第1節
2026明治安田J1百年構想リーグ
2026.2.7土
セレッソ大阪
0
HOME
FULL TIME
0
ヤンマースタジアム長居
0-0
0-0
PK
4-5
ガンバ大阪
ヤンマースタジアム長居
42,101人
ヤンマーサポーティングマッチ
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
■アーサー パパス監督
「陥った状況を考えると、非常に素晴らしいメンタリティを持った選手の姿が見れたと思います。50分以上、10人で過ごさないといけない中で無失点、チャンスも作っていたことを考えると、これ以上、誇りに思うことはないです。素晴らしい一体感を感じ取れました。この大会はPK戦というルールがありますが、試合が終わった段階での素晴らしさはチーム全体で共有しました」
Q:10人になって以降の意思統一は素晴らしく、[5-3-1]で後ろのスペースを消して相手にチャンスを与えない戦い方、一体感は見事でしたが、退場者を出すまでの時間帯を振り返ると、ガンバにボールを支配されて、なかなかボールを前に運べずチャンスを作り切れなかった印象ですが、今日の試合で課題になったことは?
「立ち上がりは良かったと思います。強度を高く、高い位置でプレスをかけることができました。そこは悪くなかったですが、開始1分でイエローカードが出て、カードが早すぎるなということは思いました。両チームともアグレッシブにタフに戦って、まさにダービーという試合でした。しっかりと中のスペースを閉じることを意識したので、プレスのスイッチを入れることに難しさはあったかも知れませんが、良いエリアでボールを奪うこともできていました。ただし、そこからの質は足りなかったと思います。退場者を出す前、10分ぐらいに関しては相手のプレスをかわしていましたが、次のフェーズで少し苦労していたと思います。ただ、見た感じでは、僕はそこまで悪くはなかったと思っています。41分に退場者を出してからは、ディフェンスの裏にスペースを作らないことを意識しました。そこからの戦いは素晴らしかったと思います」
Q:PK戦の結果、敗戦にはなりましたが、試合後は選手たちにどういう声掛けをされましたか?
「誇りに思っている、と伝えました。一体感や、何が何でも止めるという強い意志。ペナルティーエリアでの守備。お互いのために戦うこと。これを見てファンは誇りに思うのではないかと思います。レギュラーシーズンであれば、50分以上を一人少ない中で戦って0-0という結果は称えられる内容だったと思います」
選手コメント
■キム ジンヒョン選手
Q:開幕スタメンでピッチに立っている姿を見て、少しグッとくる思いもありましたが、今日を迎えるまでの準備について
「誰よりも努力して、誰よりも練習の負荷も含めて、強度やメンタルも含めて、1日を精一杯過ごしてきました。それは今もそうです。いつ終わってもおかしくないぐらいの1日を、もっと自分に強く負荷を掛けていきたいと思って、ここまで準備してきました」
Q:宮崎キャンプでも、誰よりも追い込んで練習する姿がありましたが、やはり昨シーズンの悔しさもあって、今シーズンもう一度勝負する思いは強いですか?
「今年勝負するというより、サッカーに対してウソをつきたくない。1日、1秒も無駄にしたくなかった。昨年は難しい状況で、正直やりきれなかった部分もあります。振り返って、もっと自分に厳しくやらないといけないと考えました。その経験があったからこそ、今年は試合に出る、出ないに関係なく、自分にもっと厳しくしてやり切ることだけを考えています。(開幕スタメンについては)監督がよく見てくださった、という思いです。でもまだポジションを取ったとは思っていないので、また明日が自分との戦いになると思っています」
Q:一人少ない時間が多かった中で無失点で抑えたことは、守備陣としては評価できる結果になったと思うが?
「間違いなく昨年は失点が多かったですし、失点を減らさないといけないとGK陣みんなが思っていました。プレッシャーもありましたが、最初から失点ゼロで抑えたいという思いで、自分らしくプレーしようと試合に臨みました」
Q:最後のPK戦については?
「みんなの期待に応えられなくて申し訳ない気持ちと責任を感じています。今も悔しさがなかなか消えません。90分みんながあれだけ走ってくれて、あれだけ体を張ってシュートブロックもしてくれたので、それに応えられなくて、責任を感じています」
Q:サポーターから「ジンヒョンとともに」という横断幕もかかげられていたが?
「見ました。サポーターの皆さんから愛されているなと思って、グッときました。何よりも、それに結果と自分のパフォーマンスで応えないといけないと試合前から責任も感じました。悔しかった昨年も色んな方から声を掛けてもらったので、今年恩返しできればという思いもあります。それとともに、自分にもっと厳しくやっていきたいと思います」
■中島 元彦選手
Q:退場者を出すまでの時間帯について。相手をはがして攻めるシーンもあったが?
「11人の時間帯はカウンター気味で自分が収めてからチャンスも作れましたけど、そこからのクオリティが低くて決定機にはなりませんでした。チームとしてもう少し迫力ある攻撃ができるように、質を高めていかないといけないと思いました」
Q:退場者を出してからの時間帯について。粘り強く守って90分では0-0で終えたが?
「10人になったので、やれることも限られていましたが、誰一人集中を切らすことなく守り切れたことは良かったです。昨シーズン、11人いる中でも失点が多かったので、こういうプレーを11人の時もできたらもっと順位も上がると思います。10人だから、ということではなく、11人の時も同じクオリティでやれたらもっと良いチームになると思ったので、
得るものが多かったと思います」
Q:PK戦は1番手でしたが、志願した?
「はい、チームとして決まっていました。相手GKの手が吹っ飛ぶぐらい蹴ろうと思っていました」
Q:4万人以上が入った大阪ダービーをプレーした感想は?
「思ったよりプレッシャーはかからなかったですが、やっぱり勝ちたかったですね」
■櫻川 ソロモン選手
Q:セレッソでのデビュー戦になりましたが、試合を振り返ると?
「ここからという時間で退場者が出てしまい、自分としてもシュートゼロなので悔しいスタートにはなりましたが、チームとしては10人でも耐えて、最後は相手も退場者を出して自分たちもチャンスがあったことはポジティブです。昨年は失点が多かったということですが、今年最初の試合で守り切れたことはポジティブな要素かな、と。ですが攻撃では自分も含めて得点ゼロだったので、そこは次の試合に向けてやっていきたいです」
■田中 駿汰選手
Q:押し込まれた展開の中、失点ゼロで終えた試合になったが?
「ワンチャンスを狙っていたので、セットプレーなどで取れたら良かったです。何とか失点ゼロで抑えることはできましたが、PKで負けているので、悔しかったです」
Q:クロスをはね返すシーンも多かったが?
「中の対応としては良かったと思います。セットプレーの守備もそうですが、今年は高さが加わっているので、安定感は出てきていると思います。クロスを受けてもしっかりはじけることは今年の良さだと思います」
Q:退場者を出す前の時間帯では、ガンバの圧を受けてしまうシーンもあったが、攻撃面で改善しないといけないと感じた部分は?
「映像を見ないと分からない部分もありますが、もっとボールを持っていない時に動くこと、しっかり顔を出せるかというところだと思います。ちょっとした所だと思うので、そういうところを突き詰めていきたいです」
Q:新たなFWの櫻川ソロモン選手、イェンギ選手をどう生かしていきたい?
「ソロモンに頼って放り込んでしまうと相手も守りやすいと思うので、ソロモンの良さも生かしながら、ソロモンのところで相手もボールウォッチャーになると思うので、他の選手が背後を狙うことも大事になってくると思います」
Q:4万人超えの大阪ダービーでプレーした感想は?
「景色は圧巻でした。その中で勝てなかったことは申し訳ないです」
■登里 享平選手
Q:90分の中での0-0というスコアを振り返ると?
「10人になって戦い方がハッキリしましたが、それ以前の戦いでは、球際でこぼしたりして相手に流れを持っていかれました。セカンドボールを拾われることも多く、そこで相手も推進力を持って前に出てきたと思います」
Q:10人になってからの戦い方については?
「引き込む所と、取り返す所はハッキリできたと思います。失点しない中で、セットプレーなどで取れたらという思いでやっていました。失点ゼロはポジティブに捉えながら、試合の入り方も含め、課題はいっぱいあります。次はしっかり攻撃に時間をかけられるようにしたいです。今日はガンバの勢いや球際で乗らせてしまったと思いますが、そこは改善できる部分なので。勝負はそういう所に転がっているので、もっとこだわっていきたいです。自分としては、もっと落ち着かせないといけないところでバタバタしてしまったので、しっかりとコントロールできるようにやっていければと思います」
■石渡 ネルソン選手
Q:セレッソでの復帰初戦になりましたが、大阪ダービーでヤンマースタジアム長居のピッチに立ってプレーした思いは?
「勝ちたかったのが一番の思いです」
Q:後半から入って5-3-1の3の真ん中をやっていましたが、どういった意識でプレーしていましたか?
「ボスも『守備の時間は増えると思うから、焦れずに全員でカバーし合おう』と言っていたので、自分もスライドの部分は意識していましたが、もっと早くスライドしたり、もっと準備を早くできる部分はありました。途中から(田中)駿汰くんが3枚の真ん中に入って、僕が3枚の左に入りましたが、駿汰くんはあのスペースも全部一人でカバーしていたので、(自分は)全然、足りないなと感じました」
Q:相手とかなり戦っていたが、大阪ダービーの強度に関しては?
「バチバチしていて楽しかったです。昨年はJ2でやっていて一回でターンではがせた所も潰されたので、『これだと無理なんや』と自分で分かったことが大きいです。でも、今日出て『もっとやれるな』という思いです。もう一つ強さも判断スピードも上げることを意識していきたいです」
■イェンギ クシニ ボジャ選手
Q:日本での公式戦デビュー戦が大阪ダービーという大舞台になりましたが、試合を振り返ると?
「最高の雰囲気でした。たくさんの人の前でプレーできたことは良かったです」
Q:1人少ない難しい状況の中、ワントップに入りましたが、あの時間帯で考えていたことは?
「1人少ない状況は難しかったですが、ポジティブなエネルギー、活力をもたらそうと思って試合に入りました」
Q:今日はボールを触るシーンは少なかったと思うが、次節も含め、サポーターにどのようなプレーを見せたいですか?
「次の試合を考えるより、まず明日どうするか。リカバリーをしっかりすることを考えたいです」

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百年構想リーグの幕開けとなった大阪ダービー。前半に退場者を出す厳しい展開の中、10人で耐えて無失点でしのぐもPK戦で敗戦
シーズン移行を夏に控えた中、特別大会として行われる明治安田J1百年構想リーグが幕を開けた。WESTグループ地域リーグラウンド第1節、セレッソ大阪の相手はガンバ大阪。舞台はヤンマースタジアム長居。試合前には両サポーターが完成度の高い鮮やかなコレオグラフィを掲出。42,101人の大観衆で埋まった景色は壮観の一言に尽きた。
「両チームともアグレッシブにタフに戦って、まさにダービーという試合」。試合後にアーサー パパス監督も振り返ったように、立ち上がりから両チームの勝ちたい思いが激突。もっとも、1分にチアゴ アンドラーデ、3分には鈴木徳真。両チームに立て続けに警告が出るなど試合は荒れ模様の展開に。前半のセレッソは主導権を握ることに苦しんだ。イェンス ヴィッシング新監督を迎えたガンバのアグレッシブな守備に対し、「球際でこぼしたり、相手に流れを持っていかれました。セカンドボールを拾われることも多く、そこで相手も推進力を持って前に出てきたと思います」と登里享平も振り返る。8分、17分と続いたガンバの決定機では、ポストとクロスバーに救われたが、セレッソは中盤でボールを落ち着かせることができず、攻撃の形を作れない。そうした中で奮闘したのがトップ下で先発した中島元彦。14分、相手に囲まれながらもボールを失わない力強いドリブルで運び、左サイドのチアゴに展開してチャンスを構築。期待の新戦力、櫻川ソロモンも前線でのキープ力を発揮する場面もあり、40分には櫻川を起点に決定機。ただし、背後から飛び出した喜田陽のシュートはGK東口順昭の好守に阻まれた。前半序盤の劣勢から少しずつ自分たちの形を作り始めていた矢先、41分にアクシデント。セカンドボールを巡る争いで起きた田中隼人のタックルが、著しく不正なプレーとみなされ1発レッドで退場に。ここから前半終了までは田中駿太を下げて[5-3-1]を形成。守備に重きを置いて0-0で折り返した。
後半開始からパパス監督は本間至恩とチアゴに代えて阪田澪哉と石渡ネルソンを投入。布陣はそのまま[5-3-1]で、阪田を右のウイングバック、石渡を中盤3枚の中央に置いた。後半もボールはガンバに握られたが、サイドから入ってくるクロスはしっかりと中ではじき、ミドルシュートもGKキム ジンヒョンがセーブ。「セットプレーの守備もそうですが、今年は高さが加わっているので、クロスを受けてもしっかり弾けることは今年の良さ」とは田中駿。キャンプから自らを追い込み、開幕スタメンを掴んだジンヒョンも、「昨年は失点が多かった。今年は最初から失点ゼロで抑えたいという思いでプレーしました」と振り返る。63分には喜田に代わり吉野恭平が入り、吉野が3センターバックの左に、田中駿が再び1列上がって中盤の真ん中に入り、石渡が中盤3枚の左に移った。71分には1トップもテコ入れ。期待の新戦力、イェンギ クシニがJ公式戦デビューを果たす。すると78分、敵陣でのスローインをイェンギが収め、田中駿を経由して阪田がシュート。10人でもゴールを目指す姿勢を見せる。84分には、ガンバの岸本武流がこの試合2枚目の警告で退場に。数的同数になった試合はここから互いにゴールに迫るシーンを作ったが、得点は生まれず。セレッソも体を投げ出したシュートブロックなど最後まで隙を見せることはなかった。「誰一人集中を切らすことなく守り切れたことは良かった。11人の時も同じクオリティーで(守備を)やれたらもっといいチームになる。得るものが多かったと思います」と中島。この試合では割り切って後ろに人数を固めたこともあるが、今後も自陣ゴール前での粘り強さは継続していきたい。
90分の中ではスコアレスで終わった一戦だが、百年構想リーグの特別ルールとしてPK戦に突入すると、先攻はセレッソ。1番手の中島が正面に強烈なシュートを叩き込むなど、両チーム4人目までは全員が成功した中で迎えた5人目。セレッソは阪田がクロスバーに当ててしまう。その後ガンバの5人目、安部柊斗に決められ敗戦。(勝点1を獲得)。大阪ダービー史上初のPK戦による決着となった一戦。悔しさも残ったセレッソとしては、4月に控える敵地での大阪ダービーで、90分で勝利して必ず借りを返したい。