第10節
2026明治安田J1百年構想リーグ
2026.4.11土
ガンバ大阪
0
AWAY
FULL TIME
1
パナソニック スタジアム 吹田
0-1
0-0
セレッソ大阪
チアゴ アンドラーデ (40')
パナソニック スタジアム 吹田
35,137人
ギャラリー
監督コメント
選手コメント
■チアゴ アンドラーデ選手
Q:大阪ダービーで勝利をもたらした見事な先制点でした。ゴールの場面を振り返ると?
「アリガトウ(笑)。(田中)駿汰がボールを受けた瞬間、裏に抜ける意識はありました。上手くボールが入りました。ただ正直、シュートに関しては、必ずしも狙ったものではなかったです。何も考えず、とにかくゴールに向かえばいい、という思いで蹴りました(笑)」
Q:1トップでの先発でしたが、これまでこの位置でスタートしたことはありますか?
「9番のポジションでプレーするのは初めてでした。今週、ボス(アーサー パパス監督)と話す中で、彼からは、『自分の力を9番で発揮して欲しい』と伝えられました」
Q:(普段の)ウイングとも違うと思いますが、プレーした感触は?
「慣れないポジションでしたが、1週間準備してきた中で、ボスからも色々と指導をしてもらって、今日はそれが上手くいったので。良かったと思います」
Q:試合後の会見でパパス監督は、「昨日、ポジションを伝えた」と話していましたが、練習ではやっていた?
「厳密に言えば、1週間ずっとやってきたわけではなく、流れの中で1トップに入る時間もあったということです。1トップで先発することを伝えられたのは、前日のタイミングでした」
■田中 駿汰選手
Q:激闘となった大阪ダービーを制したことについて
「勝てたことにホッとしています」
Q:先制アシストとなったスルーパスについて
「モト(中島元彦)がヒールで落としてくれた瞬間、チアゴに出す選択肢以外なかったです。あとはタイミングだけでした。チアゴは速いので、そのスピードを活かすパスを出せて良かったです」
Q:自身の感触としても、完璧なパスでしたか?
「そうですね。ほぼパーフェクトなスルーパスだったと思います」
Q:先ほどチアゴ選手は、「シュートは狙い通りではなかった」と言っていましたが、田中選手としては、「ダイレクトで打ってくれ」というメッセージが込められたパスですよね?
「そうですね。ワンタッチで打てるようにと思って出しました。(チアゴが)抜け出すタイミングは完璧でした。僕が持ったら走り出してくれますし、相手にとってあのスピードは脅威だと思います」
Q:チアゴ選手が1トップでスタートすることは初めてでしたが、試合前は不安と楽しみな部分と、どのような気持ちでしたか?
「不安な気持ちはほぼ無かったです。絶対良い方に転ぶと自分は思っていました。真ん中にいれば右でも左でも背後を取れるので、チームとしてアドバンテージになると思っていました。相手を引っ張ってくれるので、そこでパスが出なかったとしても、相手のCBやディフェンスラインはストレスがかかると思います。相手にジャブを打ち続けた、という表現になると思います」
Q:後半、中村航輔選手のPKストップの後、一度はネットを揺らされて、そこからVARが入り、確認する時間が長かったですが、ピッチ内ではどのような心境でしたか?
「オフサイドだろうな、という感覚はありました。ただ、『どの結果になろうと、やることは変わらない』とボスとも喋っていたので、良い準備はしていました」
Q:PKストップもあり無失点で終えましたが、今日の守備で良かったことは?
「個や球際で戦うことは、気持ちが見えていました。スライドも出来ていました。そこが出来ていれば、攻撃も上手くいく。今日は全てにおいて良かったと思います」
Q:開幕戦で負けたことも、この試合に臨むモチベーションになりましたか?
「もちろん、ありました。PK戦ではありましたが、ホームで相手が喜ぶ姿をサポーターに見せてしまったので、今日は逆に相手のホームで自分たちが勝って喜ぶ姿を見せ付けてやろうと思っていたので、良かったです」
Q:大阪ダービーで90分勝利を得たことを、今後にどうつなげていきたい?
「やっぱりダービーは特別ですし、普段の試合とは違う感情になります。お互い負けられないプライドが懸かっているので、やりがいは感じますし、ダービーに勝つことは重要です。ただ、この試合を次に生かしていかないといけない。上位を目指してやっていきたいです」
■中島 元彦選手
Q:最後は“これぞダービー”という、気持ちと気持ちがぶつかり合う試合になったが、勝ち切った瞬間の思いは?
「航輔様々やな、とは思いますが(笑)、勝てて良かったです」
Q:後半、中村航輔選手のPKストップの後、一度はネットを揺らされて、そこからVARが入り、確認する時間が長かったですが、ピッチ内ではどのような心境でしたか?
「自分としては、オフサイドかどうか分からなかったので、祈るぐらいでした(笑)。ただ、止めると思っていましたが、それを信じ切れずにセカンドボールのところで止まっていた自分がいたので、それを後悔しながら待っていました。航輔、凄いなと思いました」
Q:あれだけPKを止めるGKは、敵でも味方でもあまり見ない?
「ホンマに凄いと思います。普段のシュート練習でも、航輔相手だと力が入ってしまう。味方にいて良かったと思います」
Q:先制点につながった、ヒールで残したプレーについては?
「シバ(柴山)がパスを出した後、走るレーンが駿汰と重なってしまったのですが、駿汰より先に触れると思って。相手が思ったより僕に食い付いてくれたので、思い切って駿汰に残しました。相手のディフェンスラインも人が少ない状況だったので、残しながら前に出せば何かあると。駿汰のパスも上手かったですし、チアゴのランニングも良かった。あのタイミングでしか生まれなかった、良いゴールだったと思います」
Q:大阪ダービーに懸ける思いは強いですが、勝利した気持ちは?
「この試合を見ているジュニア世代の選手たちが、セレッソでプレーしたいと思ってもらえるようにと思ってプレーしました。ガンバに勝って当たり前という優位な時代が来るように、自分たちが勝つことで、そういう子どもたちをセレッソに引き込めると思います。小さい子は勝っているチームに行きたいと思うので。まだ少しガンバの方が上、という現状はあるのかも知れないですが、それを覆していきたいです」
■大畑 歩夢選手
Q:まさに激闘でしたが、大阪ダービーに勝ち切った思いは?
「この試合の重要性は理解していました。日本一熱いダービーだと思いますし、順位に関係なく勝ち切ることを全員で意識して、勝利に向かってプレーできました」
Q:前半から対面の山下選手とバチバチやり合う場面がありましたが、スピードでも負けていないことが頼もしかったです。対峙した感覚はいかがでしたか?
「常に背後を狙っている嫌な選手でしたが、そこで自分が抑えたら、ガンバの攻撃も一つ消えると思ったので、そこは意識していました」
Q:先制点の直前にシュートブロックがありました。あの守備も大きかったと思うが?
「そこはディフェンスの選手としては当然というか。体を最後に投げ出して守ることは、プライドを持って戦いました」
■中村 航輔選手
Q:これぞ大阪ダービーという熱いゲームでしたが、勝ち切った思いは?
「重要な一戦だと思っていましたし、チームとして勝利を目指して臨んだ結果、素晴らしい結果になったので良かったです」
Q:後半のPKストップの場面はしびれました。止めた瞬間の気持ちと、その後、ネットを揺らされましたが、結果的にオフサイドで無得点でした。一連の流れを振り返ると?
「運もあったと思います。何とかチームに貢献できたと思います。(PKストップは)最終的に自分の手の届くところにボールが来たので、運もあったと思います」
Q:前半、先制点の直前には足でのビッグセーブもあったが?
「集中力を維持して、しっかり準備していました。良い結果に出たことは良かったです」
Q:体を張って守るシーンもありました。チームとして無失点で終えたことについて
「最後のところでチーム全体としてゴールを割らせなかったことは非常に良かったと思います。1-0というスコアで終われたことは、チームとして上手くいったと評価して良いと思います」
Q:監督はビルドアップの部分で評価もされていました。自身としては、つなぎの部分ではいかがですか?
「クオリティーの高い選手が揃っていますから、何とかその部分でもサポートしていけるように、チームに良い貢献ができればと思っています」
Q:シーズン前半戦は、勝点としては伸び悩んだと思いますが、このような大きい試合で勝点3を積んだことを、どうつなげていきたいですか?
「おっしゃる通りだと思います。なかなか勝点を積めずに苦しい時期もありましたが、こういったゲームで勝点3を取れたことは大きいです。引き続き次の試合でも勝点3を目指して頑張りたいです」
■上門 知樹選手
Q:練習試合で復帰した後、「公式戦も準備している」と話していましたが、実際にメンバーに入った思いは?
「約10ヶ月ぶりのメンバー入りだったので、試合までの取り組みや準備のところであまり覚えていないところもあったので(笑)、久しぶりだなと、そこで改めて実感しました。試合前のミーティングも含めて、無事に復帰できたんだと感じました」
Q:ミーティングの話もありましたが、サポーターのバス待ちも含め、大阪ダービーということで、復帰のスイッチがグッと入った感覚もありましたか?
「ボスが役割を提示してくれたので、僕らはやるだけでした。試合前にロッカーに入った時も、サポーターの映像をみんなで見て士気を高めていたので、みんな気持ちも入っていました。前回やられているので、その借りは必ず返したかった。とにかく勝てて良かったです」
Q:リードしている時間帯で入りました。カウンターも狙いつつ、守り切ることがミッションだったと思いますが、自分の役割はどう捉えていましたか?
「そうですね。あの時間帯で入ったら、ゴールというよりは、しっかり守備をして、そこから出て行く役割はありました。とにかく守備でやられないことを意識として持ちながら、久しぶりの公式戦だったので、フィーリングはやりながら上手く合わせていくことが必要でした。とにかく、試合に出て失点ゼロで抑えることができたことは良かったです。守備陣を中心に全員で頑張ったと思います」
Q:試合後は、全員でサポーターに挨拶した後、最後に上門選手へのチャントもありました。10ヶ月ぶりにピッチで聞いた思いは?
「アップの時も、僕のチャントを一番大きな声で歌って下さって、そこで鳥肌が立ちました。言い表せない感情が出てきて、(泣きそうになって)あぶなかったです(笑)。そこはしっかり堪えて、試合に勝って、最後にチャントを歌ってもらえる喜びを感じました。愛されているなと感じました。ダービーに勝って、皆さんが気持ちよく帰れたことが一番良かったです。サポーターの皆さんの勝利かなと思います」

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■アーサー パパス監督
「まさにダービーという試合でした。お互い、互角に戦いながら、開幕戦とはまた違った試合展開になったと思います。特に立ち上がりが素晴らしかったです。『強度を高く入ろう』と試合前に話していたのですが、最初の15分、アグレッシブにプレスをかけて、プレッシャーをかければ相手もロングボールを蹴ってくると把握していました。『15分をしっかりやり切って、そこから良い試合をしていこう』と。良い流れのまま先制点を取れたことも大きかったです。もちろん、試合の中ではディフェンスが必要な時間帯も多かったです。その中でも全員でハードワークして守備ができたことも良かったです。アウェイでのダービーの勝ち方ができたと思います。サポーターの皆さんのことも誇らしく思います」
Q:まさしく試合の入りが良かったと思います。配置について伺うと、チアゴ アンドラーデ選手の1トップは、記憶にある限り、昨シーズンのアウェイ川崎戦の途中で数分間やっただけかなと思うのですが、今日、彼をトップで起用した理由と、実際に決勝点も取りましたが、試合の中での手応えについて
「パフォーマンスに関しては素晴らしかったと思います。昨日、そこ(1トップ)でプレーすることを伝えました。ここ数日、(櫻川)ソロモンの体調が思わしくなく、スタートは厳しいという所で、昨日、伝えました。上手く適応してくれました。選手がいない中で上手くはめないといけないのが現状でもありますが、チアゴがそこで出て、スピードを発揮して裏を取ってくれました。(相手が)予測不能なプレーをすることができる選手でもあり、そこも上手くはまったと思います」
Q:今日はフィールドプレーヤー全員の体を張った守備が見られ、チーム全体で守り切った試合だと思いますが、特にGK中村航輔選手がPKストップを含め、多くのビッグセーブで勝点3をもたらしたと言っても過言ではないと思いますが、彼の存在感について
「彼だけが勝点3を手繰り寄せたというわけではなく、チーム全体で取った勝点3だとは思いますが、当然彼の役割も重要でした。ビッグセーブが求められる場面でしっかり止めてくれる選手です。私の監督としてのキャリアの中でも、あれだけPKを止める選手は見たことがありません。今日のPKの場面も『止めてくれるだろう』と自信を持って見守っていました。ただ、今日はそれ以上に、ビルドアップの局面での勇気、勇敢さが素晴らしかったです。我々がやりたいプレーを実現するために、特に重要な局面でそれをやってくれた。そこが先週との大きな差になったと思います。全員がやるべきことをしっかりやる、同じ絵を描けていたことが大きかったと思います。もう一つ付け加えるなら、今季はガンバと200分試合をしていますが、まだ得点を許していません(笑)」
Q:おっしゃるように、開幕直後と比べて中村航輔選手のビルドアップが向上しているように感じます。チームのやり方に適応しようとする彼の吸収力の高さでしょうか?
「このスタイルをやる上で、オープンマインドで吸収することは必要なので、そこは間違いないと思います。また少し別の視点で話すと、今日の先発の平均年齢は、我々は25歳、相手は29歳。私たちは何かを成し遂げるために選手を買ってくることは難しく、育てていく必要があります。一つのモノを構築するために、全員で同じイメージを共有しながらプレーすることは必要不可欠です。その意味で今日はポジティブなゲームでしたが、来週はまた別の試合になるので、切り替えていく必要があります」
Q:話されたように、今日は先発の平均年齢がガンバさんより4歳若かったです。以前から監督は「クラブとコミュニケーションを取って、プロジェクトを進めている」という話もされていますが、その意味では、若い選手たちでこのビッグマッチに勝利したことは、経験値を積めたことも含め、大きな意味をもちますか?
「今日は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。チームとして一体感を持ってプレーすれば、年齢は関係ないことを見せてくれました。試合に入る信念、勇気、メンタリティーが今日は良かったです。ただし、若い選手にありがちな波をシーズンの中で見せてしまうことが今季の課題だと思っています。これをしっかり乗り越えて、次のウインドーで適切な発展をしていければ、チームとして大きな飛躍ができると思っています。シーズンが始まるにあたって、J1で多くの出場時間を経験していない選手もいましたが、間違いなく彼らの力は必要不可欠になります。私は彼らをプレーさせる責任を引き受けることができます。もちろん、楽な仕事ではないですし、良い日もあれば難しい日もありますが、クラブにはビジョン、プランがあるので、それを受け入れて進んでいくことが今シーズンは大切だと思っています」