせることができなかった。もっとチャレンジして、僕らが前にプレッシャーをかけることができたかも知れません。3-4-3をやる上で、スライドは大事。そこはもう一回しっかり試合を振り返って、今後に生かせればと思います」
■田中 駿汰選手
Q:古巣のホームで戦った感想は?
「結果として引き分けなので、シンプルに勝ちたかったなと。悔しい想いしかないです」
Q:試合中は古巣相手という意識はなかった?
「全くなかったですね。1回、戦っているので。ドームは久々だったので、楽しみでしたが、試合が始まれば試合に集中して。引き分けという結果に関して、もっと色んなことができたな、という思いしかないです」
Q:入りの重要性は試合前も仰っていましたが、相手の圧力は想像以上でしたか?
「まぁ、そうですね。相手も来ることは分かっていましたが、自分たちがもっと行かないとダメだったなと。アクシデントもありましたが、先制点を与えてしまったことは反省しないといけないです」
Q:前半途中でシステムも変えました。監督は「プレスが嵌らなかったこと」を主な理由に挙げていましたが、対札幌で難しかった部分は?
「やっぱり、立ち位置もそうですが、札幌はビルドアップの部分で落ち着いているので。自分たちとしては、そこで嵌めてミスパスを誘発してカウンターを狙っていたのですが。前半、タメくんが奪ってレオが決定機を迎えた場面はありましたが、ああいうシーンをもっと増やしたかった。もう少しプレッシャーに行って、限定してできれば良かった。相手の自由を奪える守備はあまりできなかったです。2トップにして、プレスはよりクリアになりました。後半は自分たちが主導権を握る時間も長く作れました。ただ、もっと自分たちも落ち着いて、余裕を持ってできると思っていましたが、スタジアムの雰囲気も含め、あまり自分たちに良い方向には転がらなかった印象です」
Q:ただ、後半は色んな選手が色んなポジションをやって、同点に追い付きました。逆転まで行けそうな手応えもあったのでは?
「そうですね。逆転までいけるチャンスはあったと思います。後半は相手も足を攣っている選手がたくさんいたので、もっとかく乱して、相手に後手を踏ませることができれば逆転できたと思うので、悔しいです」
Q:手にしているユニフォームは、宮澤選手のユニフォームですか?
「はい。僕からも言おうと思っていたのですが、試合が終わってすぐ裕樹さん(宮澤選手)からも(交換しようと)言っていただいたので。前回は(浅野)雄也と交換したのですが、こちらの方が大事(笑)。良い場所に飾ろうと思います」
Q:試合後は、札幌のサポーターに挨拶へ向かった?
「ゴール裏に行きました。拍手はしてもらいましたが、やっぱりチーム状況的にも苦しいので、(無反応も)それは仕方ないですが、挨拶に行かない、という選択肢はなかったです。どんな状況でも、お世話になったクラブなので、必ず挨拶に行こうと思っていました」
■ルーカス フェルナンデス選手
Q:試合前、「特別な試合」と仰っていましたが、アウェイの選手として臨んだ札幌戦を振り返ると?
「ドームでまたプレーできたことは幸せでした。90分を通じてオープンな試合だったと思います。勝利したかったですが、負けないことも必要なので、同点に追い付けたことは良かったです」
Q:大きく分けると、前半は札幌、後半はセレッソのゲームだったと思うが、特に立ち上がりは札幌のJ1残留に懸ける思いを感じましたか?
「立ち上がりに失点してしまいました。札幌は攻撃力のあるチームです。ただ、最後まで諦めなければ、逆転できると思ってプレーしていました」
Q:札幌サポーターの圧は感じましたか?
「試合に集中していたので、圧は感じなかったですが、本当に素晴らしいサポーターだなと改めて思いました。ほぼ満員で埋まっていたので、とても良い雰囲気でした。両チームのサポーターの前でプレーできて良かったです」
■進藤 亮佑選手
Q:試合前に強い意気込みを述べていた古巣戦を終えて。
「試合前、皆さんに取材していただいた中で、僕がある意味、強気な発言をして、それをそのまま記事にしていただいたおかげで、色んな声が僕の元に届きました(笑)。ただ、セレッソの選手として戦う、と。札幌がどうこうというよりは、自分たちの価値を証明するという意味で、自分たちに矢印を向けて戦いました」
Q:入りは札幌のJ1残留に懸ける思いをかなり受ける展開になったが?
「昨年は立ち上がりにポンポンと点が取れたことで、ある意味イージーな部分もある試合展開になりましたが、今年は改めて札幌のサッカーの怖さを感じました。(前半の間にシステムも4枚に戻したが?)札幌も特殊なやり方なので、それを試合中に感じて対応する部分では、僕らも足りないと感じました」
Q:逆に後半は札幌の足も止まり、逆転まであと一歩に迫りました。
「耐えていれば相手は自滅する、チャンスは必ず来る、という話はしていました。むしろ得点が遅かったぐらい、前半の最後の方から僕らのペースだったので。最低限、ですね。逆転が少ないチームですが、少しは進歩したのかなと。逆転できる力をつけないといけないです」
Q:今の札幌に何か言葉をかけるとすれば?
「僕から何かを言える立場ではないですが、一つ言えることは、常に見ています、と。期待している、という言い方ではおかしいですが、見ています、ということです」
入りで圧を受けて失点も、システム変更を機に主導権を握り返し、山﨑の加入後初ゴールで同点に追い付く
2試合ぶりの勝利を目指して敵地に乗り込んだ明治安田J1リーグ第35節・北海道コンサドーレ札幌戦。先発は前節の磐田戦と同じ11人。古巣戦となる進藤亮佑、田中駿汰、ルーカス フェルナンデスも揃ってスタメンに名を連ねた。
開始早々、阪田澪哉がケガで交代するアクシデントに見舞われる。すぐに6分、奥田勇斗が入ったが、阪田がピッチを出ている間、10人で戦っていたセレッソは、札幌に押し込まれる展開が続くと9分、流れのままに札幌に先制を許す。前節の磐田戦と同様、入りで相手に主導権を渡すと、その後も試合のペースは札幌に握られたまま。初期配置は同じ3-4-2-1とは言え、ビルドアップの際はボランチが下りてボールを回す札幌に対し、セレッソは守備で相手を嵌めることができない。札幌に前がかりにボールを運ばれると、必然的に重心は下がり、攻撃陣との距離が開いて全体が間延び。セカンドボールも拾われ、苦しい展開が続いた。22分にも札幌に決定機を作られたが、ここはシュートが枠に飛ばず、事なきを得た。このプレーの直後、小菊昭雄監督はシステム変更を決断。西尾隆矢を左サイドバックに、為田大貴を1列前に上げる4-2-3-1にし、守備時はレオ セアラと北野颯太の2トップを基準にプレスをかけるやり慣れた形に戻すと、この変更の効果はすぐに表れる。29分には、この試合セレッソにとって最初の決定機。トップ下の北野が自らボールを奪ってドリブルで運び、セアラとのワンツーで突破してシュート。わずかに枠を外れたが、序盤の雰囲気とは違う空気が流れ始める。36分にもセレッソに決定機。前からの守備で相手を誘導、為田が高い位置でカットすると、背後へ抜けたセアラにラストパス。GKと1対1になったが、やや角度がなく、ここもシュートはわずかにポストの横。惜しくも同点とはならなかった。システム変更を機に守備も安定を取り戻した中、それでもいくつかの決定機を作られたが、危ないシーンでは西尾や奥田がブロック。札幌に追加点は与えず前半を折り返した。
後半開始から小菊監督は喜田陽に代えてカピシャーバを投入すると、この交代で配置も変化。田中がボランチに上がり、西尾が左サイドバックからセンターバックに戻り、為田が左サイドバックの位置に入った。すると、後半開始早々に決定機。為田がカピシャーバとの連係で左サイドを突破。左足のクロスにセアラがヘディングで合わせたが、わずかにクロスバーを越えた。54分にも田中のパスを受けた北野が縦に仕掛け、相手ペナルティーエリア内で進入を試みる。57分にも分厚い攻めの中から最後は奥田がミドルシュート。後半は入りから攻勢に出たセレッソだが、60分にはピンチも。札幌に中央を割られかけたが、奥埜博亮が戻ってカバー。シュートは打たせなかった。65分には、セレッソに2度目の選手交代。北野に代わって山﨑凌吾が2トップの一角に、奥埜に代わって柴山昌也がボランチに入った。後半は札幌の足も止まり始め、セレッソがボールを握る時間が増えると、76分には、山﨑の落としを受けたカピシャーバがドリブルで敵陣を切り裂き、ファウルを受けてFKを獲得。ペナルティーエリアのわずかに外の位置からフェルナンデスが狙ったが、シュートは枠を捉えることができなかった。それでも攻め続けたセレッソがついにゴールをこじ開けたのは85分。田中のボール奪取を起点にカピシャーバがドリブルで進入。相手にファウルを受けながらも粘り、こぼれ球を拾った田中が前方の柴山へパス。82分の選手交代を機に右サイドに回っていた柴山は、奥田のオーバーラップもうまく利用しながら相手のマークを外すと、カットインから左足で強烈なシュート。GK菅野孝憲が弾いたところを山﨑が詰めて押し込んだ。山﨑にとっては嬉しい加入後初ゴールとなったが、「同点ゴールだったので、『次、次』という感じ」(山﨑)で余韻に浸ることなく勝ち越しを目指してプレーを続ける。試合は後半アディショナルタイムに突入。8分という長い時間が取られた中、終了間際には札幌の菅大輝が強烈なミドルシュートを放つと、ラストプレーではセレッソも途中出場の上門知樹がフリーでシュート。ただし、共に枠を外れ、勝ち越しとならず、試合は1-1の引き分けで終わった。
前節に続き入りに課題を残したが、失点しても慌てず試合を進め、前半の終盤から後半にかけて戦況を跳ね返したセレッソ。「システムを変えて、人を代えて、色々なトライをしました。選手たちはしっかりとタスクを全うしてくれました」と小菊監督も振り返ったように、ベンチメンバーを含めてチーム全員で掴んだ勝点1となった。「僕自身は与えられた時間で結果を残せるように準備し、ホームで2試合続くので、サポーターの皆さんに勝つ姿を、小菊さんの下で躍動する姿を作っていきたい」とは殊勲の同点ゴールを決めた山﨑。次節はホームに戻ってのアビスパ福岡戦。再びチーム全員で戦い、3試合ぶりの勝利を目指す。